二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

12月31日@エルサレムだってば!!(絵葉書)

2012-01-09 13:31:59 | 絵葉書
昼間の観光は歩いて45分のイスラエル博物館、美術館。イメージとは全く違って、ユダヤの財力が結集されており、驚いた事にゴッホ ピカソ マチス ルノアール等 浪花ちゃんの生涯賃金でも買えそうにない絵が無造作に多数展示されてます。

→浪花は日本のゴーギャン 田中一村か、曾我蕭白(そが しょうはく)の水墨画が欲しいとです。




日本のゴーギャン、田中一村の絵

ま 出来心でイタズラしても 背後から銃で撃たれておしまいでしょうが(笑)

めぐりあわせも悪いんですが、今日は土曜日、ユダヤ的には休息日で、観光スポットにある店はお休みで、街は死に体です。5時ごろホテルに戻ってもどこで最後の夜の食事をするか選択肢がないくらい。それがまた 不思議なんですが、やっとみつけたビストロで腹一杯になった後 通りに出てみると、ほとんどの店は営業中!?土曜日は夕方からの営業とは日本的にわかりづらいオチでした。

ホテルに帰ってニューイヤーコンサートのチャンネルを探していると、ビリー・ジョエルを見つけました


浪花補足:ビリー・ジョエル
ストレンジャーの口笛イントロが好きでした。嫁あっちゃん的には、アップダウンガールすかね?

ええーっ!彼の服の胸にはダビデマーク!ユダヤ系だったんですか。

ゲストでポールマッカートニーもでてきて、一緒にレットイットビーを合唱して、年越しを目指しますが、まだ22時か。


ポールマッカートニー

もう寝て良いですか?明日は死海でプカプカだし

浪花補足:今回も一枚目の絵葉書以外はネットから拾った写真を添付、彩りを添えています。

12月31日@イスラエル、エルサレムにて(絵葉書)

2012-01-09 13:00:00 | 絵葉書

浪花補足:絵葉書はヴィア・ドロローサの光景。

なんだかゴチャゴチな街です。見所はイエスにちなんだものが多いのですが、時間になれば「アラーアクバル!」と響き渡るし、旧市街の路地を歩いてもいると、アルメニアだったり、ユダヤだったり、ムスリムだったりします(歩いてる人や商店やレストランが)

よくこんな狭い地域で同居できるもんです。

昨日はイエスの歩いた「悲しみの道」=ヴィア・ドロローサの行進(金曜日限定)のはずでした(浪花補足:絵葉書の様にコスプレした人々が毎週金曜日に十字架背負ってイエスが最後に歩いた14ケ所のポイントを巡礼するみたいなもの?)

が、何故かお休みだったんで、歩き方を見ながら勝手になぞりました。



浪花補足:ヴィアドロローサにはこんなプレートが十四ケ所貼付けてあるらしい。



浪花補足:こんな感じの道らしい。狭いなあ!

あー、ここで2度目につまづいたんだ、とかね(笑)



浪花補足:ヴィア・ドロローサの第2番目イエス、十字架を背負わされるの「鞭打ちの教会」写真       



クジラさんが絵葉書に記述した 2度目につまづいたポイントらしい



建物の中には2度目につまづいた図も貼ってあるらしい。

街自体は金曜日(休息日)のお約束で、公共交通機関やらお店は閉まったり停まったりで、歩いているのは、教会に向かうユダヤ教徒だけ。→浪花補足:アンタもやがな!

わずかに開いていたバーでギネス黒ビールでプハーッしながら鶏肉煮込みご飯(イスラム風)をつまんでいると、ここどこの国だっけ?

間違いないのはどの価格もほぼ日本とかわらないという事ですが、クレジットカードが普通に使えるのでなんとか生きていけます。

今年も終わりですね、来年は年男ですよ、もう!

