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風に吹かれて

ハーレーツーリングと山旅やクライミング、そしてグルメ

9/14(月) 9/15(火) 南アルプス 甲斐駒ケ岳 北沢仙水峠ルート(一泊)

2015年09月17日 | 登山
9月9日から10日にかけ降り続く豪雨。

アメダスの垂直に伸びた豪雨帯。。。恐ろしい。。。

何時間たっても動かない。。。これが鬼怒川流域をはじめ甚大な被害をもたらした図である。



あけて14日(月)久々の好天。

急遽、深田久弥絶賛の名峰・・・南アルプス『甲斐駒ケ岳』に行くことにした。

まずは芦安村から北岳の登山口になる広河原へ乗り合いタクシーで移動。
その広河原からまた登山専用バスを乗り継ぎ、甲斐駒ケ岳登山口のある北沢峠に移動。

写真は広河原・・・北岳登山口の吊橋にて・・・北岳は残念ながら雲に隠れいた



甲斐駒ケ岳に登るのは37年ぶり。。。その頃の景色も記憶も定かでは無い。

ただ、昔は北沢峠まで徒歩で6時間程度の河原道を歩いてようやく登山口にたどり着いた。

今は登山口までバスで行ける(通年マイカー規制)

。。。アクセスが格段に楽になり人気のルートになった。

写真は北沢峠から北沢をつめ、今日の宿である仙水小屋へ向う登山道。。。

気持ちよい素敵な沢沿いの道が続く。。。。なんのストレスもない道だ。


堰堤の上の水溜りにはイワナの姿も見える。








今日の宿・・・仙水小屋・・・昔ながらのスタイルの山小屋だ。


太陽光を集めた『ヤカン湯沸かしソーラシステム』・・・なんと沸騰近くまで行くそうだ。。。


今日の夕食は宿泊客全員、このテーブルで・・・野外ディナー(ちと寒い)

宿泊客は約30名ほど・・・二食付き7000円なり。


夕食の時間は4時30分・・・消灯7時ジャスト

朝食時間は4時ジャスト・・・3時58分に席に着いたら僕らが一番遅かった。

暗黙のチェックアウト?は4時30分・・・4時30分には僕らの他、お客はすべていなくなっていた(笑)

4時30分・・小屋を出発、もちろんまだ夜は明けていない。暗闇だ。

熊さんと遭遇しないことを祈りつつ、久々のヘッデン使用で夜の登山道を歩きます。

。。。夜の登山道はなかなかファンタスティック。。。



暗闇の中、岩が積み重なる独特のゴーロ帯を抜け、5時に仙水峠到着

空が少しずつ白んできた。

・・・摩利支天のシルエットが圧巻・・・・晴天なり



鳳凰三山もマジかに見える


富士山も綺麗に見える・・・一日中、安定した晴天になりそう。


甲斐駒頂上アタックはせっかくなので多少スリルの直登ルート(冬期ルート)を選択

クサリの設置が一箇所も無い・・・これはいい・・・ちょっとしたバリエーションルートの雰囲気で最高!







頂上・・・・東側の雲海が綺麗・・・富士の姿も綺麗だ


最高に贅沢な珈琲タイム


日本第二の高峰・・・北岳の姿も間近に見える。


下山は巻き道ルートで下山・・・花崗岩の白い粗目が滑りやすい。

本当に甲斐駒の頂上付近は白くて綺麗だ。

日本で一番綺麗な頂上かもしれない。











甲斐駒がガスに包まれます。。。さよなら!・・・また来ます。今日は本当に有難う。


夜通った仙水峠のゴーロ帯を再度下ります。

・・・不思議な岩の光景・・・・まるでロックフィルダム




北沢を下りバス停に向います。

この沢・・・綺麗。気に入りました。


全コース、飽きないとても変化にとんだ素敵な素晴らしいルートでした。