買ってしばらくほったらかしていた電撃PS2増刊をやっと開封したのですが、
その中の体験版「雨格子の館」がかなりヒットです。
一見フツーのサスペンス物推理アドベンチャーですが、
「犯人を特定することよりも、見立て殺人の謎を解き明かし、
前もって被害者となるであろう人を推理しその人を守り抜くことが重要」
「殺されるはずだった人を守りきれれば、それ以後のストーリーに大きく関わる」
「登場人物には好感度が設定されていて、高ければいろいろな話をしてもらえ、
また低すぎればこちらの話をまったく聞いてもらえないこともありうる」
これはもしかしてもしかすると、
「実現しようとすれば非常に手間暇がかかるゆえにさけて通られてきた真次世代ゲーム」!!!の匂いがします。
つまり純粋にテキスト量とシナリオ量、
ゲームバランスで手間がかかってるタイプのゲームですね。
絵がキレイーとかフルボイスーとかムービーたくさーんとかではないタイプです。
これは非常にウキウキワクワクします。
とはいえ見た感じ絵も雰囲気も暗くて、
ただ鬱々と殺人事件を解明するというゲームではないかという
危惧感も感じずにはいられません。
どんなに面白くても気分が滅入るゲームは個人的に好きではないのです。
しかしプレイしたらそれらはすっとびました。
いきいきとした登場人物とのやりとりは楽しく、この人達を助けたいと思うこと必至です。
そしてなにより主人公のリアクションがいい。ツッコミのキレがいい。
椿君も非常にツッコミがいい。いいなあ、那須のボケもいいし。
これはよい芸人ですね。ああ、俳優か。全員俳優でしたね。
(設定では登場人物は主人公以外全員撮影の為に館に呼び出された俳優です。)
そしてズバリやおい的に見ても美味しいんではないでしょうか。まだ序盤ですが。
個人的には不思議系少女でありながら、まるで司会者のような素人いじりを
得意とする静奈おねえちゃんがヒットです。
あとはいい天然筋肉ボケをくりひろげてくれる那須と
熱いツッコミをいれてくれる椿君のコンビ。
芸人だなあ。みんな芸人だなあ。(俳優です)
惜しむらくは3月発売って事でしょうか…予約するか……
…って3月くらいにはなんかほかにもたくさんソフトが絡まってるような気が…
雨格子の館 公式サイト