セリとナズナ2 ~My Dramatic Life~ 

駆け出しデザイナーにして壮大な妄想家・セリの綴る脳内爛漫日記。

小説

2012-12-14 | Weblog2
すっかり日記を書いてませんでした。


最近色々あって、迷走している私です。

「迷走している」は、専門の恩師に言われた言葉ですが。



一昨日あたりから、久々に小説を読んでいます。

朝井リョウの「桐島、部活やめるってよ」です。


この小説を選んだのは、元カレと映画を観に行ったのがキッカケ。

ですが、読んでいるとどんどん過去の自分がフラッシュバックしてくるので、ちょっと驚いています。



高校生の「青春」を切り取ったような内容です。


空気感がすごいです。

自分も高校生に戻りました。


あ、感覚が、ね。


17歳っていいよね。

私にとって、17歳は特別な時期です。年齢です。






自分の高校時代を思い出したと同時に、自分が大学生だったときも思い出しました。


なぜか?

大学時、私は日本文学科で小説を勉強していました。


しかも、現代小説。

しかもしかも、小説家の先生のゼミで。


表現の巧みさや、言葉の絡ませ方などに注目している自分をみて、改めて大学時はこんなんだったよなーと思い出したのであります。





やれ、高校時代だの。

やれ、大学時代だの。


なんともね、ノスタルジックですよ。ええ。

小説を読んでいると、自分の周りの空気が変わってしまって、

仕事に、
現実に、
大人に、

戻るのに、時間がかかる始末です。





そうそう。

思い出したことがあるんです。


大学時、ゼミで小説を書いたことがありました。

後にも先にも、完結した小説を書いたのはこれだけだったと思います。



テーマは、みんな共通のお題。

小説家の先生が定めました。

ゼミでやる気の無かった私(みんな一度はプレゼンをしたのに、私だけはなんだかんだで逃げまくってやってない程にやる気が無かった)でも、この課題にはわくわくして取り組みました。


私は、規制させることと強制されることがキライで、それだけでやる気がなくなります。

この「創作」の課題と「卒業論文」だけは、自由に出来ました。



そして嬉しいことに、自由にやった課題は、毎回いい評価を先生からいただいていました。


「卒業論文」は、最高のS評価でした(ゼミで2人に与えられる評価)。

「創作」も先生から直々に名前を呼ばれ、どこがよかったか、どこの表現を読み解くかなど、分析の対象として取り上げられました。


普段、ぼけーとして意見などしない劣等生組の私が取り上げられるので、みんなの顔が「???」になっていたのを覚えています。









前置きが長くなりましたが、

そんな自他共に認める「劣等生」な私が、最初に評価され注目されたのがこの「小説創作」でした。


でもって、この「小説」は私の高校生活をモデルに書いた短編なのです。

今回、高校生の青春小説を読んで、自分が書いた小説までもが思い出されたのです。






で、

誰も求めちゃおらんでしょうが、自己満で、この課題として書いた短編小説をアップしてみようと思います。

改行など少々手を入れますが、原文のまま、つたないまま、載せます。

多分、4回に区切って。



高校生って、

17歳って、


純粋に生きていたなぁ。

そのときの空気、思考回路、行動、言葉・・・なんかを、丁寧に描写したのが、先生に評価されたみたいです。






五感を刺激できたら、嬉しいな。


興味ある方、是非、次の更新よりお読みください。


でもって、課題の「共通テーマ」は何なのか、当ててみてください。

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