くろまめさんのブログ

デイサービスひだまりは平成29年5月から同富田区に「くろまめさん」として移転しました。株式会社ひだまり介護が運営。

ルーツを辿ろう

2013年06月18日 | 日記

こんにちは

今回は、
「スガエさんのルーツを辿ろう!!の巻」
をお伝えしていきま~す 

今回の話のホッタンは、
スガエさんが落ち込み気味で
「最近、良いことありまヘンどす
と言われたことでした。

「スガエさんちょっと、ちょっと」
ってドライブに連れ出して走ってると、
「そうだ!スガエさんの若かりし頃の奉公先に行ってみよう」
ということになりました。

スガエさんがよくしてくれはる話。
「私、11歳の時に、京都の堀川丸太町の着物屋さんに
奉公にいきました。
お父さんが連れてくれたんやけど、駅に着いたら
お父さんもういやはらへんようになってたんやぁ。
そしたら、奉公先のご主人さんが待っててくれてはったんやけど、
その晩は泣いて過ごしました。
でも、そこのご主人さんが良い人で、よう可愛がってくれはって、
楽しい奉公できました。
ご主人さんホンマに良い人どした」

よーし!思い出のご主人さんに じゃなくても、ご主人さんに関係のある人に
逢っちゃおうってことで



来ました!堀川丸太町
当時、ここら辺りは、西陣織の着物が盛んで
たっくさん着物屋さんがあったそうです。
中でも、スガエさんの奉公先は、
この辺りでも有名なお店やったって、
途中で道を聞いた、タバコ屋さんのお婆ちゃまが教えてくれはりました。

そして、色んな人に事情を説明して、聞きまくったあげく、
とうとう、見つけましたよ!
ここが当時、スガエさんが奉公に来られていた着物屋さんです。(実際には着物屋さん跡です)



「そうかぁ。お店はもうないんかぁ。
でも、何や思い出すわ。
そうそうあのお寺。あのお寺の向こうに広場があって、
そこに売り物屋さんがギョウサン持ってきて、
買い物しよったなぁ。
あぁ。この道。この道をご主人さんから預かった着物を
お客さんに配達にいきよった」

イキイキしながら当時のことを話してくれはったスガエさんの横顔は
当時のスガエ少女と重なって見えましたね

帰りの車内で
「今日はホンマに思いもよらへん良いとこ連れてってもろて
よろしゅおした。ホンマにおおきに」
って、トビッキリの笑顔で何回もお礼を言ってくれはりました。

すっごい楽しかったし、こんなに喜んでもらえて
こっちこそおおきにどした