2月1日に中央公民館において第1回目の市民説明会が開かれました。開催状況と最初の市長のあいさつについてはすでにブログに掲載しました。ここでは市民の皆様との質疑応答の内容を掲載します。これはすべて私のメモにもとづくものです。文責は私にあります。
■ 道路や駐車場は必要なのか
問 15億円の道路は必要なのか。防災上なくてはならぬ道路か。求女川が被災して通行できなくなることはないのか。必要性の理由が二転三転している。これまで計画もなかった。地元の県(あがた)区の方もとまどっている。住民の意向調査を行ってほしい。(拍手あり)
秋山産業建設部長 道路建設は一般的には交通量や歩行者が多いということで安全性向上が目的だ。しかし今回の道路は従来の道路改良工事と異なる。ここは高校を含め災害が起きたあとの防災エリアだ。道路は防災拠点へのアクセス道路だ。またこれまで市役所の駐車場を通って東側の道路に抜ける車が多かった。延伸することでこれにも対応できる。
問 計画が次から次へと出て来ている。道路や駐車場をつくるというのはわかった。しかしそんな必要があるのか。いま230台停められる。そこにさらに120台分つくる。駐車場が足りずに困っていることはないのではないか。駐車場は本当に必要か。道路をつくってもすぐ行き止まりだ。また市民に配られた資料には東御清翔高校の配置図が載っていない。現場の了解も得ているのか。(拍手あり)
橋本建設課長 東御清翔高校との交渉については県高校教育課とすり合わせ中だ。高校にも説明し同時並行的に動いている。
山田行政管理係長 駐車場は満杯になることはないということだがいつもいっぱいとの声もある。中央公民館前に縦列駐車している車もある。いつもということではないかもしれないが駐車場は足りないのではないか。中央公民館では100人を越す集会が50~60回ある。一人1台なら足りないと認識している。いくらあったらいいのかということだが新図書館や子育てセンターができれば駐車場は必要になる。
五十嵐副市長 交通調査は考えていない。説明して反対の声も賛成の声もある。説明会を通じて理解を得て行きたい。
■ 中央公民館の講義棟とはどんなものか
問 講義棟は現在のポケットパークのところか。ソーラーパネルを各施設に設置してほしい。
飯島生涯学習部長 講義棟は中央公民館のポケットパークのところにつくる。2階建てだ。中央公民館の南の陶芸教室・倉庫を1階に配置し、2階には150席規模の固定席の講義室をつくる。現在講堂が年間600回も使われ、文化協会のアンケートにもなかなか予約できないという声があがっている。 これに対応するためだ。大学の講義室のイメージだ。椅子の出し入れの手間も省ける。
斉藤総務部長 ソーラーパネルは本庁舎に設置する。中央公民館についてもすすめているところだ。
斉藤総務部長 雨水の利用については市庁舎段階で下水に使えないか検討したが、渇水期における雨水の確保が問題で対応していない。植木などへの散水タンクとしては今後考えられる。
■ 周辺道路への影響は大丈夫か
問 新しい道路について心配している。県(あがた)区が二分されてしまう。交通安全が確保されるのかよく聞いて方向付けを考えたい。最初から駐車場を含めて説明してほしかった。長期計画にもない道路だ。国道と併行するような道ができるのは二重投資になる。しかも道路が接続する消防署の前の道は狭く急勾配だ。国道も近く朝夕はとても混み合っている。道をつくることが返って車を呼び込むことになり、緊急車両の出動に支障をきたすようになる。国道を広げることを考えるべきだ。
東御清翔高校のグラウンドの横は子供達が横断し一番危険なところだ。この地域の交通量がどうなっていくのか調べたらどうか。市長は文化会館方面への車が増えるといっているがよくわからない。交通量調査を行ないその結果を加味するべきではないか。
グラウンドと校舎の間の道が閉鎖されてしまうそうだがここは生活道路だ。用水路の管理道路でもあるので、道路の一部を残すか敷地内の通行権を残してほしい。(拍手)
橋本建設課長 長期計画にないとの指摘だが長期計画は幹線道路までだ。この道路は舞台が丘施設へのアクセス道路としての位置付けだ。これまでの道路と意味合いが違う。和、祢津、滋野の一部の方はこの道路から各施設を利用できる。田中、北御牧、滋野の一部の方はこれまで通り南側から利用することで安全性、利便性が向上する。
消防署前の道路が狭く急であり、これまでより渋滞するのではないかとの意見をいただいた。文化会館方面から下ってくる車は消防署前が渋滞するので、新しい道路を右折し海善寺に抜け、左折しヤオフク前から国道に出る。一方海善寺方面から東に行く車は東部中学校・文化会館・市民病院など北に抜ける。市役所と中央公民館下の信号は近いので、消防署前を下に下る車は少ないのではないか。
