アイガモとゆかいな仲間たち http://dreamseeds.jp

アイガモ農法・ブロッコリー・アスパラガス農家。
<一家5人の日々の暮らし>

自分にできること

2011年03月21日 | おもうこと
東北大震災で被災にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。


6年前の昨日、福岡沖大地震が発生しました。

それ以来、私にとって3月は特別な月となり、
あの日のことを思い出しては、なんともしれない不安が湧き上がってきます。
そんな中、突然飛び込んできた東北大震災のニュース

あの恐怖が蘇り、とてもとても他人事とは思えませんでした。


福岡の地震の時、私たち夫婦は子供たちをおばあちゃんに預け、
自宅そばのビニールハウスで作業をしていました。

自宅に走って戻るまでの数十秒、
子供たちの顔を見るまでの不安で怖くて震えそうな思い
今でも忘れません


被災地では安否確認が難しい状況

どれほど心細く、胸を痛めておられるか。


小さな子供を抱え避難生活をされている方々
想像もできないほど大変な毎日を過ごされてるんだろうなと
心が痛みます。



今、自分にできること

被災地の方に対して少しでも役に立つことをする。


それから、

『今』に感謝し、
毎日を丁寧に一生懸命生きること。


一瞬で消えてしまう尊い命

今、生きている、生きさせてもらってることへの感謝を忘れないこと



被災地に一日も早く穏やかな日常が戻る事を心より祈っています。








今年もあとわずか・・・

2008年12月31日 | おもうこと
なかなか更新しないこのブログを読んでくださってた皆さん
一年間どうもありがとうございました。

今年もあとわずかで終わろうとしています。

28日と30日は恒例の餅つき
今年は110キロつきました。
お天気もよくスムーズに仕事がはかどりました。

今日はご注文の餅ふみ2セットをついて今年の仕事納め


お昼には
お盆とお正月の恒例行事
『高校の同級生仲良し4人組』が我が家に集まり
子供たちも大勢でにぎやかに過ごしました。

夕方には兄弟家族たちが
年越し里帰りで集まってきます。

さぁまたひとがんばり
三が日も忙しくなりそうです

1月3日はこれも毎年恒例の
私の両親が我が家に里帰り???
なぜかいつも私がもてなします。
「お正月に里帰り」が私のささやかな夢なのです


皆さまもよいお年をお迎えくださいませ



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おばあちゃんの知恵袋

2008年10月31日 | おもうこと
先日、パパがほえるような咳を伴う風邪に見舞われまして・・・
 
そこで登場したのが、おばあちゃん特製
白南天の煎じ薬

   
これが木                 こっちが実

本当は実を干したものを煎じたらいいそうなんだけど、
おばあちゃんオリジナルは葉と茎を鍋でことこと10分

苦ーーーーーーい
恐ろしく苦い
まさに良薬口に苦し

南天の木を見に行ったついでに母屋のお庭の様子をパチリ
  
小さい滝仕立てにしてあって、水が流れてたそうです。
左上をよく見ると、3年前の地震でずれてるのがわかります。

草が生えてるところは、もとは池でパパが子供の頃まで鯉を飼ってたそうです。


  
つわの花                 何の花?

真横にある我が家とはまるで違った雰囲気の母屋
和と洋なのです

それはそれで、
二度おいしいってことです



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我が家の食育

2008年10月10日 | おもうこと
今日のかもちゃんの様子
すっかり大きくなりました。




昨日の夕食中、話題は合鴨ちゃんに。。。


この頃のかもちゃんを思い出しながら、
ママ     「それにしても、かもちゃん可愛かったよね~」


はる     「でも、もうおらんちゃろ?」
        お肉になるっちゃろ?」

あた     「そうよ。
        かもは食べられるためにおるっちゃろ。パパが言いよった。」



ママ      「知ってた?もうかもちゃんはうちの冷凍庫の中よ」


あたはる     「へっ??」って顔


あた       気を取り直した風で
         「田んぼが終わったかもはいろんなわけがあって
          お肉になるとよね」


ママの心のつぶやき  おっ、これはまさにリアルタイム食育ではないか!
           命のことを話す絶好のチャンス到来!


ママ       「かもはね、人が食べるためにお肉になってくれてるとよ。
          食べる時にいただきますっていうやろ
          あれは、かもちゃんの命を頂きます。
          ありがとうございますってことなんよ。」

          ついでに、
          「お米もお野菜もいっしょよ。
           一生懸命お野菜になったのを畑から採ってくるやろ。 
           お米もお野菜も命があると。」 


あた        「おさかなもよね」


ママ        「そうそう。じゃもう一回、いただきます言おう」


          一同合掌

はる        「じゃあ、ごちそうさまはなに??」

ママ        「むむ・・・、おごちそうをつくってくれて
           ありがとうございます、たいっ


うちのメンズたちはそろって野菜が苦手
ホント農家なのに信じられない話ですが、困ったもんです
なので、普段の食事でも
「これは、一代ばあちゃんのかぼちゃよ」とか
「一代ばあちゃんが作ったお味噌よ」などなど心に訴えるてはいるん
ですが、なかなかね~

