「河野談話で一応の区切り」信じたのに…石原氏

「河野談話で一応の区切り」信じたのに…石原氏
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140402-567-OYT1T50093.html へのリンク
2014年4月2日（水）20:53
読売新聞

　石原信雄・元官房副長官は２日、参院統治機構調査会に参考人として出席し、いわゆる従軍慰安婦問題で日本政府が「おわびと反省の気持ち」を表明した１９９３年の河野洋平官房長官談話を発表することで、韓国政府が関係改善を図る考えを日本側に伝えていたことを明らかにした。

　石原氏は、「意に反して慰安婦にされた人がいると認めることで、韓国側も『（慰安婦問題に）一応の区切りを付け、未来志向で行く条件が出来る』と言った。それを信じて談話を出した」と述べた。

　石原氏は河野談話とりまとめの実務責任者で、２月の衆院予算委員会でも参考人として作成過程を証言し、韓国が現在も慰安婦問題で厳しい態度を取っていることについて、「当時の日本政府の善意が生かされていない」と批判していた。

河野談話見直さず…政府が答弁書を決定
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140401-567-OYT1T50124.html へのリンク
2014年4月1日（火）17:44
読売新聞

　政府は１日の閣議で、日本政府がいわゆる従軍慰安婦問題で「おわびと反省の気持ち」を表明した１９９３年の河野洋平官房長官談話を「見直すことや新たな談話を発表することは考えていない」との答弁書を決定した。

　自民党の萩生田光一総裁特別補佐が、新談話を出すことの必要性を主張したことを受け、新党大地の鈴木貴子衆院議員が質問主意書を提出したのに答えた。