実は、ちび様は”てんかん”持ちなんです。
今は治まっていますが、当時は心配で心配で・・・
ちびたろう は、生後９ヶ月頃「去勢手術」を受けた。
それから３週間後の深夜２時頃・・・
バタバタ！バタバタ！っという音にびっくりして飛び起きた。
見ると玄関で ちびたろう が”てんかん”を起こしていた。
何が起きているのかわからず、パニックになった。
ちびたろう は、「グガッ！グガッ！」と口をパクパクさせながら、
はげしく体を痙攣（けいれん）させていた。
手足は硬直し、しっぽは膨れ、体の毛も逆立っていた・・・。
息がしにくそうで、しかも舌を噛みそうだったので、思わず手を突っ込んだ。
もちろん噛まれて、血がボタボタと落ちた。
痛みよりも、このまま ちびたろう がどうなってしまうのか・・・
最悪の事態が頭をよぎった。
泣きそうになりながら、せめて頭をぶつけないように、
手を添えながら、早く治まってくれと祈った。
やっと落ち着き、目をパチパチさせていた。
ゆっくりと立ち上がり、おぼつかない足取りで、フラフラと歩き出した。
なぜか、ご飯をカリカリと食べ始め、その後すぐにゴロゴロとノドを鳴らし
私にスリスリと甘えだした。
私は ちびたろう の頭をそっと撫でた。
もう、その手はブルブルと震えていた。
次の日、去勢をした病院で血液検査をしてもらった。
先生いわく、「血液検査では異常はありません。先天性の脳障害でしょうね。」と。
心配のあまり、不安定な精神状態だった事もあってか、その言い方にカチンときた。
「去勢手術の時、何かあったんじゃないんですか？」と言ってしまった・・・。
先生には「それは関係ないです。」と言われた。
その３日後の午前９時頃、２度目の”てんかん”が起った・・・。
すぐに治まったが、その日は会社が休みの日だったので、介抱できたが、
もし、誰もいない時だったら・・・と考えると気がおかしくなりそうだった。
もう、あの病院には行けないので、新しい病院を探し、そこの先生に相談してみた。
怖い思いをしたり、興奮すると”てんかん”を起こす子がいるとの事だった。
精神安定剤のようなものを飲ませておけば、頭がボーッとするので、
興奮する事は少なくなるだろうと。
「でも、まだ小さいのにそんな状態にしておくのは可愛そうだから、
”てんかん”が治まらない時に飲ませてあげ。」と言って薬をくれた。
その３週間後の早朝、３度目の”てんかん”が・・・。
タンスの上で寝ていた ちびたろう は、痙攣しながらタンスから落ちた。
バタバタという音で、気が付いていたので、下で受けとめる事ができた。
あぁ・・・、家にいる時でよかった。
そのときもすぐに治まった。
その１週間後、４度目の”てんかん”このときから失禁するようになった。
とうとう舌を噛んでしまったようで、口から血が出ていた・・・。
それから４ヶ月間、
１～３週間に１度のペースで”てんかん”は起った。
牙が舌を貫通した事が３回度あった。
その度に手で牙から舌をはずしてあげた・・・。
割り箸に布を巻いたものを口に挟むのだが、
痙攣がはげしく、
牙と割り箸の間に舌が挟まってしまうのだ・・・。
病院の先生には「完全に治る事は無い」と言われていたので、
途方に暮れていた・・・。
何も出来ない無力な自分に苛立ち、悲しかった。
私はその当時タバコを吸っていたが、これを機に辞める事にした。
願掛けのつもりだった。
これくらいしか、できなかったからだ。
それから３ヶ月、何も起らなかった。
願掛けが利いたかと、喜んでいたら、再発・・・。
その時は、寝ていたかと思ったら、
急に廊下を走り出し、
そのまま倒れ、痙攣・・・。
頭を壁にゴンゴンとぶつけ出したので、
慌ててタオルで保護。
それも１分程で治まった・・・。
病院に連れて行った日は必ず”てんかん”を起こしたので、
往診に変えてもらった。
それからは３ヶ月に１回のペースが３年間続いた。
”てんかん”が起こる度、
「このまま ちびたろう が死んでしまったらどうしよう・・・」
という恐怖に襲われながら、祈るように治まるのを待った。
会社から帰る途中には、
「家に帰ったら ちびたろう は元気で出迎えてくれるだろうか」という不安に、
何度も泣きながら原付を飛ばして帰った。
【ちびたろう癲癇（てんかん）記録】より
（↑ただのメモですが・・・）
最後の”てんかん”を起こしてから、既に３年が過ぎてます・・・。
もう、大丈夫かなと思ってます。
願いを叶えて貰えたんだと、信じています。