今の時代にリアルタイム食育ができるこの環境に心から感謝して
大切に守っていかなければと思う今日この頃です。


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3月20日

2008年03月31日 | おもうこと
3年前の3月20日
西方沖地震が発生しました。

お昼前のちょうどその時
主人と 主人の両親と 私は
自宅そばのビニールハウスで
初のアスパラガスの苗植えの真っ最中でした。

地響きがしたなと思ったら、目の前の道路を大型ダンプカーが
猛スピードで通り過ぎたような衝撃

おもわず主人と私は地面にはいつくばっていました。

地震だ!とわかって、
自宅にいる子供たちのことが心配で心配で、
不安で胸が締め付けられそうになりながら
走って帰りました。

幸いみんな無事でほっとしましたが、初めての体験で
それから数日はとても不安な気持ちで過ごしたのを覚えています。



その時のアスパラが3度目の収穫期を迎えています。
年々株が大きくなりずいぶん立派になりました

アスパラの収穫期は3月~9月くらいまでです。
5月ごろまではこんな風に地面からいきなりにょきにょき
と顔を出します。

5月ごろになると数十センチおきにアスパラを選んで、
収穫せずに大きく茂らせていきます。
ここからはその葉が行う光合成の力でアスパラをにょきにょき
出していくのです。

秋になるとハウスいっぱいに茂った葉(コスモスの葉に似ています)を
刈り取ります。
葉がなくなったアスパラの株は冬の間土からの養分をたっぷり吸収しながら
にょきにょきの時を待っているのです。
なので出始めの今が一番ジューシーで一番おいしいのです

アスパラは一度植えると約10年間収穫できます。
ですが、連作障害がでるのでそれ以上は出来ないそうです。
以上アスパラミニ講座でした。

そして、

3年前は2人だった子供も今では3人に。
たった3年の間に自分たちを取り巻く環境も
ずいぶん変化してきたなぁと思う今日この頃です。


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宮成なみさん

2008年02月16日 | おもうこと
先日、町の保育園の給食の先生たちと一緒に
『宮成なみさん』の講演会を聞くことができました

なみさんは料理研究家で、
今日感テレビの日曜版おやつのコーナーを担当されているので、
ご存知の方も多いと思います!
 
なみさんは16歳の時突然難病を患い、社会復帰は不可能とまで宣告されたそうです。
でも今では、お母様の愛情たっぷり詰まった食事療法で立派に社会復帰を果たされてるんです。
その闘病記と食事の大切さについて熱く熱く語ってくれました。


何よりも健康が一番。その健康な体を作るのは
食べ物でしかなく、体=命をつむいでいけるのはやはり植物や動物の命。
本当に命あるものをとらないと命はつくられない。
そっかぁ、食品添加物のどれとどれがよくないとか細かく考えなくても、
そこに本物のいのちがあるのかさえちゃんとみればいいんだって
目からうろこでした

食事療法といってもいたってシンプル。
本来の日本人に適した食事を摂ること。

基本は一汁三菜

お味噌汁っておみおつけって言いますけど『御御御』って書くって知ってます?
知りませんでした~

海と山と大地 三つの恵みって言う意味ですって。
ビタミンとミネラルと発酵食品で善玉菌を増やして、とご飯とセットで食べるだけで、
ちゃんと体がうまく働くようなスペシャルな組み合わせになってるんです。

和食ってすばらしい!

あとは調味料。これって分かってても意外と換えるのって難しいんですよね。
しょう油は我が家の味になってるし・・・。
料理酒・みりん・砂糖・塩は気を遣って選んでるんだけど、
しょう油はいつも最後になってしまうんですよね。
でも、毎日のことだし、換えてみよう
あ~言っちゃった言っちゃった

なみさん、いい勉強になりました。ありがとうございました。
4月になったらランチ行きましょうね
宝地図話の続きもしましょうね

なみさんのホームページです
宮成なみメロメロ・キッチン

残り一個

2008年02月11日 | おもうこと

「うみうみ」を作る時大活躍の『ニチバンテープのりプチ』
80ン円というお安さなのに、その働きっぷりは文房具屋さんに並んでる
200~300円台のものより格段上
主人がトライアルで見つけてきたのですが、去年一番のお手柄と言っていいほど惚れ込んでる逸品なのです。
なのになのに、出会いがあれば別れもある・・・。
もう取り扱い中止になったそうなんです

まとめ買いしていた分も残りあとひとつ。
newcomerとはいまいち相性が悪く、使いづらい・・・。
帰って来ておくれ~


去るものもあれば、来るもの・・・。
ひそかに一人心待ちにしているもの、それは次の出番を待っているトイレットペーパー。

なぜか、ナフコに行くと決まってトイレに行ってしまう私。
使う度に、ここのトイレットペーパーはなんて使い心地がいいんだろうと感心していました。
ある日ついに掃除に入ってこられた店員さんに勇気を出して尋ねてみることに。
そこで教えてくださったのが、コレ!
24ロールも入って600円を切る安さ(だったと思う)
ちょっと前にコストコでアメリカンっぽく大物買いをしたくて、
大量にトイレットペーパーを買ってしまってたので、なかなか出番がなく、
ようやくようやく残り1個というところまでこぎつけたのです。

ナフコちゃんの出番は今日かな?明日かな?
と楽しみにしている今日この頃です。


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お久しぶりです!