交通量調査については普通主要な幹線道路で行うものだ。今回は舞台が丘地域のアクセスが目的であり通常の調査は不要だ。詳細設計の段階で検討したい。
グラウンド横の道は閉鎖し東御清翔高校へ払い下げ、高校で青写真をつくっている。農業用用水路としての利用は十分考えたい。高校側へ要望していく。
■ 地元区に対する影響はどうか
問 地元としてはこの道路のまわりがどうなるかわからない。夏目田のほうに伸びるのか。地域が分断され子供やお年寄りはどうするのか対策はどうか。
問 これだけの情報だけで1時間で理解するのは難しい。私の祖母が東部高校の建設に協力した。地元県区と東部高校の結びつきは強いものがある。以前は高校の中を自由に通れた。四方八方を道路に囲まれ県(あがた)区との連携がなくなる。グラウンド横の道は廃道にしないで残してほしい。今後も県(あがた)区と話し合い区民の声を聞いてほしい。(大きな拍手)
橋本建設課長 今回の道路に歩道をつくるのでこれを利用してもらえば安全だ。コミュニケーションが阻害されるということだが今後話し合いをして行きたい。
■ 市民の意見をどう取り入れるのか
問 決まってしまってから住民に説明しているのではないか。県区は田中保育園の時の加沢区と同じだと感じた。住民の意向調査をしないようだが賛成の人ばかりではない。反対の意見をどうやったら聞いてもらえるのか。(拍手)こういう大事な事業に私たちの意見を取り入れてもらえるのか考えてほしい。
五十嵐副市長 説明会が行われるが少数意見をどうやって入れるのか・・・。(会場よりの発言-誰が少数意見だと決めたのか。市役所の決めることが多数意見なのか。)「そういう意見」と言ったつもりだった。いろいろな人の意見を聞いてやっていかなければいけない。その中で市民に説明し理解してもらおうと思っている。その中で出された意見を政策の決定に生かせるものは生かして行きたい。
問 廃道にする道について水利組合に話がされていない。計画しているのか。一番影響を受けるところだ。(拍手)
橋本建設課長 水利組合については今後相談して行きたい。水利権については守って行きたい。
■ 消防署の移転は考えないのか
問 なぜ消防署をもっと広いところに持っていかないのか。こんな国道の近くに太い道をつくれば渋滞する。消防署を広い道路に移してほしい。(拍手)
問 市民へ配布された資料は1枚だけだ。次の説明会から今回使った資料をコピーして配布してほしい。
市長 消防署は平成3年に人口密集地に近いところにつくるのが好ましいということで決まった。耐用年数は50年となっている。消防署がとりわけ使い勝手が悪いということがないと立替は難しい。耐震基準もクリアーしており新たな財政的支援が得られない。
消防署は上田広域の範疇でありその中で判断していかなくてはならない。1年間に救急車が1000件出動しいのちを救っている。使い勝手を良くして平成3年の判断が正しくなるようサポートして行く。
どういう形で市民の意見を聴取するのかいろいろやり方はある。パブリックコメントでも市民の意見を聞いている。最終判断は議会で行うのが二元代表制だ。議会を通して意思決定する。プロセスの中でより多くの市民の意見を聞くこと、早め早めに市民の意見を聞くようにして行きたい。
問 県の高校教育課は検討中だそうだ。資料には東御清翔高校が書かれていない。自分の通っている学校が書かれていないと知ったらどう思うか、配慮が足りない。
橋本建設課長 県の高校教育課は青写真をつくりすり合わせしている。
■ 時間をかけてじっくりやるべきではないか
問 長野県ともツメる。県(あがた)区ともツメる。これはたいへんなことだ。長野県の施設のことまで口を突っ込みすぎだ。この話は後から突如として出てきたものだ。こんな重大な問題を1~2ヶ月で説明会をやって押し切ろうというやり方は強引すぎる。いったん道路をはずしてやったらどうか。(拍手)
問 この道路の使用目的は市長は国からの補助金を得るためのもの、課長はアクセス道路と言う。明らかに違っている。これでいいのか。財政についてはこれからの様々な事業をやらないことにして考えているのか。本当に必要なものをやるべきだ。もっと広いところに出ることも検討すべきではないか。市長のバイタリティがあればできる。
橋本建設課長 道路の必要性について防災とアクセスと一本化していないとの指摘だが、平時の時はアクセスであり、いざというときは防災拠点へのアクセスということだ。
問 東御清翔高校には説明していないのではないか。
市長 東御清翔高校を素晴らしい高校にしたい。そのために県も協力してほしいと要請してきた。この道路を東御清翔高校を良くするために使いたい。
