個人的にローンは嫌いだけれど、唯一の例外と思っているのが住宅ローン。まとまったお金ができるまで賃貸住宅にすると毎月家賃がとられるので、住宅ローンを借りてでも家を買ってしまった方が良い場合もある。
そして今は日銀のマイナス金利のおかげで金利がとても安く、住宅ローン減税を利用することにより現金で支払うよりも総額が安く済むという不思議な現象が起こっている。安く済むかどうかは銀行にもよるしプランにもよります。当然ですが、琉球銀行や沖縄銀行といった地方銀行は金利も手数料も高いので論外です。ネット銀行を使うに限る。
住宅ローン減税は10年間に渡り「年末の住宅ローン残高の1%の金額が所得税の額から控除される」というもの。なので、金利が1％未満であれば借りていた方が得という謎の現象が起こります。仮に繰り上げ返済できるまとまったお金があっても10年は繰り上げ返済しない方が良いということ。ただ、住宅ローンでは金利の他に手数料（これが結構高い）などが取られるので目立つ金利だけに注目せずに支払う総額を計算する必要がある。
住宅ローンは事務手数料が高いんですよ。手数料2%の銀行が多く、借り入れ1000万あたり20万円(！)も取られる。返済総額で考えるとソニー銀行の住宅ローン（借り入れ金額によらず手数料が4万円）を組みたかったけれど、ソニー銀行の住宅ローンの場合「市街化区域（住宅を建てても良い区域）」の物件でないとダメなので対象外になってしまった。私の住むうるま市はまだ線引が行われていないので、全ての土地が「非線引き区域」なのです。将来線引きされて「市街化調整区域」という住宅が建てられない土地になってしまうリスクがあり、そうすると資産価値が下がってしまうので、非線引き区域は市街化区域と違って敬遠される。ちなみに、購入した場所は普通の住宅地なので将来線引きされたとしても間違いなく市街化区域になります。
住宅ローンは「じぶん銀行」にしました。10年固定金利が0.61%(私が借りた月の固定金利)と固定金利の中では安いから。10年までは固定金利でその後の金利は高いのだけれど、住宅ローン減税が受けられる10年を経過したらローン残額を全て繰り上げ返済しようと思っている自分にとってはちょうど良いのです。マイナス金利真っ最中なので変動金利であればもっと金利が安いとはいえ、将来の金利は分からないし、マイナス金利がいつまでも続くと思えないので、自分にとっては10年固定金利がちょうどよい。それより長く借りないので、それ以降の金利が高くなっても関係ない。
1000万円を借りているとしたら、住宅ローン減税分は1年につき10万円。その年の金利分は6万円。手数料分を10年で割ると1年につき2万円。というわけで、10万−6万−2万＝2万となり、1000万円につき2万円分、現金で払うよりも得をすることになる。
マイナス金利の影響で、住宅ローンを借りる時期としては今はとても良い時期だと思う。でも、住宅を手に入れるタイミングとしては今は割高なので勧めません。大工さんの数が足りなくて建築単価自体が高いからですね。待てるのであれば、家を建てるのは東京オリンピック後が良いかもしれません。大工の数だけでなく、だんだんと空き家が増えていく時代になっていきますし。
奨学金を繰り上げ返済してようやく借金がなくなったのに、また借金ができました。ローンの金利ってかなりの額になるので、「ローン借りる→返済する」の繰り返しは賢くない。1%に満たない超低金利の奨学金でさえ、もともとの予定の20年で返済すると数十万円を手数料で支払うことになってしまう計算だった（それが嫌だったから繰り上げ返済した）。営利目的でない奨学金ですらそうなのだから、普通のローンだったらとても金利が高くなってもったいない。「資産運用する(貯金する)→現金一括で買う」が本来あるべき姿だし、自分もそうでありたいと思っています。ローンを組むのはこれを最後にしたい。
「返済期間を長期間にしてちまちまと返済することにより、住宅ローン減税が適用される10年間はできるだけローン残高が減らないようにして、10年後に残額を全て繰り上げ返済する」というのが利益を一番大きくできる方法なので、35年ローンを組んでいます。当然35年も高額な金利を払い続けるつもりはない。
住宅ローン減税を利用することにより現金で支払うよりも安く済むという謎の現象は、10年後に全額繰り上げ返済することが前提です。10年後に全額返済できないと手数料が重くのしかかって当然赤字になるので、必死こいてお金を貯めるようにします。
