だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

人生は、いつもぶっつけ本番

2019年09月05日 | 日々の暮らし
人生もお芝居のように「リハーサル」があればいいのにね。

そしたら、うまく行かなかったら、「降りる」手もあるのに。

人生は、一旦決断したら、もう後戻りできないわ。それは決断する時いっつも思う。一か八かってこういう事だわって。

結婚だってそう。昔は「同棲」みたいに「お試し期間」なんてなかったもの。はたしてこの人と一緒になって、妻としてやれるのかと随分悩んだものだわ。

でも、若い頃の勢いって怖いわね。今みたいに「A子さんを幸せにしますので、結婚させてください」なんて言わなかったわ。

「こんな自営業、いつ潰れるや分かれへん。けど、2Kの市営住宅はある。住まいは気にせんでもええから一緒になろう」

当時の私はまだ学生で「3畳一間、共同トイレに銭湯」の暮らしだったので、

「そこって、家の中にトイレあるの?」「あるで~」「やった~~!!」で結婚しちまったのだ。

あれから40年・・・・・私は4人も子供を産んで、体がたがた、特に歯が悪く、とうとう、奥歯の第一大臼歯がおじゃんになった。

散々考えて、お散歩仲間のおばあちゃまにも相談して、思い切って、「インプラント」にした。

おばあちゃまは、沢山の歯をインプラントにしていて、あ~んと口を開けて見せてもらったけど、ニセ歯とは分からない。よし!決めたインプラントにしよう。

と思った夏休みの終わり頃、手術は何なく終わり、柱が顎の骨と同化したら、又元通りの歯になるのだ。

で、その間、下の歯を失った上の歯はどうなる?

職人が虫歯を放置していたら、噛み合わせる相手方が無いと、歯がどんどん下がってきて、結局上下を合わせる為に、悪くもない上の歯を削ったと聞かされていたので、そこは念には念を押して「こんな事例があるのですが、大丈夫ですか?」

「あはは、そんな事は無いよ。2か月でも3か月でも無くても、下がるなんてないから安心して」と言われ、安心していたら、一週間後の抜糸の際、先生が、

「あら~上の歯が下がって来てるねえ。ちょっと削りますよ」ですと。お、おのれ!この前何て言うたか忘れたんかい!と言いたかったわ。


それより、なにより、私が産まれた時、叔母が私を見て、

「目もええね、鼻も小さいし、口元も整っちょる・・・・並べ方が悪いんじゃね」と言って、母を泣かせ、とってつけたように、

「でもね、この子は肌だけは綺麗じゃ」と抜かしたとか。

で、今でも、誰も見ない、見てもばーさん同士なので、すっぴんでお散歩に行く私のお肌が・・・・・

柱建ててから数日後から、盛大に「カイカイ」が出来たのである。



今日慌てて労災に行ったら、先生が、のーんびりと、

「あらあ~、こりゃまずいねえ。アレルギーチェックしなかったの?あ、夏はできないわねえ。そっかあ、普通チェックしてからやるのよ。でないと、あなたみたいにアレルギーが出る人ようけいてるよ」だそうで(号泣


「それで、先生どうしたらいいでしょうか?」

「そうだねえ、成るべく人口の物を体内に入れない事やね。高いお金だして、勿体ないけど、今のうちに抜く?」って(いや~~ん)

「とりあえず塗り薬と飲み薬飲んでね。で、10月になったら、パッチテストしようね」

「え”~~、先生、今痒くてたまらないんですけど。ついでに、私10月から、一年待ちの予約が漸く取れて入院なんですぅ」

「おやおや、それは困ったね。じゃあ、9月末ちょっと暑いかもしれないけど、パッチテストしようか」とのアドバイス。

コメツキバッタのように頭を下げて帰宅。

くっそ・・・・アレルギーテストせなでけんようなインプラントって知らんかったわい。誰かちょっとでもさ、教えてくれたらさ、きっと止めてたと思うのよ。

誰も教えてくれんけんね。

そうそう、山口の親友も「あんた・・・・止めちょいた方がええよ」と言っていたっけ。

私の人生いつも、一か八かで、ババを引くような気がするぉ。。。