お願いがひとつ。

後でみたいので、紅白録画して東京へ送って下さいね!ホテルのテレビにNHK WORLDが入っていなくて、紅白が見られず 残念。


浪花より クジラさんへ


呼子のイカ食べに九州におったんで 紅白見てまへんねん(笑)

浪花から 皆さんへ
紅白 録画しておられる方がいましたら、クジラさんにあげて下さい。


今回も、一枚目の絵葉書とイカ写真以外は、ネットから拾ってきたものです。クジラさんの見た光景と同じかどうかは、定かではありません。

12月29日@イスラエル、エルサレムにて(絵葉書)

2012-01-09 09:14:29 | 絵葉書
九住山は寒いっすか?まさか山には登ってないでしょうが、二百名山の時には雪で車も途中で乗り捨てたような記憶です。

浪花補足:久住山→嫁あっちゃんとアタシは、年末 九重連山(百名山クリア)でした。大晦日に登りましたが、日頃の行いが反映し、お天気ベリグーでした。



九州最高峰中岳登頂の図@嫁あっちゃん



山頂付近の池は凍結して歩けます@嫁あっちゃん

エルサレムのホテルに居座ってます。1泊100ドルというとんでもないレベルですが、カード払いなので当面は問題なし(泣)のぶさんにも、メールが通じたんで適当にブログ更新してもらってます。

浪花補足:適当って。。自分のブログは自分で更新するもんぢゃありませんかね!?

今日は旧市街をブラブラ。ムスリム、キリスト、ユダヤ、アルメニアが住み分けしている地区で、歩いてもガラッと雰囲気が違って不思議な感じです。
歎きの壁は帽子が必須条件ですが


浪花補足:歎きの壁

無料で置いてあるのをチョコンと頭にのせていくと、まじめに祈っているユダヤ人と、写真を撮りまくってる観光客が入りみだれてます。


浪花補足:歎きの壁では帽子被る理由は、頭を隠すことによって、神に対する尊敬と畏れを表しているとのことです。

私も不まじめな方なんでさしこんである紙片を撮ったりしてます。


浪花補足:こんな感じでお願いお手紙をさしこんであるらしい。

夕食はイスラエル料理店に行きましたが(歩き方おすすめの)チキンカツやスープは全く日本と変わらん味で、異国に来てるという気がしませんね。お勘定も200シュケル(5000円!)安くないなあ(泣)カードで払えるからいいようなものの…→浪花補足:酒代も含まれてるから、妥当な線だと思います。

明日は金曜日。エルサレムメインイベントの『ヴィアドロローサ』の行進です!

浪花補足:ヴィア・ドロローサとは、西暦30年前後にイエスが裁判にかけられて死刑判決を受け、茨(いばら)の冠をかぶり、十字架を背負って歩いた「悲しみの道」。毎週金曜日にそのヴィア・ドロローサ行が再現される。終点はキリスト教区にある聖墳墓(せいふんぼ)教会。イエスはこの場所で十字架にかけられ、殺されたと伝えられている。
       
今回も一枚目の絵葉書、嫁あっちゃん写真以外はネットから拾ってきた写真を貼付けております。この意味不明な絵葉書を読んで下さる クジラさんの母上様 及び 熱烈なる読者の方々への説明用です。クジラさんが同じ光景をみたかは定かではありません。

12月27日@イスラエル、アッコー(絵葉書)

2012-01-09 08:32:57 | 絵葉書
なんか しばらくぶりでんなあ(笑)
絵葉書が1枚3シュケルでアホな!と思ってたら、どこに行ってもせいぜい2だとわかりあらためて買いました。

物価は日本より高いかも知れませんね。もうおさいふは、カラカラ音をたててます。相当帰国も早まって、ダーツの開幕戦に間に合っちゃうかも(泣)

アッコー1日目は昼からの観光で旧市街を巡りました。
城壁にかこまれた旧市街は、紀元前20世紀には街として機能していたというとてつもない所ですが、もちろんそんな前の遺跡がある訳もなく、せいぜい十字軍のトンネルってとこでしょうか。


アッコーの街
地下牢博物館なんかパスポートチェックからはじまり肩掛けバッグの中身を全て洗いざらいチェックするという徹底したものでした。よほど後ろめたい事があると見えますね。