参加してます
今は治まっていますが、当時は心配で心配で・・・
ちびたろう は、生後９ヶ月頃「去勢手術」を受けた。それから３週間後の深夜２時頃・・・
バタバタ！バタバタ！っという音にびっくりして飛び起きた。
見ると玄関で ちびたろう が”てんかん”を起こしていた。
何が起きているのかわからず、パニックになった。
ちびたろう は、「グガッ！グガッ！」と口をパクパクさせながら、
はげしく体を痙攣（けいれん）させていた。
手足は硬直し、しっぽは膨れ、体の毛も逆立っていた・・・。
息がしにくそうで、しかも舌を噛みそうだったので、思わず手を突っ込んだ。
もちろん噛まれて、血がボタボタと落ちた。
痛みよりも、このまま ちびたろう がどうなってしまうのか・・・
最悪の事態が頭をよぎった。
泣きそうになりながら、せめて頭をぶつけないように、
手を添えながら、早く治まってくれと祈った。
やっと落ち着き、目をパチパチさせていた。
ゆっくりと立ち上がり、おぼつかない足取りで、フラフラと歩き出した。
なぜか、ご飯をカリカリと食べ始め、その後すぐにゴロゴロとノドを鳴らし
私にスリスリと甘えだした。
私は ちびたろう の頭をそっと撫でた。
もう、その手はブルブルと震えていた。
次の日、去勢をした病院で血液検査をしてもらった。
先生いわく、「血液検査では異常はありません。先天性の脳障害でしょうね。」と。
心配のあまり、不安定な精神状態だった事もあってか、その言い方にカチンときた。
「去勢手術の時、何かあったんじゃないんですか？」と言ってしまった・・・。
先生には「それは関係ないです。」と言われた。
その３日後の午前９時頃、２度目の”てんかん”が起った・・・。
すぐに治まったが、その日は会社が休みの日だったので、介抱できたが、
もし、誰もいない時だったら・・・と考えると気がおかしくなりそうだった。
もう、あの病院には行けないので、新しい病院を探し、そこの先生に相談してみた。
怖い思いをしたり、興奮すると”てんかん”を起こす子がいるとの事だった。
精神安定剤のようなものを飲ませておけば、頭がボーッとするので、
興奮する事は少なくなるだろうと。
「でも、まだ小さいのにそんな状態にしておくのは可愛そうだから、
”てんかん”が治まらない時に飲ませてあげ。」と言って薬をくれた。
その３週間後の早朝、３度目の”てんかん”が・・・。
タンスの上で寝ていた ちびたろう は、痙攣しながらタンスから落ちた。
バタバタという音で、気が付いていたので、下で受けとめる事ができた。
あぁ・・・、家にいる時でよかった。
そのときもすぐに治まった。
その１週間後、４度目の”てんかん”このときから失禁するようになった。
とうとう舌を噛んでしまったようで、口から血が出ていた・・・。
それから４ヶ月間、１～３週間に１度のペースで”てんかん”は起った。
牙が舌を貫通した事が３回度あった。
その度に手で牙から舌をはずしてあげた・・・。
割り箸に布を巻いたものを口に挟むのだが、
痙攣がはげしく、
牙と割り箸の間に舌が挟まってしまうのだ・・・。
病院の先生には「完全に治る事は無い」と言われていたので、
途方に暮れていた・・・。
何も出来ない無力な自分に苛立ち、悲しかった。
私はその当時タバコを吸っていたが、これを機に辞める事にした。
願掛けのつもりだった。
これくらいしか、できなかったからだ。
それから３ヶ月、何も起らなかった。願掛けが利いたかと、喜んでいたら、再発・・・。
その時は、寝ていたかと思ったら、
急に廊下を走り出し、
そのまま倒れ、痙攣・・・。
頭を壁にゴンゴンとぶつけ出したので、
慌ててタオルで保護。
それも１分程で治まった・・・。
病院に連れて行った日は必ず”てんかん”を起こしたので、
往診に変えてもらった。
それからは３ヶ月に１回のペースが３年間続いた。
”てんかん”が起こる度、
「このまま ちびたろう が死んでしまったらどうしよう・・・」
という恐怖に襲われながら、祈るように治まるのを待った。
会社から帰る途中には、
「家に帰ったら ちびたろう は元気で出迎えてくれるだろうか」という不安に、
何度も泣きながら原付を飛ばして帰った。
【ちびたろう癲癇（てんかん）記録】より
（↑ただのメモですが・・・）
最後の”てんかん”を起こしてから、既に３年が過ぎてます・・・。
もう、大丈夫かなと思ってます。
願いを叶えて貰えたんだと、信じています。
参加してます