2016年初めの製作車両は、昨年末予約していたワールド工芸のEF15上越タイプです。下の写真は今から35年前、石打バルブで撮ったEF15と、国境を越える補機EF64-1000番台。
箱を開けると、かなりの枚数のエッチング板。組立がいがあるキットです。
最初は動力部のフレームから始めます。
0.4mmの洋白板、折り紙のようにパタパタと折り返すのですが、折る順番を間違えて元に戻すと必ずパーツが取れてしまいますので、組立図をよく見て、ハンダ付けしやすいよう順序を考えることが重要です。
フレームを折り返し、丸穴にハンダを流します。
次に横梁の上部分を折ってハンダを流します。
後部の横梁部分は、折り返しただけで取れてしまいました。
こんなときは、穴を合わせて爪楊枝を刺し、コバの部分にハンダを流します。
コの字に曲げ、曲げた角にハンダを流します。こうすることによりカッチリした物になります。
残りのパーツも折り返した丸穴にハンダを流します。折り曲げる順序としては、180度折り返す小さい物からハンダを流し、90度の曲げで立体にしていきます。
フレームの仕上げは、1.4mmのタップ上げ。かなりの数です。