DARKSIDEKINGDOM 日誌

映画・ゲームレビュー その他日々萌え話等。女性向け表現・ネタバレ含みます。そして時々ニワトリ。

うおおおお

2006年03月23日 17時52分59秒 | 三国志
エンパオモスレーー

殿ちっちぇええええ

ムービーのたびに殿ちっちぇぇええ連呼ですよ殿ちっちぇぇええ

4エンパのいいところをいくつか思いついていたはずが忘れました
いっこだけおぼえてます
・殿の声がかっこよくなった
・でも殿の剣舞に笑った
・惇頭悪そうになった
・名族が好きになってきた
・呂布萌え
・張遼ちゃん萌え

エンパのいいところじゃなくなってきた。
あれ、しかもいっこじゃないし

やはり睡眠時間三時間がたたったか。寝るか。

またエンパやってます

2005年11月12日 04時34分46秒 | 三国志
三国関連では一番やってるエンパです。
ずっと演義モードで魏ばっかプレイしていたのですが、(二十回くらい)
最近やっと仮想モードにも手を出しました。
それでも殿プレイで惇に同盟をせまられてみたり
殿プレイで初期メンツが関羽と曹植(エディ周泰)だったので思わず
親衛隊&夏侯家&二喬の殿ハーレム国家にしてみたりと
相変わらずの殿三昧。
で、今日は別キャラで始めることに。

最近のプレイでは剣レベルを少ない支配国で上げるために長安付近に陣取ることが多く、
南蛮~呉を広く支配している強国に象で踏まれまくってイタイ思いをしているので、
今回は自分で南蛮に建国することにしました。これで象ともオサラバよ。
んで南蛮には名棍鍛冶しかない。棍キャラでいく事に。
迷ったあげくサックで始めることにしましたずぇー。
この拠点はぁー、俺たちが制圧したずぇー。

と思ったら初期メンツが周瑜&張角。
いや、周瑜はいいとして、なんだその張角は!?
でもおいしいし顔有りがそろうのも珍しいのでこれでスタート。

と思ったら洛陽に殿が。
しかも惇といっしょ。
って袁紹も一緒かよ!

その隣には張遼ちゃん国もある。
…貂蝉と董卓がいる。しかも臧覇まで!!あれ?呂布殿は?

呉周辺にはしょっぱなから巨大国家曹仁が構えている。
いきなり六国って…あ、呂布殿こんなとこにいる。しかも張梁と一緒だ。
ちょうりょう違いだよ!!!!!!!Σ(゜Д゜;)
勘違いしてついてきちゃったんだな。呂布殿ってば。

それにしてもなんだこのデータ、恐ろしい。

蒼天が終わっちまったよぉ~

2005年11月11日 03時49分12秒 | 三国志
もう馬にも乗れない。剣も持てない。筆を握る指もおぼつかない。
戦場を夢見る殿の側に、それでも、その最後の時に惇がいてくれて良かった。
本人はたまったもんじゃないかもしれませんがw

天子にはならぬ。曹操は天を飛翔する鳥にあらず。蒼天のもと地を駆けるものなり。

偉大ななにかになるのではなく、あくまでも人として人の世を戦い抜いてきた殿。
悪名も畏怖も憧憬もいつしか消え果てても、
曹操はただ曹操として人の中に刻まれていく。
神のように敬われることもなく、
物語のように愛されることもなく、
ただ曹操とだけ呼ばれて。

でも気をつけて!!
水晶を探しに天の向こうへ旅立った殿の後を
ものすごい勢いで片目の人が追いかけてくるよ!

⊂二二二( ^ωメ)二⊃ 孟徳を捜しにいくか

三国無双エンパった

2005年10月28日 03時29分54秒 | 三国志
ターン数を重ねても相変わらず惇はまったく攻めてこず、
なにくれと取引をもちかけてきたり同盟を迫ったりしてくる日々。
いつしか天下は張遼・曹操・惇の三国に。なにその天下三分。

自国が5のままで頑張っていると他の国の武将達のレベルが上がらず、戦が実に楽。
このまま百ターンを目指そうかと思ったが、
自国の武将が全員レベル五になったので侵攻を決意、
四国の張遼本国に攻め入り一気に領土拡大。

