しんかい12000」重点大型研究…学術会議
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2014年3月12日(水)21:46
(読売新聞)
日本学術会議は12日、速やかに実施するべき「重点大型研究」として、海洋の最深部を探査できる有人潜水船「しんかい12000」の開発や、嵐を本物と同じ強さで再現する「気象災害サイエンスパーク」の建設など27件を選定した。
宇宙誕生の謎に迫る粒子加速器「国際リニアコライダー(ILC)」は選ばなかった。
科学研究では、装置の大型化などで、巨額の費用が必要になる例が増えている。重点研究の選定は、幅広い分野の研究計画から重要なものを絞り込み、国の予算編成に反映してもらうのが狙い。2010年、11年にも選定した。今回は、5~10年の期間で予算総額が数十億円を超える計画を対象に検討し、207件を選んだ。その中で、特に早く進めるべきものとして27件を挙げた。