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最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

【登山】表銀座縦走〜2日目〜

2019年10月21日 | 登山
10月21日(月)

6時前に起床。
テントの換気口を開けてみると寒気とともに薄暗い光が中に飛び込んできた。
ファスナーを開けて出ようとすると足元では霜柱が出迎えてくれていた。


すでにご来光を浴びようとしてる人が沢山いたけど、今朝は雲が多いから綺麗な光はアカンと思う。でも、あの丘から漏れてくるピンクの光はなんか好き。

丘に登ってみてもピンとこなかったの大天荘と槍ヶ岳を撮ってみた。静かな朝だ。

テントの撤収は適当に済ます。撤収時に綺麗に畳める人ってすごいな。コツが知りたい。
グルグル巻きにして袋に押し込むだけ。
明日は雨らしいから、雨の中の撤収なんてさらにぐちゃぐちゃになりそう。
山荘泊まりにしよう。。

07:10 大天荘出発。この線の稜線を歩いて東鎌尾根に入るのだ。

槍が綺麗に見えるけど足元注意ね。滑落だけはシャレにならん。

07:25 大天井ヒュッテ(0:15 コースタイム0:30)
もし今シーズンの営業は終了しているようだ。

ビックリ平の稜線はとにかく猿が多い。左右どちらを見ても猿だらけ。
人間を恐れているようには見えないけど、たつが目を合わすと逸らして逃げていく。

槍ヶ岳の周辺はすでに冬の景色になっているのがわかる。もう雪が降るかもね。

赤岩岳山頂付近。
ソロ登山の時はあんまり休憩しないからコースタイムより早いんかな。ここでも休憩せずにスルー。


09:00 ヒュッテ西岳(1:35 コースタイム2:50)
ここでカロリーたっぷりの朝飯を食べようと思ったけど営業終了。。
バナナバウムで補給する。

もうだいぶ近づいてきた。ここからが東鎌尾根かな?

気を抜けない細い道を一気に下る。せっかく高度稼いだのに。

ガレガレの稜線って嫌やなあ。もちろんヘルメット被ってるけど落ちたら痛いやろな。
しかしテン泊装備のザックがここにきて重く感じる。上りで息が切れやすい。



まだ紅葉が残ってたのですかさず撮ってみる。撮り方ヘタクソやなぁ。
カメラは良くなったけどセンスが絶望的にない😢 

09:50 水俣乗越(0:50 コースタイム1:00)
ここから槍沢に降りられるんやね。今日中に帰るならこっちやね。

ここからの景色。夏ならここは緑でいっぱいかな?


11:10 ヒュッテ大槍(1:20 コースタイム2:10)
ここまでのアップダウンでそろそろ脚が売り切れに近づいてきた。でもここも営業終了。。


11:50 槍ヶ岳山荘(0:40 コースタイム0:50)
ここは北アルプスの本部的な印象だ。でも少なっ


山頂への渋滞はおろか人がいねーし。こんな槍ヶ岳ってあるんやね。



先ずはカロリー補給しよう。スタッフに聞いてみたらこの時点でまだ宿泊者はいないようだ。
やはり明日の雨が今日の登山者を圧倒的に少なくしている。
スタッフのお姉さんも今日中に下りることを勧めていたので今日は槍沢ロッヂまで下りることに決めた。めっちゃ疲れてるけど。。

カレーはご飯多め。でもすんなり胃袋に収まっていく。

胃袋パンパンな状態でピークハント。しかし人が居ないって違和感バリバリ


あっという間に山頂にたどり着いた。外国人のパーティ含め数人が居ただけだ。

一応アリバイ写真は撮っておく。
20歳になったら一緒に槍ヶ岳登ってもいいって言った娘の言葉を思い出した。
来月20歳の誕生日なんやけど、本当についてくるかな?来ーへんやろな。


背中写真はジジイぶりが分からなくなるので助かる。

頂上でゆっくりしても往復25分(コースタイム1:00)。
冬季以外でこんな空いている槍ヶ岳はもうないかも。

13:05 脚の疲れが凄いけど、明日の下山を安全にするために今日は頑張ってなるべく下まで下りておこう。



途中にあった坊主の岩小屋。避難できるとこみたい

水場発見。ちょうど水がなくなってきたので

汲んでみた。めちゃ冷たい。そして美味い!

出たよ猿。道で待ち構えているから覇気で追い払っておいた。笑

まるで戦場のように周囲の原っぱに点在していた。槍ヶ岳城に攻め入る足軽猿。

小さな渡渉もある。明日雨の中だったら渡渉も苦労するかも。

もう足腰ヘロヘロ。。でもなんとか槍沢ロッヂに着いた。
あれ?営業終了?泣・・・と思ったら槍沢キャンプ場。心が折れかける

途中外国人のカップルとすれ違ったので、話しかけてみたら槍ヶ岳山荘に泊まる予定だとか。
この時間からだと真っ暗になるし、テン泊装備でもなさそうだったので、遅すぎると警告したが想定済みらしい。この先途中の山荘はcloseしているしていることを伝え、ヘッドライトや非常食の所持を確認したので気をつけるように言って別れた。ちゃんとたどり着けたかな?


15:30 槍沢ロッヂ(2:25 コースタイム3:30)
まだ無理すれば横尾山荘までいけるけど足腰ヘロヘロなので集中力不足で挫いたりするとアカンので、ここで泊まることにする。

おい、これ営業してる山荘か?もう閉めたんちゃう?

一応泊まれるみたい。助かった。しかもお風呂まであるって!!
これは嬉しい。汚い汗でコーティングされた劣化した身体を洗浄しよう。

もう閉める準備始めてるらしいわ。つっかえ棒盛りだくさんなのもそう。

本日の宿泊者は6人。棚は使いホーダイだ。

オリンパスTG-6に新調したカメラのおかげで室内が明るく撮れる。
実際はもっと薄暗い。

綺麗だとはいえないが山荘の布団なんてこんなもんかな。この枕は使いたくないので持ってきたエア枕を使うことにしよう。
モンベルのシュラフだったのは赤岳山荘だったかな?

まだ雨は降っていない。明日は間違いなく雨の中の下山やけど、ここまでくれば危険箇所もないとのこと。

食堂もつっかえ棒バリバリで違和感がすごい。白川郷の茅葺き屋根の屋根裏的な。

人数少ないから他の宿泊者とも話がはずむ。皆同じ境遇なのと陽気な方々ばかり。
昨夜もここに泊まった方が言うにはメニューは同じらしい。ちなみに1700円。
もちょっと豪華な方が嬉しいな。。燕山荘や槍ヶ岳山荘の夕食は豪華やもんね。

夕食後はさっきのメンバーと再び談話室で。
最初は登山の話やったけど次第にラグビーワールドカップや仕事の話などで盛り上がる。
いろんな話が聞けるのは山荘泊まりのいいところやね。
メキシコで買ってきたテキーラもあっという間に底をつき、消灯を迎えた。
疲れと酒のおかげでぐっすり眠れた。明日の下山につづく。
















コメント
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