すると惇が「この俺と同盟を組まんか、否か応かで答えろ」
ああすまん惇、もう天下とることにしたんだ。却下する。
惇の本国は中原から下全て。真ん中あたりに惇がいるのでそこに攻め入るために濮陽に進出。
すると次のターン惇「この俺と同盟
いやだから惇よ、同盟はダメなんだって。
たしかに今まで五十ターンくらいずっと同盟してきたけど。
さて本国に攻め入ろう、とすると惇が奥の国に移動している。おのれ。追撃。
惇の領土に、凹の形に攻め入っていく。
するとまた次のターン「この俺と
ええい、往生際が悪いぞ惇。
そしてさらに奥の国に引っ込む惇。逃げるんじゃない。
矛先をずらそうとしているのか、はるか後ろのほうで侵攻をしかけてくるが
それに構っているヒマはない。
とにかく惇のいる本国を押さえてしまえば天下統一だ。

さらに侵攻を重ねて切り込んでいくが惇が逃げながら同盟を申し込んでくる。
お前というやつは。
そして自国の軍師からも「夏侯惇に金2000を要求して同盟を結ぶ」
案を検索してくる始末。
って、高圧外交って相手の勢力とすごく差があるときしかできないんじゃなかったっけ?
今惇11国、こっち13国でほとんど差はないと思うのだが…
そんなに惇の腰は低いのか!?

(BXB) の発言:
惇がまた逃げていくのでおいかけています
(BXB) の発言:
ちゃんと最後には登用してやるから逃げるなwwwwwwwwwww

部下 の発言:
アハハーウフフーじゃないのかそれ

(BXB) の発言:
ああこれアハハウフフだったのか


やっとのことで惇を追いつめ本国侵攻。
とはいえまだまだ惇の領土は残っているのでハイパー君主です。
切ってものけぞらねえ。
そしてダッシュ攻撃で切り上げられただけで七割体力がスポーンと飛びます。
恐ろしいので殿と許チョが惇をなぐっているのを遠巻きにながめながら
無双ゲージをため、削り倒しました。殿と惇のガチはものすごい迫力でした。

最後にはちゃんと登用しときましたが、
最後に仲間になったというのにエンディングムービーに
がっつり出てきたのは流石としかいえません。

それにしても俊足周泰エディットは強い。

三國無双エンパる

2005年10月24日 02時49分30秒 | 三国志
久しぶりにエンパ起動。殿で仮想モード、建国は長安。配下は許チョと満寵。
ふとみると柴桑で淵、建業で惇が建国している。なにそのお隣さん。
殿が一ターン目にして惇と同盟すると言い出すので了解する。
ややマッタリ目に小国として動く予定なのでしばらく自国に引きこもっていると惇からの救援要請。行っておく。
四ターン後惇との同盟が切れる。惇は破竹の勢いで勢力をひろげ、淵の国を併合。
こちらは2国なのに対して惇は七国。最大勢力となる。

惇「取引だ!否か、応か!」
な、なんか脅されてるよ!?
しかし惇の差し出す物を見てみると活丹。(無双ゲージ増加量増)要求するものは朱雀翼(体力増)。
えっ、惇、なんかそれ、惇、損してない?
やたら無双ゲージが長く、かつ無双が使えない殿にとっては活丹はとても有用。
有り難く頂く。惇は満足して帰っていった。

次のターン、張遼ちゃんが同盟を組んでくれというのでOKする。
隣りあっている勢力が多い場合はいくつかと同盟を結んでおいたほうが守る方向が限られるのでよい。
早速張遼ちゃんから救援要請。いっとく。
無事帰ってくると、

惇「取引だ!否か、応か!!」
またお前か!!!しかし差し出してくるものをみると仙丹(チャージ攻撃)。要求してるもの、羌族角(馬上攻撃)。
…惇、本当にそれが欲しいのか…?

なんか普通には使い道がなくいらないものを惇がほしがり、
かわりにいいアイテムばかり置いていきます。これがツンデレってやつですか?

ほら!さっさと羌族角よこしなさいよ!
べ、べつにコレは私がいらないからあんたにあげるんだから!
ちゃんと大事にしてよね! ってやつですか?


どうでもいいですが惇の声がエロスです。
同盟成立…だな、とかなんか変な視線を殿に送ってるに決まってます。


三国志る その4

2005年10月14日 04時37分51秒 | 三国志
鶏飛 現在29才 征西将軍 
兵卒を率いる能力に長けている。大変な野心家。
医術の心得があり、どんなケガでもたちどころに直すことができる。


 ○月●日
 呂布殿が「上党にこい」というのでハイハイと参上したところ、
 手ずから連弩を作って渡してくれた。
 もしかしてこれを渡すためにワザワザ呼んだのだろうか。

