目覚めの扉 〜Great Awakening〜

マスコミが報じていない情報やQアノン情報を、日本人の目覚めの為に
伝えていきます。

情報補足:中国共産党の動きに注目

2019年04月11日 12時50分46秒 | 翻訳記事
こんにちは!果林です。


樹林も言っていましたが、細々ニュースはありますが、私たちから見える範囲は少なめな今日この頃です。樹林も果林も、ブログを書く手がslow down気味。。。


さて今日も、アメリカのニュースからちょっと離れて、前回の果林の記事でご紹介した中国が現在、全世界で進めている“一帯一路”プロジェクトについて書きたいと思います。私はその記事を書くまでこれがどんなプロジェクトなのか、中国が今何をしようとしているのか、知らなかったです(汗)知らない人もいるかな、と思いまして、今日は、その情報の補足をしたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――

3月下旬、中国の習主席はヨーロッパを訪れて、EU首脳陣に会い、そのあとイタリアを訪問しました。習主席のイタリア訪問に合わせ、30件以上もの取引がまとまりました。その分野は、農業、財政、エネルギーからエンジニアリングまで幅広いものです。その規模は$28億ドルにも及ぶと言われています。


イタリア首相曰く、これまでは、ずっと”made in China”がイタリアに来ていたが、これからは、“made in Italy”を中国に輸出していきたい、とのことです。

なぜ、中国はヨーロッパに来るの?なぜ、いち早く、イタリアなのか?EU圏の中では、3番目の国です。
しかし、そこには、しっかり理由があります。


2013年に、中国は、“一帯一路”プロジェクト(現代版シルクロード経済圏構想)を世界で進め始めました。“一帯”というのが、中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパへと続く「シルクロード経済ベルト」を指す内陸のルートです。“一路”が、中国沿岸部から東南アジア、スリランカ、アラビア半島の沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ「21世紀海上シルクロード」を指します。内陸からも、海路からも中国からヨーロッパへつながるというのが、重要なポイントになります。




このプロジェクトによって、今後数十年かけて、これらの地域に道路や港湾、発電所、パイプライン、通信設備などインフラ投資を皮切りとして、金融、製造、電子商取引、貿易、テクノロジーなど各種アウトバウンド投資を積極的に進め、経済活性化を強める目的です。3大陸約65カ国とつながることになってます。すでに多くの国々が喜んで参画しています。

2016年には、借金苦のギリシャが、最大の海港であるピレウス港の51%を、中国のCOSCO shippingに 売却しました。欧州の玄関口である地中海に面した港です。今では、中国企業の南ヨーロッパの最初の入り口となっています。2016年、ギリシャの首相は中国を訪れ、中国のためにヨーロッパのゲートウェイとなることを宣言しました。

イタリアはG7の1つの国であり、その中では最初に“一帯一路”プロジェクトに参画した国となります。そんなイタリアも、中国に港を差し出します。


“一帯一路”プロジェクトのルートを見ると、1200年代の旅行家マルコ・ポーロのルートととっても似ていることに気づきます。マルコポーロのルート、そして現代の“一帯一路”は、共に、アドリア海(イタリアとバルカン半島との間の入り海)を通ります。イタリアの重要な港町、トリエステ港が面している海です。“一帯一路”プロジェクトは、イタリアでは、“Via Della seta”と呼ばれており、訳すと、まさに”シルクロード“となります。



イタリアの経済的にも影響が見えてきます。2018年、イタリアの経済は他のEUの国と比べてふるいませんでした。3月に行われた選挙では、はっきりと勝負はつかなかったと言われていますが、五つ星運動が32%の得票率で勝利。同盟は同選挙で18%の得票を得ました。その数ヶ月後に、2つのポピュリスト(大衆迎合主義)が連立し、新しい政権が誕生しました。そして、それまで政治に縁のなかったコンテ氏が首相となったのです。

イタリアの負債は、GDPからの割合を見ると世界で最も多い計算になります。借金は、約2.5兆億ドルを超えています。(ちなみにイタリアのGDPは1.9兆ドル)



イタリアへの海外からの投資額も相当減っています。海外直接投資学も、2008年には770億ドルだったのが、2009年急激に減ってから回復していません。



そこで、北京と手を結ぶことで、海外からの投資をイタリアは期待しています。2018年時点で、中国への輸出はEU圏ではドイツが断トツで、イタリアは4位です。コンテ首相は、中国への輸出に力を入れ、イタリア国内の企業を助け、たくさん雇用を生み出そうとしています。



現在、イタリアは不況です。この政策で、経済が活性化し成長すると意気込んでいます。しかし、みんなが、中国と手を結ぶことを喜んでいるわけではありません。EUからすると、この“一帯一路”プロジェクトを認めることは、中国の横暴な振る舞いを許すことになり、中国以外どこも利益は得られない、との見解を示しています。イタリアと手を結んだのも、中国がG7の解体を企んでいるとも言われています。(まさに前回の記事で書いた、分断と征服のストラテジー!)アメリカも、このプロジェクトは空虚なものだとしています。


イタリアのこの積極的な動きは、“営業開始!儲けまっせ!”ということなのか、それとも“国を売り出し中!”なんていう看板を出しているのか。。。? 乞うご期待です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――

中国のやることの規模ってでかいですよね。記事を書きながら、マルコ・ポーロも出てきましたが、1200年代を生きた、マルコ・ポーロやフビライハン、チンギスハンに思いを馳せていました(笑)今はモンゴルではなく、中国ですが、現代版の野心家、世界支配を目指す人たちをリアルに見てる感じで感心してしまいました。そして、前回の記事にも書きましたが、その思想というか戦略は、昔から変わらないんですよね。外から攻める、真正面からは戦わず端からしらみつぶしに制覇し囲っていく、という。。。歴史は終わっていなく続いているのですね。。。


これが続いていく先には一体何が待っているのか。。。。。


・・・・・・・・

・・・・・・・・

ちょっといまの果林の頭では分かりません(苦笑)


さて、イギリスのEU離脱、最終期限が4月12日。ついに明日です。
それを目前に、日本では、新札のデザインが発表されましたね。
2024年から発行だそうです。いろんな人が、この新札発行に関していろんな解釈がされています。元号が変わる大転換期とはいえ、なぜ今?
そして先ほど、オーストラリアでは突然来月5月に総選挙を行うとの発表がされました。


いろんな国が色々動き出している。。。


むむむむむ



ブログがとっ散らかってきたので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました!

また次回!


果林

最新の画像もっと見る