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馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌07.26岬

ゆるやかな流れの
川にそって
海まではしる
半島をはげしく雨がたたいて

うねらせて

また晴れた
笑いにしみこんだ
涙のかずだけ
別れがあるという

記憶のなかで沖がひからびて
岬に虹がたつ

すると
じっとしていられない

戦士たちの
芯がまた熱くなる

顔をくだる流れの
川にそって
峠をのぼる
じぶんをいつも湿らせたまま

涙のしみこんだ笑いが
涸れないうちに
さあ、急げ。
その先へ
底の深さははかり知れないが


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