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弘前読書人倶楽部

弘前読書人倶楽部のオフィシャルBlogです。
「イベント情報」などを発信します☆

臨時休館のおしらせ

2019年10月17日 | 日記

 10月19日(土曜日) 

 10月22日(火曜日)「即位礼正殿の儀」

を臨時休館させていただきますので、宜しくお願いいたします。

 岩木山に初冠雪もあり、日一日と秋が深まってまいりましたが、会員の皆様方には、体調に気をつけ、元気に過ごされることを願っております。



























弘前読書人倶楽部10月イベントのご案内

2019年10月15日 | 日記
すっかり秋らしくなった今日この頃ですが、10月のブックトークを、下記の通り開催します。
 講師には、造形家の佐々木洋子先生をお招きします。先生は、本年開催されました全国公募の美術展「第69回造形展」で特賞を受賞されました。当日は、先生の作品もご持参いただけるよう、現在お願いをしている最中です。
 ご自身の創作活動に読書が与えた影響等を、お話ししていただければと考えています。
 なにかとお忙しいこととは存じますが、是非、ご出席賜りますようお願い申し上げます。

             
               記

 日時 10月27日 午後4時から

 場所 弘前読書人倶楽部 036-8203弘前市本町69

 会費 2000円(会員以外は3000円)

*出欠のお返事を10月24日までに、お電話かFAXでお知らせください。

                    電話・FAX 0172-33-4033

弘前読書人倶楽部8周年祝賀会

2019年09月26日 | 日記
 

 弘前読書人倶楽部の、設立八周年と引っ越しを記念する祝賀会を開催した。小さな小さな任意団体に過ぎないのだが、弘前市長(代理)、弘前大学学長をはじめ、ご来賓の方にも多数(?)かけつけていただいた。かえってこちらが恐縮してしまった。
 八周年とは、聞き慣れないかもしれない。”八”という字が末広がりだという以外は、あまり深い意味はない。
 ただ、既にブログでも紹介したように、この7月に引っ越しをした。そのお披露目も兼ねて、ついでだからやっちゃおうといった乗りだった。
 この祝賀会を開くにあたって、倶楽部の歴史を繙いた。設立総会は2011年6月19日に開催している。忘れもしない、あの東日本大震災のあった年だ。そして僕にとっては、女房が亡くなった年でもある。
 その後、2012年からは、例会と称してブックトークを続けている。古い資料をひっくり返して見たら、8月に行なったものが77回目であった。
 7~8年で77回。つまり、年に10回以上は開催してきた。しかも、講師は、文学者から実業家、政治家、芸術家、翻訳家、聖職者等々、多士済々である。外国の方もいらっしゃった。これは、敢えて自画自賛させていただければ、なかなか凄いことではないかと思う。
 それだけ、この8年間で、多くの人と、読書体験を共有することができた。”本”を共通言語とした交流の輪が広がったと言えよう。
 結局、振り返れば、感謝の言葉しか無い。代表としての冒頭の挨拶で、お集まりいただいた皆様に、そして今日はご出席いただけなかったがこれまで係わって下さった全ての人に、心からの御礼を述べて、あとはひたすら飲んだ。あまりの嬉しさに、酒量もつい進んでしまった。(何だかんだと理由をつけては、毎日酒量が進んでいる)
 

米寿の言葉

2019年09月10日 | 日記

 恩師のS先生の米寿記念講演会が行なわれた。いやはや、凄いものだった。90分間、声が擦れることもなく、淀むこともなく喋り続けた。とても88歳とは思えない。仮に、今の僕でも、90分間講演するとしたら、何度か咳き込んで、何度も「あー」とか「えー」とかいって、話を中断させるだろう。
 恩師は数多くいるけれど、S先生は僕にとって、恩師中の恩師だ。中学時代三年間、国語を教わった。生意気盛りの僕の作文を評価して下さった。先生のご指導をいただいて、全国コンクールに応募したところ、思いも掛けずいい成績をいただいた。それが僕の人生の中で、唯一の栄冠と言ってもいい。あとは賞状とか盾とかとは、とんと縁の無い生活を送ってきている。
 今日の講演会では、先生の少女時代の経験をお話された。ちょうど僕らが先生に習った年代前後の回想である。70~80年前、そう戦時中から戦後にかけての、動乱の時代であった。
 印象に残った言葉が2つある。一つは、「”運”も努力のうちという人もいるが、決してそうではない。”運”は、人智の及ばないものだ」というくだり。靑森空襲の時、最初から最後まで一緒に逃げ回っていても、一人は大やけどを負い、一人は無傷だったという経験から悟ったと話された。
 なるほど。僕はもともと、努力すれば願いが叶うみたいな「努力万能主義」には懐疑的だったので、我が意を得たりと、ポンと膝を叩いた。もっとも、僕の場合は、単に努力するのが嫌いだというだけのもので、先生の辛い経験と重ね合わせること自体、失礼千万だということは承知している。
 もう一つは、朝鮮戦争の話である。先生は最初、経済的な理由で大学進学を諦めていたそうだ。それが昭和25年に勃発した朝鮮戦争の特需で、実家の経営も上向いて、進学の夢が叶い、大学の教育学部に進学をされた。その後、教師として国語教育の第一人者として、これまで幸せな人生を歩んできたが、その幸せが、隣国の民族の不幸を土台に築かれているということが、いつも心の重荷となってきているというお話だった。
 それを考えれば、朝鮮戦争がなければ、僕が先生と出会うこともなかったことになる。僕の幸せも、他民族の不幸の基に成り立っている。
 どちらの話も、戦中・戦後を生き抜いて来られた先生の話だからこそ、深く心に響く。そこには真実の重さがある。
 僕も昭和30年生まれだから、勿論戦争を知らない。大宅壮一のいう「もはや戦後は終わった」と言う世代である。でも、親や親戚から、生々しい戦争体験を、直に聞く機会は数多くあった。
 それからさらに一世代・二世代あとの、今の若者たちはどうなんだろう? 例の代議士ではないが、昨今、軽々に戦争を肯定するような風潮があるような気がして恐ろしい。
 右だ左だといった単純な色分けの問題ではない。勢いや観念ではない。思想や理屈でもない。戦争の悲惨さについて、体験に勝る訴求力はない。(9288)
 

読書人倶楽部設立8周年及び引越し祝賀会

2019年09月07日 | 日記

 2011年に、弘前初の私設図書館として開館した弘前読書人倶楽部も、お陰様で8年目を迎えることができました。また、既にご案内の通り、去る7月には、新しい場所への移転も終了いたしました。
 つきましては、下記の通り、皆様と一緒に祝賀の会を催したいと存じます。お忙しいこととは存じますが、是非ご出席賜りますよう、お願い申し上げます。
 

日時 9月24日 午後6時から
場所 ホテルニューキャッスル9階
会費 5000円           以上

 準備の都合上、ご出席の方は、9月17日まで、電話もしくはFAXで、必ずご連絡を下さいますようお願いいたします。
 尚、本祝賀会をもって、9月の例会と代えさせていただきます。

                     弘前読書人倶楽部 代表 今泉昌一

                         電話/FAX 0172-33-4033