おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

ラッセルホブス カフェケトル Russell Hobbs Cafe Kettle

2017-09-13 22:16:28 | コーヒー
コーヒーを淹れる時にはお湯を静かに入れる必要があって、先が細いポッドが必要になります。学生時代に超狭い学生寮に住んでいた僕は、お湯を沸かすためのやかん的なものと先が細いポッドの2つを置いておく場所なんてなく、その2つを兼ねたものを探して購入しました。


ラッセルホブスというメーカーのカフェケトル。
http://russellhobbs.jp/archives/product/kettle


注ぎ口が細くて湯量を調節しやすい。今でこそ様々なメーカーのものがありますが、購入した2008年当時はほとんどなかったと思う。電気ケトルはたくさん売られていたけれど、注ぎ口が細いケトルがこのラッセルホブスのものくらいしか見つからなかった。


スイッチを押すと


電気がついて、急速に沸騰させ、沸騰させたら電気が消えるという単純な仕組み。保温機能はありません。


容器の中には「ここまでしか入れちゃダメだよ」ってラインが分かりやすくMAXと書かれたステンレスの板で示されている。このケトルの場合はちょうど1リットルです。

この電気ケトル、もちろんコーヒーを淹れるときに使っているのですが、最近はそれ以上に使っている用途があります。それは子供のミルクを作る時。すぐに熱湯ができ、注ぐのも簡単なのでとても重宝しています。1日に何回も何回もこのケトルで熱湯を作っている。かなりのヘビーローテーションです。

ただ、電気ケトルの場合は発熱部がくっついているため、容器としてだけの金属ケトルに比べると重くなって湯量の微調整がしにくい欠点があります。見た目も底の部分が野暮ったいし、プロがお店でコレを使うことはないでしょう。


プロがお店で使うなら、軽くてなおかつ繊細な湯量調整ができる普通の細口ポッドですね。テットウコーヒーの店主さんがおすすめするのは新潟県燕市タカヒロというメーカーのという名前のポット。湯量が繊細なレベルで調整しやすく、県内のスペシャルティーコーヒーを扱っているお店のほとんどで使用しているらしい。
http://www.takahiro-inc.com/product_info.php?cPath=1_8&products_id=872


今のラッセルホブスのケトルは2009年製で8年前のもの。7100JPという型番は数世代前のモデル。その後に何回かマイナーチェンジされて最新版の型番は7410JPですが、細部の微々たる変更のみでほとんど変わっていません。このケトルは便利で満足しているので壊れるまで使い続けようと思っていますが、電化製品なのでいつか壊れる日が来る。8年使っているし最近はとても酷使しているのでもうすぐ寿命が訪れるかもしれない。壊れた時の候補の1つは上で書いた「雫」。しかしさすがは匠の技で作られた品。とても高価なのであります。高価ではあっても、趣味の道具としてはこういったこだわった工芸品はアリかもしれない。


ただ、湯量の繊細な調整は抽出の「美しさ」には影響するけれど、それで味が変わるようなものではない。お湯で味に影響するのは湯の温度。今はハリオなどのメーカーが湯温も調節できるコーヒー用の電気ケトルを販売しています。
http://www.hario.com/seihin/productdetail.php?product=EVKT-80HSV
V60温度調整付きパワーケトル・ヴォーノという商品。急速沸騰して、湯温が簡単に調節できて、それなりに湯量調節ができる。家で安定した味を出すのであればこういったタイプの電気ケトルが一番かもしれません。やっぱり今のケトルが壊れたら雫ではなくてコレを買おう。


ちなみに今は理科の実験で使うような原始的温度計を使って適度な湯温になるまで待ってから淹れています。


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