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2013年7月2日(火)11時26分配信 日刊ゲンダイ
2010年に西麻布で起きた海老蔵暴行事件や、昨年の六本木襲撃事件でメンバーが逮捕された暴走族「関東連合」。その元最高幹部が先月末に手記「いびつな絆 関東連合の真実」を上梓(じようし)。芸能界に激震が走っている。
同書ではグループの内実や六本木事件の真相、そして事件を主導し、殺人容疑で国際手配されているリーダー、見立真一容疑者の残忍な素性について言及。また、これまで臆測の域を出なかった関東連合と芸能界の関係についても赤裸々につづっている。
その内容は衝撃的の一言。交友関係があった芸能人の名前だけでなく、版権トラブルを抱えていた大手芸能プロ社長の運転手やボディーガードに駆り出されるなど、業界の“汚れ仕事”を引き受けてきたことなどを明かしている。
「関東連合と接点があった芸能人や関係者は多かったが、まさかこんな本が出るとは誰も思っていなかった。自分の名前が出ていないか不安で本屋に走った芸能人もいたそうです」(週刊誌記者)
元幹部が上梓に際して毎日新聞や週刊文春で応じたインタビューでは、さらに踏み込んだ内容の発言を行っている。
「長澤まさみは女優生命の大ピンチです」と言うのは、事情に詳しい芸能関係者だ。
元幹部は文春で、長澤がつい最近まで広末涼子の元夫で関東連合関係者の岡沢高宏(37)と交際していた事実を明かし、岡沢が関東連合関係者に借りていた金の返済を巡って、「おまえの代わりに長澤に払ってもらえ」と迫られていたことも明らかに。困った岡沢は長澤にカネを無心したがかなわず。結局、この一件が原因で破局したというのだ。
「長澤サイドは今回の報道についてダンマリを決め込んでいます。でも、交際は事実。清純派のイメージがウリなだけに、ダメージが大き過ぎる」(先の芸能関係者)
<六本木事件の裁判が始まれば…>
元幹部は「(本書は)刑事裁判を意識して、私に立証責任が負える範囲でしか書いていない。すなわち私の上梓した本書が、そのまま刑事裁判における参考人調書となるように執筆した」ともつづっている。
関東連合と関係のあった芸能人には、暴行被害に遭った市川海老蔵や長澤だけでなく、伊藤英明などの名前も飛び交っている。これから始まる刑事裁判では一体、どんな名前や行状が飛び出すのか。眠れぬ夜を過ごす芸能人は多いはずだ。
(日刊ゲンダイ2013年7月1日掲載)