(熱くなってきた地表がフライパンのように騒がしくて
助けて、の悲鳴が高い
ぴりッ、ぴりッ、
神経を渡ってきた救急車がのばされた麺に急停車する
夢?
じゃないのかこのコシの強さは
(もうこれ以上がんばりませんをがんばっていう新人、縦縞スーツ着て
ここが居場所、なのか。
こうして
縦縞にこだわる
トラ太郎が出しゃばってくる
もう、帰る時間ですよ。
(グチにしがみついて歩いてきた先輩女子のかけことば
長年働いて
たった、これだけ?
もう草はない
すり減ったアディダスを
夏でも着こんで
(壁に貼られた整頓!のしたでDJが散らかっているホールから、もう、ええんよ。
肉球がかってにトラを
発火させる
えらい、痩せたベースだな。
Johnny B. Goode
錆びた罠に吊るされて
(つづく)