馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

つらなりのほつれ fray of sequence ⑦すなわちの花

すなわち、を、生きる理由が、

ある日とつぜん腰を曲げて。

白くて丸い花を外接して、雨が降り続いていた。トドロフがでしゃばった顎骨の統辞論に。小手毬は、一見すると人生で最も恥ずかしい小手先でありうる。7世紀後半ブルガリア帝国の先端で見る、同じ花、同じ夢。何度も、見る。親たちの骨を拾う場面で、小手毬は白い喉仏にすりかわる。すなわち、を、生きる理由が、ある日とつぜん腰を曲げ、ていねいに挨拶する、シンコフスキーの低木のように。


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