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馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌02.27夜の梅

たいせつな人が
この先にいる
月見橋
渡ったところ
さっきまで本を読みながら
木のしたにいた
外にいるとあぶないというのに
待っている
たいせつな人を助けられなくて
だめだ
失敗が、進軍する。
なんのための戦いなのか
その人はたおれる
爆音がひびいている
春が動いた
立ちあがっている
狙われている
どうして、わかる?
命が
散っている
あたまのなかで、夜の

梅が匂う


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