神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

人生の不幸が9割。

2018年09月20日 | キリスト教


 >>一瞬の喜びを
 苦悩で支払わねばならない
 その喜びに比した
 厳しい身もふるえる割合で

 一時のしあわせを
 なが年のひどい貧苦で
 争って貯めたわずかの端金(はしたがね)と
 涙で満たした手箱とで

(『ディキンスン詩集』新倉俊一さん訳/思潮社より)


 このエミリーの詩にあるように、仮に毎日何かの仕事で1万円稼ぐとして、そのうちの9千900円が何かのことで吸いとられ、自分の手元に残るのは100円だけ……「でも、毎日100円しか貯まらなくても、1か月にしてみたら3,000円だもん!」と思い、人生のあらゆることを耐え忍び……最後にそのコツコツ貯金が報われて、とうとうわたしも幸せになることが出来ました――なんていう、そんな人生を送りたいと希望する方はあまりいないんじゃないでしょうか(^^;)
 
 むしろ逆に、100円くらい苦しみとかつらいことなんかがあるんだけど、他に9,900円楽しいことやハッピーなことがあるからいーや♪みたいな人生を送りたいものですよね。

 たぶん、クリスチャンがマーリン・キャロザース先生の「感謝と賛美」の教えを実践するのは、つまりはそういうことなんじゃないかなって思ったり(^^;)

 自分の苦しみや悩みや痛みを、イエスさまの十字架の前にお捧げし、神さまにそうしたすべてをお委ねしたあとは、イエスさまがそのすべてを背負ってくださるのですから、あとはそのことを感謝し賛美したらいいというか♪

 普通、自分に押しつけられた苦しみとか悩みとか、そうした嫌なものを誰かに押しつけるのは罪悪感が伴うものですが、むしろ逆にイエスさまは喜んでそうしてくださるということなのです。


 >>すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。

 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。

 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。

(マタイの福音書、第11章28~30節)


 だって、何分相手は神の子であり、神そのものでもある方なのですから、何を遠慮することがあるでしょう、と言いますか(^^;)

 一日5,000円分くらい何かいいことがあって、5,000円分くらい嫌なことや苦しいことがあった……でも、その両方を秤にかけたら、ちょうど相殺されちゃって特になんにも感じない――というのも、何か生きていて味気ないですし、でもマーリン・キャロザースさんの「感謝と賛美の教え」を実践していくと、「100円で9,900円も特しちゃった!」みたいな毎日に(聖霊さまによって)確かになってゆくと思うのです。

 もちろん、最初はちょっとコツ☆が入るわけですけれども、これは決して100円投資したら9,900円儲かったというような功利主義的な話ではなく(あくまでたとえ話ですので^^;)、そうしたことにも似た、精神的るんるん♪気分で毎日いいこともそうでないことも神さまに感謝し賛美するなら……最初は4,500円喜びを投資して、5,500円儲けた――というようなことが、この原則の意味を実体験を通して理解してゆくことで、だんだん4,000円投資して、今日は6,000円得をしたぞ!とか、今度は3,000円投資して7,000円だ!というようになっていき、究極、1円投資して9,999円得をした――いえ、もっとすごい、信仰心の強い方なら、1円の喜びで9,999,999円とか、さらには99,999,999円得をする……みたいな、そんなふうに自分の人生を変えてゆけるのではないでしょうか。。。

 まあ、神さまの恵みをこんなふうに金銭的に換算してしまうと、なんとなく下品でいかにも功利的な感じがしてしまいますが、イエスさまもタラントのたとえを用いておられますし、そうした意味なのだと思ってくださいねm(_ _)m

 なんにしても、経済的・物質的なものでなく、精神的な祈りや神さまへの感謝や賛美を1投資して、結局のところ最後には999,999,999×∞倍もの恵みを受けるというのは本当のことだと思います。

 そして、これもまたからし種の信仰に通じることではないかな……と、自分としては思ったりします♪

 それではまた~!!





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