毎年なんですが、同じような内容の研修を3時間強受けなければなりません。今年は近くの池田ではなく府庁(谷町4丁目)でしたので、天満橋まで車で行き、(歩く予定でしたが)一駅地下鉄に乗りました。
つくとそこはパスポートセンターのところで、ああそうか!といった場所。はるばる電車では乗りついて不便極まりないところ。なんや~車でここまで来ても良かったな、と後の祭り。
と、まあ、心はすでに終わってホッとしてるイメージを抱き、乗り超えるしかないと、腹をくくり迎えた次第です。1時間も早くついて、4階に上るエレベーターの中で、なんかじろじろ見てくるマスクのおじさん、
鼻息が荒くてきもい、近くに立つな、なんか二人きりの状態がやけに長ク感じてたら、階を押してなかったやんか。で、4階にある大きなホールの前方端っこに座りました。
しかし、斜め後ろに座った若め男の人(いかにも訓練士系スタイル、腰にはキーじゃらとおやつポーチぶら)、しばらくしてこいつ方面から異臭が。チョー犬くっさい。あかん、3時間耐えられへん、と、席替え。
しかし、犬臭いのが当たり前と思ってるトレーナーがいるとしたら、そいつはすでに最悪やと私は思うな!犬臭い犬を普通と思ってるならそれは根本的に間違い!!やりなおせ。(今日の私は余裕なしで毒舌止まらず)
前方に座ると、前のおっさんから犬臭が。仕方ない、どこに座っても似たもんかもしれず、マスクを取り出し、ストロングミントを口にほりこんで腹を決める私。一つ横に座った女性はどうも鼻水が止まらないらしい。
後ろに座ったおっさん、咳込んで私の髪が時折揺れる。(やめろ―マスクしろーどいつもこいつもマナー違反すぎや)
講義が始まり、スライドであたりは薄暗くなると、遅れて横に座ったこれまた別に意味で違う犬臭と犬毛の激しい中年女性、ゴーゴーといびきをかきだす。
さらに一つ横の長机(3人用)に座ったどでかくでっぷりしたアキバ系オタクの男性が、ンゴーンゴーと、ものすごいいびきをかきだしている。これは終始ほぼ3時間続くことになった。
前のおっさんの妻らしき連れの女性がガサガサと飴をカバンから取り出してはがりがりとあっという間に食べている。
一応、禁煙、飲食禁止っていう、話聞いてはったのかな~ 聞いてたけど、多分どうでもいいんやろな~
耐えろ耐えろ、心はすでに終わってクリアしてホッとしているイメージで、ひたすら時が過ぎるのを待つばかり。すると、次の講義が始まると、それは人畜共通伝染病の話で、狂犬病やら寄生虫やら、どこかの獣医大学の
先生らしく、(今回は前回までの稚拙な内容と違い¥1200有料になってるだけあって専門家を呼んだらしい)なかなか興味深い。その先生の顔を見ると、それはエレベータ―の例のあいつだった。
いよいよ、最後の講義に入ると、(もう3時半やんけ)府庁の担当役員らしいのだが、声のでかさが半端でなく、マイクに口つけしゃべるから、割れてすごい音量で、耳にキンキンしてくる。
どうも大半の寝ている奴らに活を入れる作戦らしい。横の方のアキバ系ですら起きたようだったから。講義は、9月に改正施行されるという動物愛護法の内容だったが、これが最悪に提出物が増えるという話だった。
何かとさらに管理帳簿が増えて、子犬は生後58日以上しか販売してはならない、ということや残ったり引退した犬の終生飼育を約束するという、私的には当然のことを制約させる法律を誓約させて、できないと、
免許取り消しや罰金が高くなるとか何かと厳しく難しくなるような話だった。うちにはペットである愛犬7匹しかいないので、販売はしないけど、訓練のほかにも販売の免許も持ってるし。よって提出義務があるのだ。
とにかく、この動物取扱い責任者業というのは、まだまだいろんな意味で改善の余地があるようだ。そして、脱臭という意味でなんとかしてもらいたい。しかし、あんなに犬臭い連中がいるというのは、かつて感じなかった。
ということは、施設や現場はもっと悪臭なんだろうと推測できる。自分のにおいもわからないほどに麻痺しているのか?みんなにも聞きたい、もしや私も臭いの?(きゃ=やめてー優しく言って)
講義が終わったのは4時45分、寝違えの首の調子がさらに固まってしまった感じです。とにかく速攻で家に帰りました。(大阪城、一目だけ見えました~)