零戦の三菱「国産ステルス機」開発成功
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/taishu-20140823-10384/1.htm へのリンク
2014年8月23日(土)7時0分配信 日刊大衆
niftyニュース
日本の三菱重工業は、防衛省の委託を受けて研究開発を進めているステルス戦闘機の試作機を、来年1月に初飛行させる方針を固めた。
日本はかつて米軍が運用しているロッキード社とボーイング社が共同開発したステルス機、F22の導入を目指していたが、情報流出を警戒した米国により、正式に配備されなかった。その後、日本政府は開発中のロッキードの最新のステルス機F35の配備予定が発表。そのいっぽう、09年度から総事業費392億円をかけ、国産ステルス機の研究開発をすすめていた。この国産ステルス機はF35と同等の性能を目指しており、これにより国内防衛産業の生産基盤や、技術の向上を図る狙いがある。
ステルス機に関してはロシアや中国試作機を飛行させるなど、開発を進めている。防衛省は来年以降、実践を想定した試験飛行を重ね、30年代には本格的な国内運用がされるだろう。
賛否両論はあるが、軍事技術は自動車を始め、さまざまな産業に技術を転用できる。国産ステルス機の開発は、国内産業の発展に少なからず好影響を与えるだろう。
国産ステルス機「心神」とは 悲願の「日の丸戦闘機」開発 高性能で周辺諸国も注目
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140801/plt1408011527003-n1.htm へのリンク
2014.08.01
zakza
日本は、将来の国産戦闘機「F-3」の試作機となる「先進技術実証機“ATD-X”(心神=しんしん)」の初飛行を、今年中に行う計画を進めている。防衛省・技術研究本部(技本)が、三菱重工業などとともに開発しているもので、高い運動性能やステルス性などを確保し、周辺諸国も注目しているという。悲願の国産戦闘機が背負った歴史と実力について、ジャーナリストの桜林美佐氏が迫った。
「『心神』ですか…、その名前はちょっと…」
4、5年前だったろうか、技本が長年研究を進めてきた「先進技術実証機」について聞いたとき、やや歯切れの悪い返事が返ってきた。「日の丸戦闘機の開発か!?」と期待する声がいまだに多い実証機、誰が呼んだか通称『心神』。
しかし、当時の雰囲気としてはかなり控えめだったことが印象深い。それもそのはず、わが国の戦闘機開発は、かつて国産を目指しながら共同開発の選択をせざるを得なかったFSXで、一度は挫折を味わったのだ。
国産戦闘機開発の声が高まったのは、そのF2の開発が終わりかけた1996年ごろだったというから、決して口にはしないが関係者たちの秘めたる思いがうかがえる。
ところが、FSXの呪縛は続いていた。国内での検証を進め、その後、ステルス性の性能試験を米国施設で行おうとし打診したものの、拒否されたのだ。結局、2005年にフランス装備庁の電波暗室に実物大RCS(レーダー断面積)模型を持ち込み実施したのである。
「やはり、米国は気にしているのか…」。そう思わせる出来事だった。
こうしたなか、世界の戦闘機事情は、こぞって「第5世代」時代に入っていた。第5世代機は、(1)ステルス性(2)超音速巡航性能(3)高度な火器管制装置-を備えているのが特徴だ。航空自衛隊の主力戦闘機F15は「第4世代機」である。中国のJ20(殲20)やロシアのT50などが数年内に配備されるとみられるため、わが方の近代化は喫緊の課題だ。
そして、それが米国への全面依存なのか、独自技術を活用できるのかは大きな国力の違いとなる。
「実証機」は、耐熱材料など日本の強みを生かしつつ、高運動性を実現、レーダーに探知されずに敵を捕捉できる優れたステルス性も確保した。エンジンはIHI製のXF5-1を採用している。
「こうした技術を持っているだけでもバーゲニングパワー(=国際間の交渉・折衝などにおける対抗力)になります」
関係者は、すでに「第6世代」も意識し始めており、実証機は「次のまた次」を見据えた課題も背負うことになるようだ。
「飛んでからが次のスタートです」
年内を予定する初飛行、その成果に国内のみならず、周辺国も大いに注目しそうだ。
国産初のステルス機、防衛省が画像公開 来年1月初飛行
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG8N3QMNG8NUTIL00Z.html へのリンク
2014年8月20日(水)18:44
朝日新聞
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2014年8月23日(土)7時0分配信 日刊大衆
niftyニュース
日本の三菱重工業は、防衛省の委託を受けて研究開発を進めているステルス戦闘機の試作機を、来年1月に初飛行させる方針を固めた。
