臨済宗天龍寺派宗務本院 (京都下調べ)

2010-11-28 20:13:23 | 雑記帖
臨済宗天龍寺派宗務本院は、嵯峨嵐山に立つ臨済宗の禅刹。

仏教に疎い私があれこれ書くのは口幅ったいことでありますが、臨済宗は禅宗のお寺で、14の派の総称、ですから、天龍寺も「臨済宗天龍寺派」という派の本院というわけです。
※禅刹(ぜんさつ)とは禅寺という意味

私は天龍寺を拝観したことがあるようです。(笑)
写真を見たら、わずかに記憶が蘇りました。
家人と、私の母と三人で京都旅行をした時ではないかしら・・ なんだこのいい加減さは。

母は「食」を重視する人だったので、京都でも「○○で昼食、△△でお茶、それから夕食は◇◇」と食計画に従ってスケジュールを組んでいました。
一方の私は、家ではがっつり食べますが外出先では食が細くなる質で、もう食べるだけで必死の状態。
無理やり食べた記憶が優先して、お寺も神社も腹ごなしに歩きまわった場所としてごちゃごちゃになってしまって・・ 言い訳ですけれどね。(笑)

12月の旅で天龍寺を拝観する機会があったら、雲龍図を観ることができるでしょうか。
雲龍図は天井画です。
現在の雲龍図は加山又造(かやままたぞう、日本画家、1927-2004)の作品で、平成9年からこの画が掛けられています。



それ以前は鈴木松年(すずきしょうねん、日本画家、1848-1918)の雲龍図でした。
鈴木松年は上村松園のお師匠さん、最初のお師匠です。
松年の雲龍図は普段は公開されていないようです、毎年2月に期間を限って公開となっていました。

2009年2月の国立新美術館「加山又造展」で、初めて(意識して)作品を見て、人気度に驚き、その画風にも驚きました。 雲龍図は正統画風だとは思いますが、見てみたいなぁ。

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