ここは災害が起きたあと被災された方々を支援するための拠点だ。災害のあとどうするか準備されていなければならない。防災ゾーンをつくるなら国は支援しましょうと言っている。議員の先生方に判断していただきたい。
■ 道路や駐車場は必要なのか
問 15億円の道路は必要なのか。防災上なくてはならぬ道路か。求女川が被災して通行できなくなることはないのか。必要性の理由が二転三転している。これまで計画もなかった。地元の県(あがた)区の方もとまどっている。住民の意向調査を行ってほしい。(拍手あり)
秋山産業建設部長 道路建設は一般的には交通量や歩行者が多いということで安全性向上が目的だ。しかし今回の道路は従来の道路改良工事と異なる。ここは高校を含め災害が起きたあとの防災エリアだ。道路は防災拠点へのアクセス道路だ。またこれまで市役所の駐車場を通って東側の道路に抜ける車が多かった。延伸することでこれにも対応できる。
問 計画が次から次へと出て来ている。道路や駐車場をつくるというのはわかった。しかしそんな必要があるのか。いま230台停められる。そこにさらに120台分つくる。駐車場が足りずに困っていることはないのではないか。駐車場は本当に必要か。道路をつくってもすぐ行き止まりだ。また市民に配られた資料には東御清翔高校の配置図が載っていない。現場の了解も得ているのか。(拍手あり)
橋本建設課長 東御清翔高校との交渉については県高校教育課とすり合わせ中だ。高校にも説明し同時並行的に動いている。
山田行政管理係長 駐車場は満杯になることはないということだがいつもいっぱいとの声もある。中央公民館前に縦列駐車している車もある。いつもということではないかもしれないが駐車場は足りないのではないか。中央公民館では100人を越す集会が50~60回ある。一人1台なら足りないと認識している。いくらあったらいいのかということだが新図書館や子育てセンターができれば駐車場は必要になる。
五十嵐副市長 交通調査は考えていない。説明して反対の声も賛成の声もある。説明会を通じて理解を得て行きたい。
■ 中央公民館の講義棟とはどんなものか
問 講義棟は現在のポケットパークのところか。ソーラーパネルを各施設に設置してほしい。
飯島生涯学習部長 講義棟は中央公民館のポケットパークのところにつくる。2階建てだ。中央公民館の南の陶芸教室・倉庫を1階に配置し、2階には150席規模の固定席の講義室をつくる。現在講堂が年間600回も使われ、文化協会のアンケートにもなかなか予約できないという声があがっている。 これに対応するためだ。大学の講義室のイメージだ。椅子の出し入れの手間も省ける。
斉藤総務部長 ソーラーパネルは本庁舎に設置する。中央公民館についてもすすめているところだ。
斉藤総務部長 雨水の利用については市庁舎段階で下水に使えないか検討したが、渇水期における雨水の確保が問題で対応していない。植木などへの散水タンクとしては今後考えられる。
■ 周辺道路への影響は大丈夫か
問 新しい道路について心配している。県(あがた)区が二分されてしまう。交通安全が確保されるのかよく聞いて方向付けを考えたい。最初から駐車場を含めて説明してほしかった。長期計画にもない道路だ。国道と併行するような道ができるのは二重投資になる。しかも道路が接続する消防署の前の道は狭く急勾配だ。国道も近く朝夕はとても混み合っている。道をつくることが返って車を呼び込むことになり、緊急車両の出動に支障をきたすようになる。国道を広げることを考えるべきだ。
東御清翔高校のグラウンドの横は子供達が横断し一番危険なところだ。この地域の交通量がどうなっていくのか調べたらどうか。市長は文化会館方面への車が増えるといっているがよくわからない。交通量調査を行ないその結果を加味するべきではないか。
グラウンドと校舎の間の道が閉鎖されてしまうそうだがここは生活道路だ。用水路の管理道路でもあるので、道路の一部を残すか敷地内の通行権を残してほしい。(拍手)
橋本建設課長 長期計画にないとの指摘だが長期計画は幹線道路までだ。この道路は舞台が丘施設へのアクセス道路としての位置付けだ。これまでの道路と意味合いが違う。和、祢津、滋野の一部の方はこの道路から各施設を利用できる。田中、北御牧、滋野の一部の方はこれまで通り南側から利用することで安全性、利便性が向上する。
消防署前の道路が狭く急であり、これまでより渋滞するのではないかとの意見をいただいた。文化会館方面から下ってくる車は消防署前が渋滞するので、新しい道路を右折し海善寺に抜け、左折しヤオフク前から国道に出る。一方海善寺方面から東に行く車は東部中学校・文化会館・市民病院など北に抜ける。市役所と中央公民館下の信号は近いので、消防署前を下に下る車は少ないのではないか。
交通量調査については普通主要な幹線道路で行うものだ。今回は舞台が丘地域のアクセスが目的であり通常の調査は不要だ。詳細設計の段階で検討したい。
