■モノレールねこ 加納朋子(文春文庫)
ブログとTwitterでの知人、yoyamaさんからのおすすめ本。
買ってあったのにすっかり忘れていたのが、夏休み初日の掃除で折り重なったガラクタの下から見出しました。
彼女の作品を読むのは初めてだから、この本をもって「作風」としてよいか実はわからない。
ウィキペディアによれば
「作品のジャンルは推理小説だが、血生臭い殺人事件などはあまり起こらず、「日常の謎」を解くストーリーが特徴的である。ファンタジー風味の作品も含め、柔らかい読後感を残す。連作短編集が多く、各短編での伏線が重なり短編集全体の謎につながるという仕掛けは本格ミステリ的である。」
この文庫はファンタジー風味の短編集(8編)、スピリチュアルな作品を数篇含みます。
実は、私はスピリチュアルな小説は苦手だ。
スピリチュアル系ではよしもとばななだけは大丈夫、むしろ好物だが、他の作家のスピリチュアルな系統はどれほど「柔らかい読後感」が残っても好きになれない。
というわけで、非スピリチュアルな数篇からもっとも好きだった作品はというと、作品集の題名になっている「モノレールねこ」だ。
野良猫(今風にいうと地域猫か)の首輪にメモを挟むことにより、手紙?をやりとりしていた男子小学生(この二人は顔合わせをしたことはない)が、猫の交通事故死によって連絡が途絶えた。
そして十数年後・・・
気が効いていて、ほのぼのとした結末がわたくし好みだった。
ブログとTwitterでの知人、yoyamaさんからのおすすめ本。
買ってあったのにすっかり忘れていたのが、夏休み初日の掃除で折り重なったガラクタの下から見出しました。
彼女の作品を読むのは初めてだから、この本をもって「作風」としてよいか実はわからない。
ウィキペディアによれば
「作品のジャンルは推理小説だが、血生臭い殺人事件などはあまり起こらず、「日常の謎」を解くストーリーが特徴的である。ファンタジー風味の作品も含め、柔らかい読後感を残す。連作短編集が多く、各短編での伏線が重なり短編集全体の謎につながるという仕掛けは本格ミステリ的である。」
この文庫はファンタジー風味の短編集(8編)、スピリチュアルな作品を数篇含みます。
実は、私はスピリチュアルな小説は苦手だ。
スピリチュアル系ではよしもとばななだけは大丈夫、むしろ好物だが、他の作家のスピリチュアルな系統はどれほど「柔らかい読後感」が残っても好きになれない。
というわけで、非スピリチュアルな数篇からもっとも好きだった作品はというと、作品集の題名になっている「モノレールねこ」だ。
野良猫(今風にいうと地域猫か)の首輪にメモを挟むことにより、手紙?をやりとりしていた男子小学生(この二人は顔合わせをしたことはない)が、猫の交通事故死によって連絡が途絶えた。
そして十数年後・・・
気が効いていて、ほのぼのとした結末がわたくし好みだった。
そのうち読んでみます。