どんぎょんダイアリー

ドンワン(シンファ)、イム・テギョンさんが大好きです^^

Im Tae Kyung&Kim Dong Wan

ひとつの配役、3つの顔…どんなモーツァルトに会ってみるのか

2014-06-21 | イム・テギョン
ミュージカル‘모차르트!(モーツァルト!)'のレビュー記事です。。。


テギョンさん、ウンテさん、ヒョシンさんが3人3色の様相と開幕前から
言われてたけど、同じモーツァルトでも全く違うみたいですね~


会場では、2010年版の모차르트!(モーツァルト!)ostが販売されてる
ようですが、今回のOSTも是非とも作って欲しいです





※コメント欄、外してます。。。








ひとつの配役、3つの顔…どんなモーツァルトに会ってみるのか



[ミュージカル'모차르트!(モーツァルト!)'トリプルキャスティング公演3回分 観覧してみて]


パク・ウンテ - 苦悩する知識人の姿、清らかな音色でみせてくれる

パク・ヒョシン - 1幕では茶目っ気あふれる少年… 2幕では深い声で訴え

イムテギョン - しらじらしいモーツァルト、すっきりした唱法で消化




世宗(セジョン)文化会館大劇場で去る14日開幕したオーストリア産ミュージカル'모차르트!(モーツァルト!)'は独特の作品だ。作品が話すのはロマ
ンスでもクラシック音楽でもなく、主人公の自我分裂という難しい主題だ。それでも2010年初演以来国内で粘り強い愛を受けている。


新しい演出家エイドリアン・オズモンドが投入された今回の公演は、ナンバー(挿入曲)を大幅に変化させて主人公の内的葛藤をより一層浮び上がら
せた。配役を消化するのがはるかに難しくなったという話だ。今年モーツァルト役にトリプルキャスティングされたミュージカル俳優イム・テギョン(41)、
パク・ウンテ(33)と歌手パク・ヒョシン(33)の公演3回分を去る17~18日すべて見た。製作会社EMKの前作品'태양왕(太陽王)'とは違って3人の安定
した歌唱力を誇示して'悲運の天才'モーツァルトを演技したが、スタイルでは相当な差を見せた。









パク・ヒョシンは'あどけない少年モーツァルト'であった。1幕では溌刺として茶目っ気が多い演技を見せたし、2幕は挫折が深くなるほど白紙のような
魂が受ける傷がより一層深くて病気と見られた。感覚的で耳に巻かれるような声で、'왜 날 사랑해주지 않나요?(ウェ ナル サランヘジュジ アナヨ?)'を
歌って父レオポルドに訴える時この痛みは最高潮に達した。


パク・ウンテが見せた姿は、'苦悩する知識人モーツァルト'であった。清らかで明澄な音色を見せながらも胸から絶叫するような声で自身の芸術世界が
傷つく苦痛を訴えた。1幕最後の曲'내 운명 피하고 싶어(ネ ウンミョン ピハゴシポ)'から、""난 누구의 노예도 아냐… 난 자유다(私は誰の奴隷でも
ない…私は自由だ)"と叫ぶ時は、自意識の悟りが舞台の外で跳ねて出るようだった。


3人の中、一番年上なイム・テギョンは'海千山千すべて体験した老練なモーツァルト'を見せた。サイコロ賭博をする初場面から滑稽としらじらしいという
ことを表わしたし、2幕コンスタンチェと一緒にしたデュエットなどではドラマチックな表現力を通じて歌をセリフの一部のように自然に消化した。劇の後半
部、大主教との葛藤が絶頂に達した場面では自分の道を歩くという意をすっきりした唱法で見事に伝達した。


ウィーンに行けとのヴァルトシュッテン男爵夫人の勧誘を受け入れる姿では微妙な差が見える。パク・ヒョシンは故郷ザルツブルクが嫌いで離れようとする
ように見られて、パク・ウンテには新しい運命を切り開こうとする決意が感じられる。イム・テギョンは'すでに行ってなければならないのに…'として舌を打つ
ように演技する。実際のモーツァルトならば3種類の感情をすべて感じるようなものだ。



@조선일보