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哲学を読もうと、30年前に買った本 

2021-10-27 09:27:40 | 読書
書棚を整理していたら、未読であろうと思われる岩波文庫が2冊出てきた。


30年前に新宿・紀伊國屋書店で買ったらしい(本人は覚えていない)


読んだ形跡もない、レシートは「哲学の改造」に挟んであった。
ずっと挟んであったためにインクが移っていた。


この頃は40代になりたてで管理職に昇任して、少しは勉強しようと思っていたのかもしれない。
「志は高く、頭は低く、実践は足元から」との恩師の言葉を思い出す。
勤務していた会社の創業者は、25万人も従業員を擁する大企業となっても自分の工場の工員と会う時は腰が低く優しかった。
しかし直近になるほど厳しかったと身近に仕えた先輩が懐かしんで話していたのを思い出す。
我は馬齢を重ねて、今に至る。

「じい散歩」 藤野千夜

2021-09-28 08:48:03 | 読書
「じい散歩」著者:藤野千夜

読み始めたら、何か我が家に似ているなと思った。
子供の状況、年齢は我が家の方が20歳弱若いという違いはあるのだが、妻はインドア派、夫は出かけるのが好きで散歩がてらあっちこっちをウロウロするという行動様式が似ている。

夫の新平は88歳、妻の英子は87歳、子供3人だが訳あって2男1女でみんな独身なので、この歳で孫がいない。
二人の馴れ初めから、新平が事業を起こして、そこへ田舎の妹達が頼ってくる、長姉の娘=姪との交流などがリズムの良い文章で書かれている。
新平は長男で兄弟が多い、独立して余裕が出来れば兄弟、親戚の面倒を見るという大正生まれの長男の姿が浮かんでくる。
時は過ぎて、新平は自分の会社を畳む、住まいは椎名町で自宅のローンは無い。自宅近くに小さなアパートを持っていて、現役時代はその1室を事務所にしていた、今も事務所のままだが自宅外のマイルームとして気ままな生活の拠点としている。
健康、散歩、エロ動画を楽しむ。散歩範囲には馴染みの店(喫茶店、菓子屋、レストラン)があり、それらを訪れるのも楽しみ。
若かりし頃には浮気がばれて妻に油を搾られたことも数度あった。
最近、妻の英子の様子が少しおかしい時がある。認知症の始まりかと、かかりつけの医者にところに健康診断を受けに行こうと英子を誘う。やはり軽い認知症の嫌いはあるとの診断。
しばらくして、自宅で英子が倒れる。脳梗塞で緊急搬送、入院する。治療後のリハビリを終えて英子が自宅に帰ってくる。新平は以前のような気ままな散歩にも出かけられなくなり、アパートの1室も貸し出し、英子の介護に注力する。英子は少しずつ普通の生活を取り戻しつつあるが、なかなか以前のようにはいかない。それでも新平は、以前の散歩の様に日々のルーティンとして英子の世話をしていく。

これから僕も新平と同じような道をたどるのだろうか? 
90歳を超えて一人で歩き回る程の元気が果たして残っているだろうか?
娘は10年前に、池袋にあるF.L.ライトの設計による美しい建造で有名な自由学園明日会館(みょうにちかいかん)で結婚式を挙げた。
久し振りに再訪したいと思った。三原堂の薯蕷饅頭(乱歩の好物)、タカセのレストランでランチして、乱歩邸を訪ねてみようかと思った。

図書カードを頂きました

2021-05-28 11:37:54 | 読書
元の会社のOB会の役員をボランティアでやっています。
そのお礼というか気持ちという訳か、年度初めに事務局から図書カードを頂きます。
2,000円分が2枚です(4,000円カードが無いのでしょうか、5,000円では予算が厳しいとか・・・下衆の勘繰りです)

昔は図書券だったのですが、最近はカードとなりました。
使い方は変わりませんが、裏のID番号と隠されているPIN番号を削って使います。
残高はIDとPIN番号を入力すればネットで確認が出来ます。
紙製の券だと偽造や不正があったのでしょうか・・・


ま、普通に使うには券面に書かれた金額の枚数を準備する手間は省けます、カードだけを持っていれば済みます。
しかし金券ショップでは、このカードは人気が無いとの事です。
買取の際には必ず裏面のPIN番号をこすって残高確認をしなければならないので、新品には見えないのでギフトで購入する人がいないそうです。
裏面を見て削ってあれば金券ショップで買ったのがバレバレですからね。
ですので買取価格はとても安いので、いつも孫にあげたり(そのっまま削らずに)、残れば自分で使っています。

我が家の本好きは遺伝しているようです

2021-05-18 18:29:48 | 読書
我が家の家系は本好き(活字中毒)のようだ。
私の母が本好きだった。
2人兄弟の兄がそう、兄の長女(姪)も本好き。
そして私も娘も孫娘(7歳)もそうなのである。
米国転勤中、10歳だった娘が作った町の図書カードが出てきた(というより保管してた)。

帰国してからも図書館好きは相変わらず。
今日もテレワークの終わりに雨の中を、予約の本を取りに図書館まで行った。


緊急事態宣言が終われば開架して館内で過ごせる、本探しもできる。
Kindleも試したが旅行中以外は、やはりリアルの本が良い。