今、ひだまりに終末期を迎えられたおじいさんがいはります。
昨日、ドクターと家族と僕とで、話合いをしました。
悲しいですけど、
これからどいう風にその時を迎えるかという相談です。
ドクターの質問に対して家族は
「あの人が色んなデイサービスをみて、ここと決めた。
最初は1日もつやろうかと思ってたけど、楽しそうにいってくれた。
今日、本人がはっきり病院は嫌や!どこにも行きたくない。と言った。
ひだまりでお世話になろうと思います」
ってこたえてくれはりました。
今、体調が良さそうだったので、
「お風呂いかへん?」って聞くと
「行こうか!」
って言ってくれはったので入ってきたとこです。
やっぱり、ずっと入ってたから、入り方覚えてて
すごくしんどいはずやのに、ホンマ上手に入らはりました。
お風呂の中で
僕 「一回、大きなお風呂いったなぁ。覚えてる?」
おじいさん 「覚えてへん。忘れた」
僕 「じゃあ、ボウリングいったん覚えてる?」
おじいさん (めちゃ笑いながら) 「あ~!あれは覚えとる。
せやけど、あれはあかん。まっすぐいかへん」
僕 「難しいなぁ。もう一回いきたい?」
おじいさん 「行く!」
この話してたら、ホンマ一緒に色んなとこいって
全部、うれしそうに楽しんでくれたなぁってジワジワ思えてきて、
急に、めちゃめちゃ寂しくなってきて・・・
おじいさんを大切に思う色んな人の色んな思いがあって、
ボウリングに行くのは難しいかもしれんけど、
せめて、ここで。
このまま、ゆっくり過ごしてもらいたいと思います。
でも、ホンマは ボーリングにいきたい!
連れてってあげられへん僕です。
情けないです。