※今回の内容はあくまで概要で、その時の金利や収入による所得税の金額によって変わってきますので、あくまで参考程度としてください
そして今は日銀のマイナス金利のおかげで金利がとても安く、住宅ローン減税を利用することにより現金で支払うよりも総額が安く済むという不思議な現象が起こっている。安く済むかどうかは銀行にもよるしプランにもよります。当然ですが、琉球銀行や沖縄銀行といった地方銀行は金利も手数料も高いので論外です。ネット銀行を使うに限る。
住宅ローン減税は10年間に渡り「年末の住宅ローン残高の1%の金額が所得税の額から控除される」というもの。なので、金利が1％未満であれば借りていた方が得という謎の現象が起こります。仮に繰り上げ返済できるまとまったお金があっても10年は繰り上げ返済しない方が良いということ。ただ、住宅ローンでは金利の他に手数料（これが結構高い）などが取られるので目立つ金利だけに注目せずに支払う総額を計算する必要がある。
住宅ローンは事務手数料が高いんですよ。手数料2%の銀行が多く、借り入れ1000万あたり20万円(！)も取られる。返済総額で考えるとソニー銀行の住宅ローン（借り入れ金額によらず手数料が4万円）を組みたかったけれど、ソニー銀行の住宅ローンの場合「市街化区域（住宅を建てても良い区域）」の物件でないとダメなので対象外になってしまった。私の住むうるま市はまだ線引が行われていないので、全ての土地が「非線引き区域」なのです。将来線引きされて「市街化調整区域」という住宅が建てられない土地になってしまうリスクがあり、そうすると資産価値が下がってしまうので、非線引き区域は市街化区域と違って敬遠される。ちなみに、購入した場所は普通の住宅地なので将来線引きされたとしても間違いなく市街化区域になります。
住宅ローンは「じぶん銀行」にしました。10年固定金利が0.61%(私が借りた月の固定金利)と固定金利の中では安いから。10年までは固定金利でその後の金利は高いのだけれど、住宅ローン減税が受けられる10年を経過したらローン残額を全て繰り上げ返済しようと思っている自分にとってはちょうど良いのです。マイナス金利真っ最中なので変動金利であればもっと金利が安いとはいえ、将来の金利は分からないし、マイナス金利がいつまでも続くと思えないので、自分にとっては10年固定金利がちょうどよい。それより長く借りないので、それ以降の金利が高くなっても関係ない。
1000万円を借りているとしたら、住宅ローン減税分は1年につき10万円。その年の金利分は6万円。手数料分を10年で割ると1年につき2万円。というわけで、10万−6万−2万＝2万となり、1000万円につき2万円分、現金で払うよりも得をすることになる。
マイナス金利の影響で、住宅ローンを借りる時期としては今はとても良い時期だと思う。でも、住宅を手に入れるタイミングとしては今は割高なので勧めません。大工さんの数が足りなくて建築単価自体が高いからですね。待てるのであれば、家を建てるのは東京オリンピック後が良いかもしれません。大工の数だけでなく、だんだんと空き家が増えていく時代になっていきますし。
奨学金を繰り上げ返済してようやく借金がなくなったのに、また借金ができました。ローンの金利ってかなりの額になるので、「ローン借りる→返済する」の繰り返しは賢くない。1%に満たない超低金利の奨学金でさえ、もともとの予定の20年で返済すると数十万円を手数料で支払うことになってしまう計算だった（それが嫌だったから繰り上げ返済した）。営利目的でない奨学金ですらそうなのだから、普通のローンだったらとても金利が高くなってもったいない。「資産運用する(貯金する)→現金一括で買う」が本来あるべき姿だし、自分もそうでありたいと思っています。ローンを組むのはこれを最後にしたい。
「返済期間を長期間にしてちまちまと返済することにより、住宅ローン減税が適用される10年間はできるだけローン残高が減らないようにして、10年後に残額を全て繰り上げ返済する」というのが利益を一番大きくできる方法なので、35年ローンを組んでいます。当然35年も高額な金利を払い続けるつもりはない。
住宅ローン減税を利用することにより現金で支払うよりも安く済むという謎の現象は、10年後に全額繰り上げ返済することが前提です。10年後に全額返済できないと手数料が重くのしかかって当然赤字になるので、必死こいてお金を貯めるようにします。
※今回の内容はあくまで概要で、その時の金利や収入による所得税の金額によって変わってきますので、あくまで参考程度としてください