グラウンド横の道は閉鎖し東御清翔高校へ払い下げ、高校で青写真をつくっている。農業用用水路としての利用は十分考えたい。高校側へ要望していく。
■ 地元区に対する影響はどうか
問 地元としてはこの道路のまわりがどうなるかわからない。夏目田のほうに伸びるのか。地域が分断され子供やお年寄りはどうするのか対策はどうか。
問 これだけの情報だけで1時間で理解するのは難しい。私の祖母が東部高校の建設に協力した。地元県区と東部高校の結びつきは強いものがある。以前は高校の中を自由に通れた。四方八方を道路に囲まれ県(あがた)区との連携がなくなる。グラウンド横の道は廃道にしないで残してほしい。今後も県(あがた)区と話し合い区民の声を聞いてほしい。(大きな拍手)
橋本建設課長 今回の道路に歩道をつくるのでこれを利用してもらえば安全だ。コミュニケーションが阻害されるということだが今後話し合いをして行きたい。
■ 市民の意見をどう取り入れるのか
問 決まってしまってから住民に説明しているのではないか。県区は田中保育園の時の加沢区と同じだと感じた。住民の意向調査をしないようだが賛成の人ばかりではない。反対の意見をどうやったら聞いてもらえるのか。(拍手)こういう大事な事業に私たちの意見を取り入れてもらえるのか考えてほしい。
五十嵐副市長 説明会が行われるが少数意見をどうやって入れるのか・・・。(会場よりの発言-誰が少数意見だと決めたのか。市役所の決めることが多数意見なのか。)「そういう意見」と言ったつもりだった。いろいろな人の意見を聞いてやっていかなければいけない。その中で市民に説明し理解してもらおうと思っている。その中で出された意見を政策の決定に生かせるものは生かして行きたい。
問 廃道にする道について水利組合に話がされていない。計画しているのか。一番影響を受けるところだ。(拍手)
橋本建設課長 水利組合については今後相談して行きたい。水利権については守って行きたい。
■ 消防署の移転は考えないのか
問 なぜ消防署をもっと広いところに持っていかないのか。こんな国道の近くに太い道をつくれば渋滞する。消防署を広い道路に移してほしい。(拍手)
問 市民へ配布された資料は1枚だけだ。次の説明会から今回使った資料をコピーして配布してほしい。
市長 消防署は平成3年に人口密集地に近いところにつくるのが好ましいということで決まった。耐用年数は50年となっている。消防署がとりわけ使い勝手が悪いということがないと立替は難しい。耐震基準もクリアーしており新たな財政的支援が得られない。
消防署は上田広域の範疇でありその中で判断していかなくてはならない。1年間に救急車が1000件出動しいのちを救っている。使い勝手を良くして平成3年の判断が正しくなるようサポートして行く。
どういう形で市民の意見を聴取するのかいろいろやり方はある。パブリックコメントでも市民の意見を聞いている。最終判断は議会で行うのが二元代表制だ。議会を通して意思決定する。プロセスの中でより多くの市民の意見を聞くこと、早め早めに市民の意見を聞くようにして行きたい。
問 県の高校教育課は検討中だそうだ。資料には東御清翔高校が書かれていない。自分の通っている学校が書かれていないと知ったらどう思うか、配慮が足りない。
橋本建設課長 県の高校教育課は青写真をつくりすり合わせしている。
■ 時間をかけてじっくりやるべきではないか
問 長野県ともツメる。県(あがた)区ともツメる。これはたいへんなことだ。長野県の施設のことまで口を突っ込みすぎだ。この話は後から突如として出てきたものだ。こんな重大な問題を1~2ヶ月で説明会をやって押し切ろうというやり方は強引すぎる。いったん道路をはずしてやったらどうか。(拍手)
問 この道路の使用目的は市長は国からの補助金を得るためのもの、課長はアクセス道路と言う。明らかに違っている。これでいいのか。財政についてはこれからの様々な事業をやらないことにして考えているのか。本当に必要なものをやるべきだ。もっと広いところに出ることも検討すべきではないか。市長のバイタリティがあればできる。
橋本建設課長 道路の必要性について防災とアクセスと一本化していないとの指摘だが、平時の時はアクセスであり、いざというときは防災拠点へのアクセスということだ。
問 東御清翔高校には説明していないのではないか。
市長 東御清翔高校を素晴らしい高校にしたい。そのために県も協力してほしいと要請してきた。この道路を東御清翔高校を良くするために使いたい。
ここは災害が起きたあと被災された方々を支援するための拠点だ。災害のあとどうするか準備されていなければならない。防災ゾーンをつくるなら国は支援しましょうと言っている。議員の先生方に判断していただきたい。