上腕神経痛のこともあって残業を控えめにして過ごしています。
あと数ヶ月で退職しますから、最後くらいはきちんと真面目に勤務と思いましたが付け焼刃はダメですね。 ボロが出てまいります。
ということで、帰り道に駅ビルの本屋で見つけたのが河出書房刊「武田百合子」。
若い頃に夢中になって「富士日記」を読んだ私は懐かしくて、嬉しくて、半泣きになってレジへ行きました。
実はこの本は平成16年(2004)に発刊されているのですが、その時は気づかなかったようです。
この年は同居の母が亡くなったこともあって、そこまで気が回らなかったのでしょう。
「富士日記」は武田泰淳・百合子夫妻が富士山麓の別荘で綴った日誌を、泰淳氏の死後に上梓したもので、日記の99%は百合子さんが書いています。
かなり感情移入をして読みました。
百合子さんと娘の花さんが、母と私の生まれ年とぴったり重なっていたことも、なにかと分かりやすかった。
百合子さんはそれはもう、とてもとてもアクティブな女性なのですが、泰淳氏が生きている間は徹底して夫に尽くしていました。
それもいわゆる内助の功ではなく、泰淳氏をアレンジメントしていた女性ですね。
日記ですから物語性はなく、美文で書かれたものではない。
でも、面白いんですよ。 これは読まないとわからない。
読むとハマります。
娘の花さんは私と同い年です。
日記は昭和51年(1976)の泰淳氏が亡くなったところでおしまいなので、社会人になってすぐまでの姿しか登場しません。
武田家の日記には犬のポコ、それから猫のたまが登場しますが、たまは花さんが写真に撮っていて、わたし好みの雑種のデカ猫。 それを大事そうに百合子さんが抱え込んでいる写真が「武田百合子」特集にも何枚もあって嬉しかった。
(そうそう、武田花さんは猫の写真家です)
この写真は武田泰淳夫妻で、花さんが撮っています。
花さんは高校生ぐらいじゃないでしょうか。 素敵な写真だわ・・
あと数ヶ月で退職しますから、最後くらいはきちんと真面目に勤務と思いましたが付け焼刃はダメですね。 ボロが出てまいります。
ということで、帰り道に駅ビルの本屋で見つけたのが河出書房刊「武田百合子」。
若い頃に夢中になって「富士日記」を読んだ私は懐かしくて、嬉しくて、半泣きになってレジへ行きました。
実はこの本は平成16年(2004)に発刊されているのですが、その時は気づかなかったようです。
この年は同居の母が亡くなったこともあって、そこまで気が回らなかったのでしょう。
「富士日記」は武田泰淳・百合子夫妻が富士山麓の別荘で綴った日誌を、泰淳氏の死後に上梓したもので、日記の99%は百合子さんが書いています。
かなり感情移入をして読みました。
百合子さんと娘の花さんが、母と私の生まれ年とぴったり重なっていたことも、なにかと分かりやすかった。
百合子さんはそれはもう、とてもとてもアクティブな女性なのですが、泰淳氏が生きている間は徹底して夫に尽くしていました。
それもいわゆる内助の功ではなく、泰淳氏をアレンジメントしていた女性ですね。
日記ですから物語性はなく、美文で書かれたものではない。
でも、面白いんですよ。 これは読まないとわからない。
読むとハマります。
娘の花さんは私と同い年です。
日記は昭和51年(1976)の泰淳氏が亡くなったところでおしまいなので、社会人になってすぐまでの姿しか登場しません。
武田家の日記には犬のポコ、それから猫のたまが登場しますが、たまは花さんが写真に撮っていて、わたし好みの雑種のデカ猫。 それを大事そうに百合子さんが抱え込んでいる写真が「武田百合子」特集にも何枚もあって嬉しかった。
(そうそう、武田花さんは猫の写真家です)
この写真は武田泰淳夫妻で、花さんが撮っています。
花さんは高校生ぐらいじゃないでしょうか。 素敵な写真だわ・・
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