 △月●日
 呂布殿に連れられて参軍として戦場に向かった。
 敵は圧倒的な数の袁紹軍。
 こちらはといえば武力60~70の微妙な将軍が勢揃い。
 全員なぜかモンゴル顔だ。
 敵の軍勢と乱戦となる。ふと見ると、呂布殿が一騎で敵の本陣につっこんでいた。
 あの、呂布殿、たしかに私は、迂回・右の策を献策しました。
 ですが、一人で迂回して一人で本陣に突っ込んで一人で相手の参謀と総大将を
 ぼてくりこかせとは言ってませんってか味方無視ですか呂布殿。
 「鶏飛、総大将の許攸を倒せ」
 ザコはほっといて総大将を倒せって、
 いや、呂布殿らしいっちゃらしいんですけど、あの、
 援軍も四隊きてこっち う ご け ま せ ん

 結局本陣を一人で制圧した呂布殿が勝ちどきをあげてこの戦は終結しました。
 てか 参謀 いらねえじゃん(´∀`)
 陳宮殿のキモチがわかった鶏飛でした。

 ●月×日
 遠くの都の太守になってるのでなかなか会えない張遼ちゃんだが、
 鶏飛が太守になったらお祝いにかけつけてきた。
 久しぶりに会えて嬉しかったのだが、
 その次に見たのは武術大会で関羽にボコられている姿だった。
 同じく武術大会で古参の将にてマブダチの高順殿が関羽にボコられて大怪我を負った。
 おのれ関羽。
 張遼ちゃんと高順は見舞いにいって治療しておいた。ちなみに自分は張飛に負けた。
 既に劉備軍は全員呂布軍に組み込まれているものの、強すぎて気に入らない。

 △月■日
 一段落ついたので知り合いと連絡をとることにした。
 ひさしぶりに惇に手紙を出すと、
 「さすがは音に聞こえた名将。次に戦場で会うのが楽しみだ」
 ね、狙われている…((;゜Д゜)))

三国志る その3

2005年10月12日 03時16分59秒 | 三国志
平和を取り戻した濮陽。ふたたび鍛錬や防壁修理の日々が始まる。
鶏飛はこの小さな都での日々が気に入っていた。
同僚と狩りに行き、遠い友人に手紙を書き、民と杯を交わし、都を栄えさせる。
しかしその淡々とした安らかな日々も、この時代においては一つの目的のためであること、
それから目を反らしていた。

そう、都も、民も、我々も、戦うために有るのだということから。

「濮陽に曹操軍が攻めてきました!!!」
再び戦いの幕は上がった。
あの戦いから、周辺の国々もなにかに目覚めたかのように戦を始めた。
その中でこの濮陽は何故か沈黙を保ってきたが、
それを許さぬとばかりに戦場へと引きずり出したのはやはり曹操軍。殿。

周りを多数の群雄に囲まれながら、それでもこの濮陽に矛先を向けようとするのはどんな思惑があるのだろう。
それほどまでに自分を欲しているのか?いやそこまでは奢ることはできない。
もしかしたらそれはただのきっかけであるのかもしれない、たとえば徐州のように。
なれば自分もまたこの矛をもって力の限りに戦おう、その果てを見る為に。


「しまった!!!!こんなところに大穴が!!!!」

また落ちてるんですか、殿。
また突出してるし。

「くっ!火計にかかるとは!!」

あの、かかりすぎです殿。
それはつまり呂布殿がアホすぎてほっとけないといった自分への
アッピールですか、
でも素っぽい。

結局また突出しまくった殿、スキをつき本陣を取ると慌ててとって返す。
しかしいかに殿直属の精兵といえども士気の低さはどうしようもなく、総大将を失った曹操軍はまたしても敗走するのでした。



カンペキで格好良く、でもポカをする殿。
アホで戦バカだけど、がんばってる呂布殿。
どちらも捨てがたく、いまだ鶏飛は乱世に流されています。

あ、また捕まってた張遼ちゃんが帰ってきました。お疲れ。

三国志る その2

2005年10月12日 02時54分23秒 | 三国志
周りの国もそれぞれの都の発展に勤しみ、群雄割拠する乱世とは思えない平和な日々が続いていました。

呂布陣営に属しながらも、殿や惇に手紙を書くことは続けていた鶏飛。
濮陽も発展してきて一息ついたころ、なんの気なしに殿のところに出かけました。
「話がある、儂に仕えぬか」
あまりにも率直な申し出に吹き出す鶏飛。
頭の中には呂布殿の顔や呂布殿に振り回される陳宮殿と張遼ちゃんのアワアワした姿が一瞬にして駆けめぐり、
しばしの逡巡の後、…丁重に断る。
すみません殿、あの力バカの戦バカのバカだけど頑張ってる呂布殿を見捨てておけないのです。

