周りの国もそれぞれの都の発展に勤しみ、群雄割拠する乱世とは思えない平和な日々が続いていました。
呂布陣営に属しながらも、殿や惇に手紙を書くことは続けていた鶏飛。
濮陽も発展してきて一息ついたころ、なんの気なしに殿のところに出かけました。
「話がある、儂に仕えぬか」
あまりにも率直な申し出に吹き出す鶏飛。
頭の中には呂布殿の顔や呂布殿に振り回される陳宮殿と張遼ちゃんのアワアワした姿が一瞬にして駆けめぐり、
しばしの逡巡の後、…丁重に断る。
すみません殿、あの力バカの戦バカのバカだけど頑張ってる呂布殿を見捨てておけないのです。
「そうか、また改めよう」
あっさりと引き下がる殿に安堵しながら帰途につく。
次の月。
「曹操軍が濮陽に攻めてきました!!!!」
( Д ) ゜ ゜
今までギリギリの拮抗を保っていた乱世の堰を砕いたのは…まさかの曹操軍。
ていうかもしかしてこれは自分がきっかけ…いやそんなまさか…
アワアワしながらも防衛軍に加わる鶏飛。
こうなってはこれも乱世の定め、力の限り戦い、天命に身を任せよう。
絶対的な物量差、先鋒に出た部隊は壊滅。張遼ちゃんが囚われの身となる。
しかし3人の将に囲まれながらも相手をめった打ちにする呂布殿。ヤバい。強い。強いとは思ってたけど本当に強い。
曹操「しまった!!こんなところに大穴が!!!!」
穴罠にかかる殿。
ってなんでそんな先陣きってるんですか!!!???
大将がそんなところにいるなら本陣はがらあきでは?と思い本陣へ北上。
補給線を切り、じりじりと士気を下げた曹操軍は撤退。
濮陽の平和は守られた!!!
ねぎらいを受け、偏西将軍の位をさずかる鶏飛。
張遼もちょっと埃っぽくなりながらも無事帰ってきた。
しかしもちろん、こんなことで諦めるような殿ではなかったのだ。続く
呂布陣営に属しながらも、殿や惇に手紙を書くことは続けていた鶏飛。
濮陽も発展してきて一息ついたころ、なんの気なしに殿のところに出かけました。
「話がある、儂に仕えぬか」
あまりにも率直な申し出に吹き出す鶏飛。
頭の中には呂布殿の顔や呂布殿に振り回される陳宮殿と張遼ちゃんのアワアワした姿が一瞬にして駆けめぐり、
しばしの逡巡の後、…丁重に断る。
すみません殿、あの力バカの戦バカのバカだけど頑張ってる呂布殿を見捨てておけないのです。
「そうか、また改めよう」
あっさりと引き下がる殿に安堵しながら帰途につく。
次の月。
「曹操軍が濮陽に攻めてきました!!!!」
( Д ) ゜ ゜
今までギリギリの拮抗を保っていた乱世の堰を砕いたのは…まさかの曹操軍。
ていうかもしかしてこれは自分がきっかけ…いやそんなまさか…
アワアワしながらも防衛軍に加わる鶏飛。
こうなってはこれも乱世の定め、力の限り戦い、天命に身を任せよう。
絶対的な物量差、先鋒に出た部隊は壊滅。張遼ちゃんが囚われの身となる。
しかし3人の将に囲まれながらも相手をめった打ちにする呂布殿。ヤバい。強い。強いとは思ってたけど本当に強い。
曹操「しまった!!こんなところに大穴が!!!!」
穴罠にかかる殿。
ってなんでそんな先陣きってるんですか!!!???
大将がそんなところにいるなら本陣はがらあきでは?と思い本陣へ北上。
補給線を切り、じりじりと士気を下げた曹操軍は撤退。
濮陽の平和は守られた!!!
ねぎらいを受け、偏西将軍の位をさずかる鶏飛。
張遼もちょっと埃っぽくなりながらも無事帰ってきた。
しかしもちろん、こんなことで諦めるような殿ではなかったのだ。続く