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「開くべきでないバルブが開いた」 「787」燃料漏れで日航が見解、日航のB787型機が今度は燃料漏れ

2013-01-09 14:43:24 | ウエーブニュース

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE90701B20130109?sp=true
2013年 01月 9日 12:30

[東京/ニューヨーク 8日 ロイター] 米ボストン・ローガン国際空港で8日、離陸準備に入っていた日本航空(JAL)(9201.T: 株価, ニュース,レポート)のボーイング(BA.N: 株価, 企業情報,レポート)787型旅客機(ドリームライナー)が燃料漏れのためいったん離陸を取りやめ、ゲートに帰還した。

JALが保有する同型機では、前日も同空港で発火する事態が発生しているものの、JALの広報担当者は「787」の今後の購入計画に変更はないとしている。

空港関係者によると、燃料漏れが発生したのは7日とは別の機体。東京に向かう便で、約40ガロンの漏れが発見された時には離陸準備に入っており既にゲートを離れていた。発火はなく負傷者も出ていない。乗客は機体から降ろされたとしている。8日の米株市場でボーイング株は約2.7%続落した。

7日に調査員1人を同空港に派遣した米国家運輸安全委員会(NTSB)は8日、さらに2人の調査員を派遣。このほか、連邦航空局(FAA)、ボーイング、日本の運輸安全委員会、JALも調査している。NTSBは、8日の燃料漏れは事故でないため、調査の対象にはならないとの認識を示した。

7日に発火したのはジーエス・ユアサ コーポレーション(6674.T: 株価, ニュース, レポート)製の補助動力用電池。「787」向けは同社が全量を供給している。GSユアサの広報担当者は発火の原因について「調査に全面協力する」と述べた。

ボーイングの最新鋭中型機「787」は新素材を使った軽量機体が特徴。燃費性能は現行機に比べて約20%向上しており、既存路線の採算改善が望める。また、大型機では運航できなかった新ルートの開拓も可能となるため、日本の航空会社は同機の導入で国際線事業の競争力を高めようとしている。

JALは将来的に「787」を45機導入する予定で、ボストン線のほか、サンディエゴ線、シンガポール線など7機が稼働。一方、全日本空輸(ANA)(9202.T:株価, ニュース, レポート)も2021年度までに66機導入する計画で、すでに17機を稼働し、国内線のほか、フランクフルト線やシアトル線、北京線などで運航している。

ANAの広報担当者もJALと同様、今後の機材の購入計画に変更はないとしており、当初の計画通り、今月11日からは「787」でサンノゼ線の運航も始めるという。

「開くべきでないバルブが開いた」 「787」燃料漏れで日航が見解
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20130109522.html
2013年1月9日(水)12:55
(産経新聞)

 日本航空は9日、ボストン国際空港で、現地時間8日に起きた成田行きの最新鋭機ボーイング787が離陸前に燃料漏れを起こした原因について、「本来は開くべきではない中央燃料タンクと左翼タンク間のバルブが開き、左翼タンクの燃料があふれ、その一部が機体の外に漏れ出した」(広報部)と説明した。

 燃料は緊急時に燃料を機体の外に放出するベント(穴)などを通っており、機体のそのほかの部分に影響はないもようだ。同機は燃料システムを点検し、バルブの緊急補修を行い成田に向け出発した。

 成田到着後、バルブなどの関連機器を交換。故障した機器を工場で解析し、原因を解明する。

 国土交通省は同社に対し状況や原因の適時報告を求めているが、「現段階では(同型機すべての)緊急点検などは指示はしていない」(航空局航空事業安全室)としている。


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