地下の博物館

節約志向なんで新市街の住宅地のスーパーまで歩いて行って大きなパンとツナ缶、ポテトサラダを買い込んで夕食にします。

酒はとうみつ(?)から作ったアラクというイスラエル産のものを買って、ちびちびなめてます。




浪花補足:写真はシリアのアラク。無色だが、水を入れると白濁する。もともとはナツメヤシやブドウといった中近東乾燥地帯原産の糖度の高い果実を醗酵させてから蒸留した酒であるが、例えばインドやスリランカ、マレーシアなどでは、米から作られた醸造酒や、ヤシの花穂を切断して採取した樹液を醗酵させたヤシ酒を蒸留して、アラクをつくる。
アルコール濃度は、加糖してある低品質のものでは10%以下、高品質の濃いものになると60%近くにもなる。アルコール度の高いものは氷を入れずに水で割って飲まれる。アラックそのものは無色透明だが、水で割ると非水溶成分が析出して白濁するため、「獅子の乳」の別名がある。

宿は1泊200と高いんですが、カードが使えるんで当面問題なし(笑)

2日目は、鉄道をクリアーでレバノンとの国境にある岬、ローシュ・ハニクラ。天気良いですが波が高く、洞窟の中のしぶきは迫力ありました。





浪花補足:ローシュ・ハニクラはイスラエル版青の洞窟といわれるところです。

帰りがけにホロコースト博物館に寄りました。改めてみると、第二次世界大戦の死者ってソ連と中国が突出しているんですね。そして今日はテルアビブへ移動。ホテルに荷物をおいてベエルシェヴァへ向かう鉄道の中です。

浪花補足:今回も一枚目の写真以外の写真は、ネットから拾ってきたものです。
ふぅ 残業夜十時までの後、通勤電車の中で なんとか一枚 更新作業完了。。

12月24日@イスラエル、ハイファ(絵葉書)

2012-01-09 08:00:00 | 絵葉書
うーん、ま、体が元気な事は確かです。コーダホテルを7時前に出発。白タクに日本人4人乗って1人5ディナール。ま、そんなもんか。8時にキングフセイン橋のボーダー着。

この橋は日本の援助で出来ていますが、そんな事は関係なく厳しい(要領悪い)チェックが始まります。人が詰めかけているのに、まさに役所的な対応の中、狭い室内でジタバタしながら2時間!出国税で8ディナール払ってバスに乗ると、バス代と荷物代の集金にきます。4.25。ディナールもほぼきれいになくなりました。出国でこんなに手間取るのははじめてです。同行の日本人に習ってヨルダン出国スタンプは別紙に。

涸れ川を渡ってイスラエル側へ。長いゆるやかな(涙)列の先で荷物をX線にかけると私のデカリュックはひっかかって、奥の別室へ持っていかれます。怪しさが少ない荷物は目の前であけられて細かい資料件さしてます。
やっと出てきたリュックを持って入国審査へ。ここも時間はゆっくり流れています。ようやく順番が来て、別紙を貰って記入してパスポートを出すと、スタンプは別紙に押してくれます。パスポートはそのままで、私に出すともうお昼です。効率よりも安全が優先する国です。

とりあえず100ドルを両替して350シュケル。ここで日本人グループと分かれて北部の町 アッコーを目指します。

浪花補足:地中海の港を持つアッコーは、交通網という面でも軍事という面でも重要な町として、十字軍、マムルーク朝、オスマン朝などが繰り返し支配することとなりました。1799年にはナポレオンがこの町の攻略を試みましたが、結局攻め落とせず失敗しました。

現在のアッコー旧市街はオスマン朝後期の建築物ですが、地下には十字軍時代の都市遺跡や要塞跡など、十字軍時代のものが残っていて、この旧市街はユネスコ世界遺産の登録を受けています。


浪花補足:アッコーにはこんな要塞がありますが、クジラさんが辿り着けたかどうかは定かではありません。

…が、今日は金曜日で希望的に休日。これも気合いが入ってます。まさかの鉄道が午後1時半で終了!

バスも続々終了して高いタクシーに乗らざるを得ず!

少し手前のハイファで力つきました。


浪花補足:ハイファは地中海に面した街で、キプロスに船で渡れます。ハイファのこの写真風景をクジラさんが見たかはわかりません(笑)

バス運転手おすすめのホテルエデンは1晩210シュケル。カードが使えないんで借り、トラベラーズチェックを換える郵便局は土曜日も休みです。クリスマスイブに金ばかりなくなっていきます(涙)

浪花補足:今回も一枚目の写真以外の写真は、ネットから拾ってきたものです。妄想用の彩りとしてお楽しみ下さい。