2007年12月11日 | おもうこと
1ヶ月以上もご無沙汰したしておりました。
寒くなってきましたが、皆様お元気でしょうか?

一体この一月の間何をやっていたのか。
正直言って11月の始めのほうは、サボっておりました。
ところが、中旬からもうあれよあれよと日が過ぎていくほどの大忙しぶり
何があったかと言いますと、悲しいことですが主人と私の両方の祖父が続けて亡くなり、その後主人の祖父の弟も。
うみうみのブログに載せていいものか、と考えましたが、私にとっても子供たちにとっても命を考えるいい機会・体験・勉強となったので敢えて書いてみました。

私の祖父が救急車の中で息を引き取ったことを話すと3歳の息子が、『救急車に羽が生えてパタパタってお空に飛んでいっておじいちゃんお星さまになったっちゃない?』って。おじいちゃん大好きっ子だった私は、その言葉を聴いて大泣きしてしまいました。ほんとにそうだったらいいなぁってなんだか優しい気持ちになって、すごくなぐさめられました。

主人の祖父は93歳の大往生。孫5人、ひ孫7人に恵まれました。
今年の初めごろから病院に入院することが多くなってきましたが、それまでは自宅にいて、子供たちもよく部屋に遊びに行ってました。
5歳の長女は病院にお見舞いに行くと、きまっていつもブルー。子供なりにおじいちゃんの具合がよくないことを感じてたんでしょうね。
葬儀でも大泣きでした。もう死の意味が分かるようになったんだなって少し驚きもしたり、その純粋な気持ちに心打たれたり・・・。そんな気持ちで娘を見ていました。

人がこの世からいなくなることは、本当に寂しいことです。
だけど、私の心の中でおじいちゃんはずっと生きていて、その声の調子までもしっかりと耳の奥に残っています。
心の中に生き続けるってこういうことなのかなぁ。

私の大好きなおじいちゃん今までありがとう。
主人にとって尊敬すべきおじいちゃん、ありがとう。

やっぱり感謝です。

今は毎日子供たちと母屋の祭壇にお線香をあげに行って、無事天国に行ってねって手を合わせるのが日課になっています。


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子供にまつわるエトセトラ

2007年11月05日 | おもうこと
先日高校の同級生ゆりちゃんと子育て講演会に行ってきました。
福岡県行橋市で助産院をされている内田美智子さんのお話を聞きました。先生は別名『号泣の魔術師』と呼ばれているとのこと。その名の通り私たも魔術にすっかりかかってしまいました
お話の内容はごくごくシンプルで、当たり前の生活、子どもに十分な愛情を持って育てようってことでした。でもなかなか実践できないのが現実で
気が短い私はいつも言うことを聞かない我が子との葛藤に苦しんでいるのであります
それでも何とか心の優しい子に育ってほしい一心で、いい親になるための努力を日々模索中なのであります。
最近生協で見つけた『親業』の本。マンガになっていてすごく分かりやすく、読んだそばからいいママになれそうな気分になれました。保育園のお迎えから早速『親業』を実施。いつもは園庭で遊びたがる子供たちをその日は怒り散らすことなく、車までの誘導に成功二ヒヒ
なーんだ怒らない方がうまくいくやん、ちょろいちょろいと思ったのもつかの間。寝るまでにいろんな関門が次々と襲い掛かり、そのたび私は心の中で『親業・親業・・・』とつぶやくのでした。

親業を実践しても3日経ちその効果も切れかかっていたとき、内田先生の講演を聞きに行ったのです。
子供が誕生するシーンやおっぱいを飲むシーン思わず目頭が熱くなる数々のスライドを見て、また俄然ファイトが出てきました
そこにいてくれるだけでいい。無事に生まれてきてくれただけで感謝。そうだったそうだった。その気持ちだった。
そして、『私の命は私だけのものでない。そこにいてくれるだけでいいと思ってくれている人のためのものでもある』とも言われました。あー思い出したら今でも涙が出そう
ママはがんばって生きるよ!がむしゃらにかんばるよ!と心で叫びました!!

子供が成人したときに『お母さん・・・』その後なんと声をかけてもらいたいですか?子育てに迷ったらこれを目標にしたらどうでしょうか、とも話されました。

その結果がこのお弁当です!!


じゃじゃ~~~ん遠足が待ち遠しくて早く起きてきた、あたはると一緒に作りました。なんとこれはちびまるこちゃん!どう見てもそうは見えませんが
そして一緒に盛り上がっていたはるくん、ごめんね。今回はおねえちゃんだけが遠足なんだ。今度はるくんにもボーケンジャーっぽいの作ってあげるね!


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