二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

青島2

2011-02-25 20:37:12 | 日記



ちょっと迷ったのは事実ですが、共同トイレの汚さと、シャワーが無いことが引っかかり、リュックを担いでホテルを出ます。
バスを使って、火車駅に行けるのは昨夜チェック済みです。
正月の大変なメイヨー攻撃はテレビで良く観ますが、取りあえず窓口へ。
明日の日付と鄭州の字を見せて、ウンウン頷いていたら、切符出てきました~!お次はホテル。あっちゃんからユースホステルの情報は貰っていたんですが、タクシーの運ちゃんに説明する自信がなく、駅前をウロウロして旅館を見付けました。何かを要求されているんですが、なんだか判らず、筆談を試みて、「証」の字を書かれた所でピンポーン!パスポートが見たいんだ♪早く言えば良いのに(笑)120元ですが、トイレシャワー付きでOKします。
中山路辺りをうろついていると、でかい教会前でカップルが写真撮ってます。
腹が減って、流行ってそうな食堂に入ります。嬉しい事に、壁に写真が張ってあったので、ホール係の小学生(東南アジアっぽい)に示すと…正解です。ラーメンというよりもそうめんみたいでしたが、それは彼女の責任ではないでしょう。桟橋の先っぽにある閣の軒先には、やはり三蔵法師がいます。
やたら肯徳基の看板が目に付きます。
香港中路から歩いたりバスに乗ったりを繰り返して、青島駅まで散策。






夕食は昨日と格段違う駅前の食堂。やはり写真が張ってあるんで、「家焼花黄魚」とやらを指差します。イメージは鰺の南蛮漬けでしたが、川魚の煮付けが出てきました。
食べてみると、骨まで全部食べられ、ビールのつまみにピッタリ!締めに麻婆飯を頼んで今夜は51元♪
逆算すると、瓶ビール一本90円相当なんですが、そんな物ですか?中国が安いのか、日本が高いのか?



青島

2011-02-25 07:50:18 | 日記

四百人位乗ってると思いますが、韓国、中国以外の国籍は多分私一人。日中はカップ麺、ビール、パズルで過ごします。周りはわーわー怒鳴りあってる人達だらけですが、気にならなくなってきました。
一時間の時差があるようですが、予定より早く、四時半に薄暗い青島港に接岸。但し、エコノミーで列にも並んでない私が下船出来たのは一時間後でした。もうちょっと何とかして下さいなっ(笑)
入国のスタンプを押されて、15日のカウントダウンが始まりました。
ゲートを出ると物凄い人ごみですが、これは観光客を狙ってるんじゃなくて、(多分そんなの私だけ)荷物を受け取りに来てるんですね。みんな尋常じゃない量のダンボールを積み込んでましたから。当てにしていた両替所もありませんが、餞別でもらった小銭が役に立ちます。さて、ホテル探しです。沢木さんは、そういう時はチャイナタウンを目指せと言ってましたが、ここはチャイナですよね。
声を掛けるタクシーは取りあえず無視して街の方に歩きますが、かなり遠い筈。と、バスが来ました。番号が一桁なんで、まぁ賑やかな方に行くだろうと。
料金の表示がありませんが、運転手に指一本立てると、同じ仕草をするので、一元札を箱に押し込みます。確かに賑やかな方面にきましたが、こんなホテルは高そうだなぁ、と躊躇しているうちに、あっという間にスラム街みたいな中でバスは終点。歩いて戻っていると、左手に「旅館」のネオン。ちょっと覗いてみましょう。因みに中国って、外国人を泊めちゃいけないホテルもあるそうですが、その類だと思います♪全く英語も通じないのに、泊まっても良いようです。部屋は四畳半くらいのスペースにベッドが二つ。テレビはありますがトイレは共同。山小屋の個室と思えばこんなもんでしょ。ジャパンと連呼してるのに、姉ちゃんは帳面に「韓国人」と書いてます(笑)しかも、その前の行の中国人には20元とあるのに、私の行には40元と書きます。外国人料金かな?日本人と力説すると、更にアップする危険もあるので、手を打ちます。
リュックをベッドの上に置き、飯食ってくる、の仕草をすると、姉ちゃんはついて来いっと、暗い道を歩き出します。バラックの一角にある食堂に、内のお客さんだから。と紹介してくれます。ただし、食堂のあんちゃんとも会話は成立してません。メニューをみると、麻婆豆腐みたいな漢字をみつけて、冷蔵庫のビールを指差せば意思は通じたようで、夕食にありつけました。青島ビール二本を含めて23元だそうです。安過ぎて怖い(笑)

韓国脱出

2011-02-25 07:30:53 | 日記



いよいよ出国手続きです。あれ?船の癖にX線装置があります。やばいなぁ
やっぱり引っかかりました。リュックをガサゴソして係官が引っ張り出したのは、アルコールボトル、固形燃料、果物ナイフ二本。全て没収しそうな勢いです。お互いにカタコトの英語でやり合います。逆にこういう時は通じない方が良い時もあるみたい。明らかにマニュアル違反だと思いますが、見かねたおじさん係官が寄ってきて、アルコールボトルとナイフを袋に戻してくれました。普通逆だろっと突っ込む所でしょうが、これ幸いとっとと出国カウンターに進みます。
エコノミークラスなので、当然大広間ゴロ寝を想像してましたが、嬉しい事に二段ベッドです。これなら荷物も置いておけます。船内に時間限定のコンビニがあったので、翌日分のカップ麺を三つ購入します。(お湯は無料)船はスムーズに進み、どこが悪天候なんだよっと。締めに缶ビールを飲んで、いつまでも五月蝿い韓国人を無視して寝ます。