入社5年目の憂鬱

入社5年目。日々の仕事を通じて感じたことが同年代の人に伝わればと思います。

【読書】変化できる人 人は誰でも、何歳でも変わることはできる

2018-06-30 23:17:58 | 日記
赤羽雄二さんの著書、『変化できる人』を拝読しました。
変化したいと思っている人に対して具体的な方法を提示している、ぜひおすすめの本です。


●なぜ人は変化する必要があるのでしょうか。
それは外部環境が変化し、それに対応できないと自分がやりたいことができなくなってしまうからだと思います。
これは企業も同じことです。経済や社会構造、技術の変化により企業は今まではできていた利益創造ができなくなる可能性があります。
人にとって企業の利益に該当するものは何か。それは成長だと思います。成長の定義や方向性は人によって違います。これだけ外部環境の変化が激しい時代ですので一個人レベルでもいま変化することが求められています。

●変化するメリットは何でしょうか。
この本には「準備がしっかりできて好循環を生み出しやすくなり、先手必勝ができること。心の余裕が生まれ、ストレスが少なく、自分の能力を余すところなく発揮しやすくなる」と記載があります。自分の能力を余すところなく発揮できれば成長につながります。

●変化を恐れる人はどうすればよいでしょうか。
実は「ただの癖」で恐れているだけだとこの本には記載があります。
「どうせ」「私なんか」という言葉を使うことをやめることから始めましょう。変化するための具体的な方法は、「振り子を一回大きく振ってみよう」など変化を妨げるリミッターを外す合言葉や、情報収集、アクティブリスニングなどの記載があります。


ぜひご一読ください。

田端さんと青野さんの対談を聞きに行ってきた(個人が会社の奴隷にならないために)

2018-06-26 23:18:02 | 日記
今日は、サイボウズ式が主催の田端さんと青野さんの対談を聞きに行ってきました。

田端さんは、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイのコミュニケーション室長。
青野さんは、サイボウズの社長です。

対談のテーマは「個人が会社の奴隷にならないために」。
要は、個人として自律しよう。そのためには何をするべきか。これを問うサイボウズらしい現代の働き方改革につながるテーマでした。

田端さんの言葉で印象に残っているのは「正直者であれ」
正直でいるためには自分の醜いところをいかに謙虚に受け止められるかが大事。
自分と向き合うには、他人と向き合う必要がある。他人との関係性の中で自分が定義され、その中で人の理想とのギャップが見えるはず。
そのギャップに気づくことがまずはスタート。

青野さんの言葉で印象に残っているのは「質問責任」
質問責任とは、質問しないのは卑怯者でありその場で言わずに愚痴を言わないのは責任を果たしていないということ。
サイボウズではこの言葉が社内で浸透しているとのこと。自分に、相手にうそをつかないための仕組みとして質問責任というキーワード化することで、
社員が日ごろから意識できるようになっ

個人が会社の奴隷にならないためにどうすればよいか。
それは、常に自分と向き合い続け現実を再定義すること。いまが必ずしも「正しい」わけではなく疑ってみること。

お二人の熱い考えが伝わり、非常に有意義な時間でした。

「自分でコントロールできる」が事業を長期的に継続する条件

2018-06-24 06:00:00 | 日記
いま、『IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ』(冨山和彦 著)を読んでいます。
理由は診断士試験を合格した後の世界をよりリアルに感じるためです。試験では主に理論を学び、この本ではリアルを学びます。

この本では、付加価値率・管理可能コスト比率が大きい事業が長期的に継続する条件と記載されています。付加価値率とは売上から外部調達を引いたものです。つまり、売上にしろコストにしろ自分でコントロールできる部分が大きいほうが外部に左右されないので継続しやすいということです。例えば、卸売業は仕入れ原価が全体を占める比率が大きくどうしても付加価値率は低くなります。一方で産業材メーカーは卸売業に比べると付加価値率が高いです。

これは副業も同じことが言えると思います。せどりは外部調達コストが大きいですが、ブログ運営はコストが小さいです。その分、付加価値を作り出すことがより求められています。外部に依存できない分、自分の付加価値力がモノを言います。

自分でコントロールできることは利益率を高くしますが、その分、自分に厳しくしないとすぐに自分では価値と思っていたことがお客さんに見限られていしまいます。そんな経営の厳しさを実感しました。

吉野家とすき家 テレビを置いたほうが客が来る?

2018-06-23 23:48:31 | 日記
中小企業診断士試験の科目に運営管理があります。運営管理では、大きく生産管理と店舗管理を学びます。店舗管理ではスーパーマーケットでの効果的な商品の置き方などマーケティングについて学びます。

学んだあとは近くのスーパーを見てもっと商品の置き方工夫したらどうかなど気になっちゃいます。

先日、吉野家に行ったところテレビを置いているのに気づきました。同じ牛丼チェーン店のすき家で置いているのをみたことがありません。(私の家の近くだけかもしれませんが)

テレビを置くことのメリット・デメリットは考えてみました。

【メリット】
・テレビ目当てに来店する人が増える(特にスポーツ)
・吉野家はお酒も提供していることから、テレビ番組が「つまみ」代わりとなりお客さんの満足度向上につながる

【デメリット】
・客の平均滞在時間が長くなり、回転率が低くなる
・テレビを設置するコストが必要(NHKの受信料も)

牛丼業界は商品の差別化がほかの業界よりも難しいので、ほかの要素による差別化も必要となってきます。吉野家のようなちょっとした店舗での工夫が競争力の違いを生むんだなと改めて感じました。


応用情報技術者試験に合格しました

2018-06-20 22:55:15 | 日記
平成30年度春期 応用情報技術者試験に合格しました!
得点の内訳は以下の通りで、合格基準点は午前も午後も60点以上です。

■午前得点
87.50点

・ストラテジ系
23.75点(95.0%)

・マネジメント系
12.50点(100.0%)

・テクノロジ系
51.25点( 82.0%)


■午後得点
78.00点

ちなみに午後は以下の設問を選択しました。
問1
情報セキュリティ
問2
経営戦略
問9
プロジェクトマネジメント
問10
サービスマネジメント
問11
システム監査

応用情報を受験するきっかけは、会社の昇進条件の一つになっているからです。
ほかの受験生と違い、職業がSEなのである程度の基本知識があったこと、中小企業診断士試験の勉強で情報システムを体系的に学んだことが活かされました。また、午後問題も診断士試験の二次試験で論述の勉強をしていたこともあり親和性が高く勉強しやすかったです。

資格は記憶力がある、若いうちに取っておいたほうが良いと思います。
とりたい資格をリスト化して親和性の高いものは一緒に勉強するなど戦略を立ててみるのがおすすめです。