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KATO クモハ40の加工 13mm改軌編 その1

2017年07月24日 | 模型製作記事

今年の2月に再生産されたKATOのクモハ40。予約はしなかったのですが発売日に行けば購入できるだろうと割引率の良い行きつけの模型店へ行ったところ、予約以外は売り切れでした。なんとか他の模型店で購入できましたが、つい最近再々生産されたようですね。

それからパーツも取り付けず箱に入れたまま半年。そもそも13mmゲージに改軌をするつもりで購入したのですが、ギヤケースの幅が11mm以上あり、簡単に改軌出来そうもない構造のため、しばらく棚の肥やしと化していました。

16番車両の13mm化はKATOなどのプラ車両で何両か改軌してきましたが、このDT12はかなり難易度が高そうです。近日発売のクモハ12の台車も同じような構造と思いますので、ここで改軌手法を考えなければと、切り詰め箇所を検討した結果、なんとかなりそうなので糸鋸を手にスタートです。うまくいかなければMPギヤーかな?

【13mm改軌へのポイントとして】

1、ギヤケース本体とブレーキシューが一体となっている下カバーの爪を活かす。

2、ブレーキシューは切り離して台車枠に接着する。(日光モデルの台車の様に)

3、台車枠を留めるフォーク状の爪は切り離して幅をつめる。

先ずは車軸を切りつめます。20年以上前に購入したサカイの旋盤を使い突っ切りバイトで左右から切り、長さを11.0mmに仕上げました。タイヤが厚い16番用の車輪を使う場合バックゲージは11.2mm位が良いみたいです。

 幅が11mm以上あるギヤケースは、車軸が収まる部分を糸鋸で切り離しました。この切り離した部分の厚みと糸鋸の歯幅分で9.0mm以下になりました。

切り離した部分をギヤケース本体の内側にはめ込み接着するため一回り小さくしました。数が結構あるのでラベルシールをPodeaでカットして貼り付け、彫刻刀を使い仕上げました。

接着には軟プラも接着できる瞬間接着剤を使用しました。プライマーを塗れば軟プラでもバチッリつき強度もあます。

内側に補強としてエバーグリーンの0.5×0.5mmと0.25×0.5mmプラ棒を接着しました。

ギヤケース本体の各寸法は、台車枠がはまる部分の幅をヤスリで削り17.3mmまでつめます。車軸が通る部分は8.7mmです。

次回はギヤケース下カバーの加工をアップしていく予定です。

 



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