だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

災害は突然やって来る

2019年09月15日 | 日々の暮らし
突然と言っても、ま、一年前なんだけど(^_^;)

昨日、いつもとは違う道をとぼとぼ帰宅していた。

我が家は、建売住宅群の中で、一番最初に建てて貰ったし、土地が狭いので、已む無く3階建てにしてもらった。

うち以外は全部二階建てで、遠くから目立つ事・・・それも「太鉛筆」みたいで悪目立ちしている。

でも、うちの工務店のおっちゃんは、「ええのん建てたるからな。任せとけ」と頼もしい事を言うてくれるので、何もかもお任せで、お願いしたのだ。

おっちゃんは「瓦はな、50年は保つええ瓦つこたからな、上にアンテナ立てたり、ソーラーパネル付けたりして、傷いかしたらアカンで」と言われたので、「ふむ、不満は多々あるが、瓦だけは一流なのだな」と思っていた。

昨年9月の台風(関空の連絡橋にタンカーがぶち当たったアレ)の時も、そんな訳で、瓦の心配なぞ全くしていなかった。

ご近所では、まだまだ屋根にブルーシートがかかったままのお宅が多いので、お気の毒にねえ・・なんて思っていた。

所が、昨日遠くから、我が家の屋根を見るともなく見ていたら、あれ?あれれ?瓦が一枚「寝癖の髪」みたいに「しゃっちょこ立っている」

あれま、家の玄関からは見えない屋根だけど、なんぼ50年保つと言うても、あの台風には勝てなかったんやな~、と早速おっちゃんに電話。

「お久しぶりでーす。あのね、屋根瓦が一枚ずれているようなんですけど、修繕お願いできますか?」


「・・・・で、雨漏りしてまんの?」

「いや~それは無いです。偶然目に入ったんで、これから雨漏りしたら嫌やな~と思って」

「ほたら、辛抱しとくなはれ。今なあちゃこちゃで修理ばっかり依頼されて、えらいこっちゃなんですわ。どこが悪いんかな~と見に行くだけでも、職人一人屋根に上ってチェックせなあかんのです。

で、にんく(職人の日給)かかるんでっせ。せやけど見積り出したら、『こないに高いんやったら他所へ頼む』言われて、にんくは払わなあかんわ、客は金出さへんわで、大損なんですわ、ほなそんな事で、すんまへん」

とあっさり電話を切られてしまった

こんな時のお兄ちゃんである(笑

「にいちゃ~ん、瓦が落ちかけてる」

「なんやて!?」

「さっき見つけた」と言ったら、でっかい双眼鏡を持ち出して、苦い顔をして「ほんまやな、あの台風でずれたんやろな」と言う。

「どないしよ・・・・・」

「おっちゃんがあてになれへんのやったら、ボクがバケット車借りて、屋根(それも天辺付近)上がって治すわ」

「ええええ、それはアカンって、0,1トンのお兄ちゃんが屋根に上がったら、歩くとこの瓦全部割れてまうで~」

大丈夫や、いや、大丈夫ちゃうって!!と押し問答の末、この案件は「雨漏りしてから考える」と結論つけたんだけど、ほんまにそれでええのんやろか?

関東地方の大停電も同情するけど、微細な天災は、未だ各地に残っているのだ(え~ん)