入社5年目の憂鬱

入社5年目。日々の仕事を通じて感じたことが同年代の人に伝わればと思います。

仕事でも勘に頼って問題なし~『右脳思考』(内田和也 著)

2019-01-03 23:10:10 | 日記
突然ですが、
飲んで夜遅く家に帰って、奥さんに「いま何時だと思っているの?」と言われた時にどう答えますか?



まさか、「いま、2時だよ」なんて答える人はいないと思います。
この場合はまず謝る人がほとんどです。



ではビジネスの世界ではどうでしょうか。まずは結論から答えろと言われている人も多いはずです。
だとすると上記の質問に2時と答えることが「正しい」となります。



このように、ビジネスではいわゆる左脳(=ロジック)が重要視されています。
一方でプライベートでは右脳(=勘、感情)に基づく行動が一般的です。



本当にビジネスで右脳から考えることがだめなのか?いや、そうではないと主張するのが内田和也さんの『右脳思考』です。





人は論理ではなく、感情で動きます。
仕事のほとんどは人を動かすことを目的とします。なので、仕事に勘や感情を持ち出して良いのです。
勘で気づいたことに後付けでロジックを足してみれば、立派な主張となります。



逆にロジックで詰まった時は右脳を働かせることで、壁を打破できるかもしれません。



仕事では左脳だけが求められるのではなく、左脳と右脳を行き来することが求められるということです。
右脳で考えて思いついたことは、自分が興味を持っていることでもあり、仕事が楽しくなります。




仕事について、いつも同じことばっかりやってるな、楽しくないなと思っている人にこそ読んでほしい一冊です。




箱根駅伝の視聴率は毎年30%で日テレのドル箱になっている

2019-01-03 00:10:45 | 日記
今年も箱根駅伝が開催されています。

毎年、こたつでみかんを食べながら見ている人も多いはず。
もはや正月の恒例です。

では、日本人のどれくらいが毎年箱根駅伝を見ているのか調べてみました。(出典:ビデオリサーチ社)





ご覧のとおり毎年30%近くの視聴率を安定してたたき出しています。
往路と復路にそれほど視聴率の差はないことから、往路で優勝校がほぼ確定しても視聴率にはそこまで関係しないことがわかります。
やはり、多数の大学が参加しているため、自分に関係する大学を最後まで応援したい人も多いのでしょう。
何よりも、そろそろ正月に暇になってきた人がちょうどいい時間つぶしとして見ているのかもしれません。



これからも、日本の正月風景に欠かせないスポーツ番組になりそうです。

転職する人はどれくらいいるのか

2019-01-01 12:56:57 | 日記
転職する人って増えてるんでしょうか。減っているのでしょうか。

私はいま、転職を考えています。実際に転職する人はどれくらいいるのか気になったので調べてみました。


まずは、転職者の定義から。
総務省の労働力調査によると、

転職者とは、就業者のうち前職のあるもので、過去1年間に離職を経験した者を指します。

また、転職者比率という定義もあります。

転職者比率とは、一定の期間内での労働者全体に占める転職者の割合のこと。計算式は転職者数÷総労働者数×100(%)となります。


2002年から2017年までの推移をグラフにしてみました。






日本の就業者数は約6600万人でその約4.5%に当たる約300万人が毎年転職していることになります。
2010年から毎年微増していますが、ピークは2007年でした。

次に年齢別で転職者比率を確認します。




15歳から24歳の転職者比率が一番高いです。2006年から2010年にかけて減少していることから、
雇用のミスマッチが減ってきたと考えられます。私は25~34歳に分類されるため、同世代の約7%が転職していることになります。

確かに周りを見渡してみても10人に1人も転職していません。


実際に転職をしなくても、自分のキャリアについて考えることは重要です。
今の業務は自分のキャリア上、どのような価値を持つのか考えることで仕事に対するモチベーションが上がります。



上図のように年齢が上がるほど、転職者比率は下がります。
人生100年時代において、いままでの常識である35歳の壁はなくなっていくと思います。
35歳以上の転職者比率も今後上昇していくでしょう。





【読書】1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

2018-08-12 22:13:35 | 日記
論理的に正しいだけでは伝わらない。
相手に伝え、動いてもらうためには左脳(=論理)だけでなく右脳にも訴えかける必要がある。
その方法には型があるので、それを身につければシンプルに伝えることが出来る。



まず、主張と根拠のピラミッド(論理構造)を作りロジックで左脳を納得させ、
次に、写真や絵、動画や「たとえば」という言葉を使ってイメージを想像させて、右脳を刺激する。
さらに念押しとしてキーワードとなる一言を加えると相手の印象に残る。



たとえばこんな感じで相手に伝えると良い。


主張:吉野家を昼食におすすめします。
根拠:はやい 具体例:注文して3分以内に出てくる
根拠:やすい 具体例;500円以内で腹一杯に食べれる
根拠:うまい 具体例:改良しつづてきたタレ

【読書】わたし、定時で帰ります。

2018-08-12 13:19:02 | 日記
働き方改革という言葉が流行している。


この言葉を聞いたときに、すぐに思いつくのは残業削減。
効率的に働いて、できれば定時に帰って、ワークライフバランスを保とうというのが目的。


では、なぜ多くの人は定時で帰れないのか。
この小説から読み取れる一つの答えは、みんな孤独だから。


孤独だと仕事に固執するしかなく、本当はもっと効率的な働き方ができるのにその動機がない。
仕事をしていたほうが、もしくはそのふりをしていたほうが自分に安心感を与えられる。
仕事をしている=誰かの役に立っている、だから孤独からは解放される。


ただ、チームで見たときにこうした働き方はコスパが低く決して推奨されるものではない。
孤独の解消方法としてもっとよいものがあるはずだ。
主人公は早く帰ることで行きつけの居酒屋でビールを飲むことを楽しみにしている。
そうした楽しみは誰にだってあるのではないか。もしいまなくても時間ができることで見つけることはできるだろう。


誰にだってこうした孤独感はある。ちょっとチームメンバーのことを知ろうとするだけで、その人の孤独感を和らげることができるのではないだろうか。
自分だけ早く帰れたらそれでよいのか。長期的に見たときにチームとしてはそれでは成果が上がらない。



チームメンバーにもう一歩だけ寄り添う勇気が、いま必要とされている。