馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌04.01ふつうが、咲くから。

咲きはじめたさくら見たよ。
「愛しうる」を、りっぱに
仕立てた、園児の黄いろい
体操服をきて。このような
ふつうがうれしい。水、の
もう。それから、おだやか
に、ゆっくり歩いて山、の
ぼろう。それから「愛しえ
ぬ」を、なんとかつくろっ
た、ブルーシートひろげて
ふつうが、そこに咲くから。
ただ、座っていよう。それ
から、うすむらさきの、空
のさらにむこうを見ながら、
おにぎりほおばろう。その
ような、ふつうがたのしい。
散りはじめたさくら見たよ。


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