昨日、新潟県労働金庫創立60周年記念式典・祝賀会を開催しました。
県内外から500名近い方々がご出席下さり成功裏に終えることができました。
会員をはじめご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
式典の挨拶で感謝と決意を述べました。
「新潟県労働金庫は、1952年6月10日に信用組合新潟県労働金庫として新潟と高田で営業を開始しました。その年の預金残高は4,100万円でした。今年3月末では7,238億円ですので、約18,000倍となりました。草創期から今日までその時々において新潟労金を育てて下さった会員の皆様、役職員・関係者の皆様、ご指導いただいた行政をはじめ各機関の皆様、そして労金協会・連合会をはじめとする全国の労働金庫の皆様に改めて深く感謝申し上げます」
これからの新潟労金について
「60年を迎えてこれからも変わらない労働金庫の役割は、社会の中で困難な状況に置かれている人たちに手を差し伸べることです。この役割を助け合い協同組織金融機関の会員の皆様の連帯の力で、より一層しっかりと果たして参りたいと考えます。
困っている仲間にお金を融通してあげよう、働く者の助け合いが労働金庫の原点です。創立当時は、労働者は一般の金融機関からなかなかお金を貸してもらえませんでした。預貸率が90%を超えた時代もあり、仲間のために労働金庫に資金を金を結集しようということで会員の皆様から労働金庫運動を推進していただいて、新潟労金は多くの県民・労働者のニーズに応えてその暮らしを支える役割を果たして来ることができたと思っております」
「二つ目には、地域社会との関わりを強めていくことです。新しい公共ということが提起されていますが、その担い手として期待されているNPOや協同組合などを応援する役割がいま労働金庫に期待されていると感じています。これは新しい挑戦です。
今年2012年は国連の国際協同組合年ですが、国連がテーマではなく組織を採り上げて国際年に定めるのは珍しいことだそうです。経済のグローバル化の負の側面は世界に格差と貧困を拡大しました。問題解決に向けて国連は協同組合に期待を寄せたのです。労働金庫は協同組織の金融機関で基本的には共助・共益の組織ですが、国連は世界の協同組織に共助・共益の担い手となることを期待しています。格差と貧困が広がる社会状況を克服して公正で持続可能な社会の実現に向けて労働金庫が果たす役割は大きくなっていくはずで、こうした期待にも応えていかなければなりません。60周年記念事業で「NPO応援ローン」を新設したのもその一環です。地域社会の担い手を金融の面から応援していく労働金庫を目指して着実な歩みを始めて行きたいと思っております」
「三つ目は、新潟労金がお客様と向き合うときの基本姿勢です。
新潟労金は2004年に生涯伴侶宣言というものをさせていただきました。お一人おひとりのお客様と向き合い、生涯のパートナーとしてお付き合いをさせていただきたいということです。
私ども労働金庫は営利を目的といたしません。働く人たちの生活を支えることを目的として60年歩んで参りました。人生の好い時も悪い時もお客様に寄り添いその暮らしをお支えする労働金庫であり続けます。そのためにこれからも誠心誠意努力していくことを誓います」
県内外から500名近い方々がご出席下さり成功裏に終えることができました。
会員をはじめご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
式典の挨拶で感謝と決意を述べました。
「新潟県労働金庫は、1952年6月10日に信用組合新潟県労働金庫として新潟と高田で営業を開始しました。その年の預金残高は4,100万円でした。今年3月末では7,238億円ですので、約18,000倍となりました。草創期から今日までその時々において新潟労金を育てて下さった会員の皆様、役職員・関係者の皆様、ご指導いただいた行政をはじめ各機関の皆様、そして労金協会・連合会をはじめとする全国の労働金庫の皆様に改めて深く感謝申し上げます」
これからの新潟労金について
「60年を迎えてこれからも変わらない労働金庫の役割は、社会の中で困難な状況に置かれている人たちに手を差し伸べることです。この役割を助け合い協同組織金融機関の会員の皆様の連帯の力で、より一層しっかりと果たして参りたいと考えます。
困っている仲間にお金を融通してあげよう、働く者の助け合いが労働金庫の原点です。創立当時は、労働者は一般の金融機関からなかなかお金を貸してもらえませんでした。預貸率が90%を超えた時代もあり、仲間のために労働金庫に資金を金を結集しようということで会員の皆様から労働金庫運動を推進していただいて、新潟労金は多くの県民・労働者のニーズに応えてその暮らしを支える役割を果たして来ることができたと思っております」
「二つ目には、地域社会との関わりを強めていくことです。新しい公共ということが提起されていますが、その担い手として期待されているNPOや協同組合などを応援する役割がいま労働金庫に期待されていると感じています。これは新しい挑戦です。
今年2012年は国連の国際協同組合年ですが、国連がテーマではなく組織を採り上げて国際年に定めるのは珍しいことだそうです。経済のグローバル化の負の側面は世界に格差と貧困を拡大しました。問題解決に向けて国連は協同組合に期待を寄せたのです。労働金庫は協同組織の金融機関で基本的には共助・共益の組織ですが、国連は世界の協同組織に共助・共益の担い手となることを期待しています。格差と貧困が広がる社会状況を克服して公正で持続可能な社会の実現に向けて労働金庫が果たす役割は大きくなっていくはずで、こうした期待にも応えていかなければなりません。60周年記念事業で「NPO応援ローン」を新設したのもその一環です。地域社会の担い手を金融の面から応援していく労働金庫を目指して着実な歩みを始めて行きたいと思っております」
「三つ目は、新潟労金がお客様と向き合うときの基本姿勢です。
新潟労金は2004年に生涯伴侶宣言というものをさせていただきました。お一人おひとりのお客様と向き合い、生涯のパートナーとしてお付き合いをさせていただきたいということです。
私ども労働金庫は営利を目的といたしません。働く人たちの生活を支えることを目的として60年歩んで参りました。人生の好い時も悪い時もお客様に寄り添いその暮らしをお支えする労働金庫であり続けます。そのためにこれからも誠心誠意努力していくことを誓います」