「そうか、また改めよう」
あっさりと引き下がる殿に安堵しながら帰途につく。

次の月。

「曹操軍が濮陽に攻めてきました!!!!」

( Д )     ゜ ゜

今までギリギリの拮抗を保っていた乱世の堰を砕いたのは…まさかの曹操軍。
ていうかもしかしてこれは自分がきっかけ…いやそんなまさか…
アワアワしながらも防衛軍に加わる鶏飛。
こうなってはこれも乱世の定め、力の限り戦い、天命に身を任せよう。

絶対的な物量差、先鋒に出た部隊は壊滅。張遼ちゃんが囚われの身となる。
しかし3人の将に囲まれながらも相手をめった打ちにする呂布殿。ヤバい。強い。強いとは思ってたけど本当に強い。
曹操「しまった!!こんなところに大穴が!!!!」
穴罠にかかる殿。
ってなんでそんな先陣きってるんですか!!!???
大将がそんなところにいるなら本陣はがらあきでは?と思い本陣へ北上。
補給線を切り、じりじりと士気を下げた曹操軍は撤退。

濮陽の平和は守られた!!!

ねぎらいを受け、偏西将軍の位をさずかる鶏飛。
張遼もちょっと埃っぽくなりながらも無事帰ってきた。
しかしもちろん、こんなことで諦めるような殿ではなかったのだ。続く

三国志る

2005年10月12日 02時33分53秒 | 三国志
一度夏侯惇で殿の采配に流されながらぼんやりクリアをしてからほったらかしていた三国志7(PS)を始めてみました。

キャラクターはエディット武将鶏飛。飛ぶ鶏とかいてケイヒ。
放浪でもするかなあと思っていたのですが、ついつい曹軍の人たちと交流していたところ仕官のお誘い。
まあやっぱりこうなるかな…と承諾、した瞬間。
張遼「我が君の元共に戦わないか」
ちょ、張遼ちゃんキターーー!!
張遼ちゃん…張遼ともあろうものが呂布殿のためにわざわざ自ら人材捜しですか?
考えただけでちょっと泣けたので移籍を決意。
大丈夫、殿には惇兄もいるし鶏が価値ある人材であるかぎりけして縁は切れまい。

かくして呂布殿の元へ。呂布殿の都は濮陽一つ、そこに見慣れた名前がみっちりつめこまれている。
あの呂布に「開発してくれ」「警備してくれ」と命令される日々。
なんだか呂布殿が内政をしてるってだけで笑いがこみあげてきます。
仲良くなりはじめ、弓をもらったり給金を増やされたりしていると、
ああ頑張ってるなあ、呂布殿…となんだかよくわからない感動が。
万能の上司に認められる喜びとは違った、頑張る上司に誉められる喜びがここにはあります。

ある日「防壁の修理を頼む」と言われ、はいはい修理修理と始めようとすると
「俺とお前の仲だ、手伝おう」
りょ、呂布殿みずからが防壁修理!!!!!!!!
惇でプレイしたときには一度も経験しなかったその身近君主っぷりに感動。

最強武人たる呂布殿に戦の稽古をつけてもらい、陳宮殿には知力の教えを乞う日々。
そんな折呂布殿が来訪…「鶏飛、政治について師事してくれぬか」
りょりょりょ呂布殿が!!!!!!政治の!!!勉強!!!!
陳宮殿に教えてもらいなよwwwwwwと思いつつも
よく見ると呂布殿の政治はわずか18。陳宮殿は82。
もしかして陳宮殿では高度すぎてついていけなかったのだろうか?
それとも陳宮殿には秘密で特訓するつもりなのだろうか?
どちらにせよなんだか可愛いです、呂布殿。がんばりすぎです、呂布殿。

そのうちに陳宮殿まで戦闘の師事を乞いにやってくる始末、
ああなんだろうこのほのぼの国家は。平和だ。

しかしその平和は思いもがけないきっかけで打ち破られることになるのだった…続く



三国志小説レビュー

2005年07月22日 04時19分20秒 | 三国志
三国志は漫画や小説やら、解説本に至っても思想から人物から名言集からとにかく膨大な量の本が出ています。
今楽天で「三国志」検索したら1000件超えました( ゜∀゜)
あと私のパソは「けんさく」と変換すると「献策」って出すのをやめたほうがいいと思います。

さて膨大な本の数々。私が無双プレイを躊躇した理由も「ハマったら目もあてられない」と言うことがありました。
いやほんと目も当てられない状況です。今。
私が買い求めた本は一部に過ぎませんが基本的には人に薦められたものが多いです。スレとかで。
前々からやっている方には今更感ですが、自分の周りの人とかに勧める時になんか役に立つと思うので割と自分勝手にレビューしてみましょう。

