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朝8時に役場に電話。
いやー、やっとですよ!
はい、運航します
との返事を受け、広げっぱなしだった洗濯物などを纏めて、タクシーで港へ向かいます。
車中、昨日の雪は大変でしたねぇ
の世間話から始め、新燃岳見えませんねぇと振ると、3日前位に帰れなくて困っていた営業マンを都城まで乗せたとの事で、やっぱり積もった灰が尋常ではなく、桜島被害で育った鹿児島人とは違って、生まれて初めて経験している子供達が可哀想。屋根や樹木に積もった灰を掃除するには、バケツをひっくり返したような雨が必要との事でした。
待ちに待った出航という思いは勿論皆も同じで、二等和室の中は方言が飛び交っていますが、殆ど聞き取れません。食堂が無かったので、待合室に戻って買ったさつま揚げとカップラーメンで朝食。後は三時間半毛布を被って船酔いにならぬようじっとしてます。
竹島に続いて遂に硫黄島に到着。ゴツゴツした島で、港の中は硫黄色(温泉が湧いているらしい)。荷物を宿に置いて東温泉まで徒歩30分、海沿いにあるそれは、思わず笑っちゃう位のワイルドさで勿論混浴。ただ誰もいないけど…
この島には他にも温泉があり、道がない穴之浜は無理にしても、3キロちょい離れた坂本温泉に向かいます。途中にある俊寛堂は、竹で作った小さな庵です。(平清盛暗殺に失敗して島流し)
登り下りを繰り返して一時間弱、やっと看板を発見。
ん?
時間によって入れない?
ジャジャーン!
海の中です(>_
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夕食は、関電工の若者と二人。村の全世帯の通信のケーブル化のビックプロジェクトで昨年から宿泊客がひっきりなしで、独りで切り盛りしてる宿のお婆ちゃんも、嬉しいを通り越して愚痴ってます。焼酎と言うと一升瓶が出てきて、つまみに茹で筍(お婆ちゃんの手作り)を追加して、またまたグズグズになるまで飲みましたとさ。
送信が上手くいかず、前後しますが、島には安徳天皇の墓もあります。壇ノ浦じゃなかったのね。
最後の目玉は野生の孔雀!墓地とか小学校の校庭にウロウロしてるんですが、さすがに携帯のカメラに収まるほどトロくはありませんね。この写真で精一杯です(>_<)