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老舗和菓子「駿河屋」の資産、1社が落札…労組推す企業は断念 : 「駿河屋」が民事再生法申請

2014-07-05 16:34:44 | 企業・産業
老舗和菓子「駿河屋」の資産、1社が落札…労組推す企業は断念
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140705513.html
2014年7月5日(土)11:17
(産経新聞)

 破産手続き中の和歌山市の老舗和菓子メーカー「駿河屋」の資産買い受けに関する入札が行われ、駿河屋労働組合が推していた同市内の企業が、金銭的に折り合わず断念したことが4日、わかった。

 入札は駿河屋の不動産や商標、機械をまとめて買い受ける団体を絞ることが目的で、破産管財人のもとで実施。同労組側弁護士によると、3日正午に申し込みが締め切られ、最も高額の条件を提示した希望者が落札したという。

 破産管財人は、落札した1社がどこの企業なのかは明らかにしていない。今後は資産の一括譲渡の契約手続きを進めていくという。

老舗和菓子「駿河屋」が民事再生法申請…和歌山
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20140120-OYT8T00530.html
2014年01月20日 12時52分
読売新聞

 帝国データバンク和歌山支店は17日、老舗和菓子メーカー「駿河屋」(和歌山市)が同日、地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。

 同支店によると、負債総額は2013年9月期末で約9億400万円。営業は継続する方針という。

 駿河屋は1461年、京都で「鶴屋」の屋号で創業。江戸時代に和歌山に移り、徳川家から駿河屋の屋号を与えられた。ようかんやまんじゅうの製造を手掛け、売り上げは1992年3月期に60億2500万円あった。その後は和菓子離れなどで業績は低迷。2013年3月期は16億4600万円だった。


和歌山で「駿河屋問題考える」市民シンポジウム-190人超来場、廊下まで
http://news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-wakayama172.html
2014年6月23日(月)23:00
(みんなの経済新聞ネットワーク)

 「和歌山ビッグ愛」(和歌山市手平、TEL073-435-5200)9階で6月22日、市民シンポジウム「老舗ブランドって何?~駿河屋問題をみんなで考えよう~」が開催された。主催は「和菓子と文化と和歌山 大好き市民連」。(和歌山経済新聞)

 駿河屋問題を考えるシンポジウムでは、廊下にまで参加者があふれた

 同シンポジウムは、5月29日に破産手続きを開始した和菓子店「駿河屋」について、市民有志が集まり意見交換会を開こうと企画されたもの。主催者発表による、この日の来場者数は190人超。収容人数60人の会議室には、立ち見もできないほど多くの人が訪れた。

 第1部では、和歌山大学経済学部客員教授の鈴木裕範さんが「紀州、日本の和菓子の歴史と総本家駿河屋」というテーマで講演。駿河屋の歴史や歴代の和菓子を紹介した。「駿河屋の店頭に並ぶ羊羹(ようかん)には、日本の羊羹の歴史がそのまま見えた」と振り返り、「和菓子には物語がある。まずはそれを知ってもらいたかった」と締めくくった。

 第2部では、鈴木さんほか、県文化協会副会長の森本光子さん、「諏訪園」店主の永原敏行さん、和歌山社会経済研究所の木下雅夫さん、和歌山放送アナウンサーの中川智美さん、和歌山コミュニティ情報研究所事務局長の岩田誠さんが登壇。それぞれの立場から意見を述べた。

 冒頭では「なくなっていいの?駿河屋」という呼び掛けで始まり、再建に成功した老舗の事例が取り上げられた。まちづくりとの関係や、茶道と駿河屋の結びつき、倒産発表後に市民から寄せられたエピソードなどが約1時間30分にわたって語られた。

 質疑応答で会場からは「とてもよい勉強会だった」との意見が出る一方、「もう少し具体的な話を聞きたい。再建できるのかどうか」「新会社がもしできたとして、本当にやっていけるのかどうか」と心配の声も多くあがっていた。

 シンポジウムの最後には、パネラーが「再生を希望する。みんなで応援しよう」と提言。会場の拍手で賛同が求められ、およそ半数が呼びかけに応え閉幕した。

 今後、2回目の開催を調整中という。日程などは未定。

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