あ、勿論よこしまな観点を含みます。

読みやすさ→本の読みやすさ
萌え→萌えどころのありなし
オーソドックス→一般的な三国志知識との比較。作者の創作度合いなど
オススメ→個人的なオススメ度、一般向けかどうかも含む


とりあえず小説編。
三国志(1)吉川英治歴史時代文庫 三国志(吉川英治)


「まず吉川」と言われる吉川三国志。横山三国志の原作とも言われています。
特徴はその美しいが難解な文章。敷居は高めです。
内容のベースは三国志演義よりですが、曹操が演義であれば悪玉になるエピソードの時、
必ずフォローが入るのが作者の愛情を感じます。
作者がだれかに肩入れすることなく平等な深い愛情を持って書かれている印象があり、
さすが「まず吉川」と言われるだけの事はある、バイブルとも言える基礎知識三国志だと思います。
が、いきなり読み始めるにはなかなか辛いのも確か。三国志全体に興味がある、という人にお勧め。
他の読みやすい三国志を読んでからだと人物や地名を覚えやすいかもしれません。
他の三国志ものを読んでからまた吉川に戻ってきて知識を肉付けしていく、という使い方が一番いいかも?

●よこしまな観点から
曹操が格好イイです。そして可愛いです。強さも弱さも若さも老いもすべて入っております。
惇の出番は少ないですが、殿のみりきの真価が発揮されているので個人萌えならはずせないと思っております。

○読みやすさ  ☆
 萌え     ☆☆☆
 オーソドックス☆☆☆☆☆
 オススメ   ☆☆☆☆

秘本三国志(1)画像なし 文春文庫 (陳舜臣)

曹操好きなら----、と言われる秘本三国志。
特徴としてはその時代の宗教、風俗から騙られる三国志、という切り口でしょうか。
初期は五斗米道の若者、後期はその教母が中心となり、
それぞれの勢力から書かれる事の多い他の三国志ものとは違った印象を受けます。
「できすぎた戦や展開は全てなんらかの陰謀や策略によってシナリオが決められていた」という
一貫したスタンスの上に描かれた三国志。多少好みが分かれるところかもしれません。
内容としてはやや正史より?なによりも「曹操より」ではあります。
しかし君主以外の配下の出番はまったくといっていいほど無く、
曹操の決定は殆ど主人公たち二人の献策や献言によってされています。あげく遺言まで主人公を呼び出してする始末…
個人的には三国志の全てを主人公たちにかっさらわれたようであまり好きになれないのですが、
ほとんどの三国志モノが演義よりだった昔に曹操中心に書かれたという事でかなり斬新な三国志だったようです。

●よこしま観点

無 理
あ、でも曹操と劉備が裏結託して天下三分をしていたとかは萌えるかもしれません
○読みやすさ  ☆☆☆
 萌え     ☆
 オーソドックス☆
 オススメ   ☆

三国志(1の巻)ハルキ文庫 三国志(北方謙三)

「ハードボイルド三国志」と言われる男の格好良さが凝縮されたロマンあふれる三国志。
文章も読みやすく、人物も魅力的に描かれているのでオススメです。
ただ自己流の解釈が多く、ロマンチックかつエンターテイメント溢れた小説ですので、
いきなりこれから始めるとやや偏った知識になるかもしれません。
特徴としては恋愛・エロ表現が物語の重要な部分に絡んでくることでしょうか。
しかし無理矢理いらんところにつめこまれたという訳ではなく、
それぞれの人物像に深みをもたせるものになっているので個人的にはオッケーだと思っています。
内容はやや正史より、劉備が苛烈な性格を秘めながら仁君として立ち、
関羽と張飛と互いの足りない部分を補いながら生きる姿はとにかく男くさい。格好いいです。男臭です。
惇が冷静沈着敬語武将なのも三国志本の中では異彩を放っています。
いやもともと正史ではそんな感じなのですが。
ちょっとやんちゃな殿と常に穏やかな微笑みでもってそれを見守る惇。
この関係は北方でしか見られません。多分。
司馬懿と曹丕の悪友っぷり、互いに認めた悪性と「それをわりと気に入っている」
この関係も特筆ものです。なんちゅうかスゲエ、スゲエよ北方先生。

●よこしま…っていうか上にかいちゃったよ?
殿はやんちゃ生徒会長、惇はメガネの美形副生徒会長
曹丕はサドで司馬懿はマゾ

とかいろいろありますがとにかくものすごい萌え宝庫です。

○読みやすさ  ☆☆☆☆
 萌え     ☆☆☆☆☆
 オススメ   ☆☆☆☆
 オーソドックス☆