日本はかつて米軍が運用しているロッキード社とボーイング社が共同開発したステルス機、F22の導入を目指していたが、情報流出を警戒した米国により、正式に配備されなかった。その後、日本政府は開発中のロッキードの最新のステルス機F35の配備予定が発表。そのいっぽう、09年度から総事業費392億円をかけ、国産ステルス機の研究開発をすすめていた。この国産ステルス機はF35と同等の性能を目指しており、これにより国内防衛産業の生産基盤や、技術の向上を図る狙いがある。
ステルス機に関してはロシアや中国試作機を飛行させるなど、開発を進めている。防衛省は来年以降、実践を想定した試験飛行を重ね、30年代には本格的な国内運用がされるだろう。
賛否両論はあるが、軍事技術は自動車を始め、さまざまな産業に技術を転用できる。国産ステルス機の開発は、国内産業の発展に少なからず好影響を与えるだろう。
国産ステルス機「心神」とは 悲願の「日の丸戦闘機」開発 高性能で周辺諸国も注目
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140801/plt1408011527003-n1.htm へのリンク
2014.08.01
zakza
日本は、将来の国産戦闘機「F-3」の試作機となる「先進技術実証機“ATD-X”(心神=しんしん)」の初飛行を、今年中に行う計画を進めている。防衛省・技術研究本部(技本)が、三菱重工業などとともに開発しているもので、高い運動性能やステルス性などを確保し、周辺諸国も注目しているという。悲願の国産戦闘機が背負った歴史と実力について、ジャーナリストの桜林美佐氏が迫った。
「『心神』ですか…、その名前はちょっと…」
4、5年前だったろうか、技本が長年研究を進めてきた「先進技術実証機」について聞いたとき、やや歯切れの悪い返事が返ってきた。「日の丸戦闘機の開発か!?」と期待する声がいまだに多い実証機、誰が呼んだか通称『心神』。
しかし、当時の雰囲気としてはかなり控えめだったことが印象深い。それもそのはず、わが国の戦闘機開発は、かつて国産を目指しながら共同開発の選択をせざるを得なかったFSXで、一度は挫折を味わったのだ。
国産戦闘機開発の声が高まったのは、そのF2の開発が終わりかけた1996年ごろだったというから、決して口にはしないが関係者たちの秘めたる思いがうかがえる。
ところが、FSXの呪縛は続いていた。国内での検証を進め、その後、ステルス性の性能試験を米国施設で行おうとし打診したものの、拒否されたのだ。結局、2005年にフランス装備庁の電波暗室に実物大RCS(レーダー断面積)模型を持ち込み実施したのである。
「やはり、米国は気にしているのか…」。そう思わせる出来事だった。
こうしたなか、世界の戦闘機事情は、こぞって「第5世代」時代に入っていた。第5世代機は、(1)ステルス性(2)超音速巡航性能(3)高度な火器管制装置-を備えているのが特徴だ。航空自衛隊の主力戦闘機F15は「第4世代機」である。中国のJ20(殲20)やロシアのT50などが数年内に配備されるとみられるため、わが方の近代化は喫緊の課題だ。
そして、それが米国への全面依存なのか、独自技術を活用できるのかは大きな国力の違いとなる。
「実証機」は、耐熱材料など日本の強みを生かしつつ、高運動性を実現、レーダーに探知されずに敵を捕捉できる優れたステルス性も確保した。エンジンはIHI製のXF5-1を採用している。
「こうした技術を持っているだけでもバーゲニングパワー(=国際間の交渉・折衝などにおける対抗力)になります」
関係者は、すでに「第6世代」も意識し始めており、実証機は「次のまた次」を見据えた課題も背負うことになるようだ。
「飛んでからが次のスタートです」
年内を予定する初飛行、その成果に国内のみならず、周辺国も大いに注目しそうだ。
国産初のステルス機、防衛省が画像公開 来年1月初飛行
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG8N3QMNG8NUTIL00Z.html へのリンク
2014年8月20日(水)18:44
朝日新聞
【ワシントン=今井隆】米国のベン・ローズ大統領副補佐官(戦略広報担当)は22日の記者会見で、異常接近を「深く憂慮すべき挑発行為だ」と非難し、中国政府に抗議したことを明らかにした。
米政府は繰り返される中国軍の挑発行為を組織的行動と見て、いらだちを募らせており、衝突の可能性に懸念を強めている。
米国防総省によると、海南島東方の南シナ海上空で今月19日、J(殲)11が通常の監視活動中だった米軍のP8哨戒機に約6メートルの距離まで接近。P8の下方を通過後、機体下部のミサイルを見せつけるようにP8の正面を横切り、威嚇した。
米政府は、2001年に海南島沖合の南シナ海で米中軍用機による接触が起き、中国軍機が墜落したことを引き合いに、「今回の事件はそれ以来で最も危険な迎撃行為だ」(国防総省当局者)と懸念を深めている。