加湿器購入

夜中、ダンナ君はコホコホし、鼻もゴォゴォし、
朝起きると、喉が痛いらしい。

夜、洗濯機を回し、部屋に干しておくと、

咳もなくなり、鼻もスーッと通り、
朝も喉はスッキリしてるみたい。

とゆーことで、初めての加湿器購入に踏み切った。

ダンナ君がテレビを見ていて、チャンネルをパチパチしていると、

偶然、通販のチャンネルで加湿器をしてたらしく、

『これやっ！』とピンときたようで、

それを注文することになった。

と言っても、その通販番組で注文したわけじゃなく、

口コミや、もっとどういうのか調べて、Amazonで注文した。

ええと、ダンナ君が『キラン』となった商品はというと、

あののど飴で有名な『ヴィックスヴェポラップ』の加湿器。

初めて見た時、

『えーーー！？これーー？』
とあまりのステキな外見に自分の目を疑った。

ダンナ君ってば、こんな時までまたご冗談をっ！！
…現実逃避したかった。

これを見る前に、加湿器のランキングとかも見てて、

すっごいオシャレでインテリアの一部になってる加湿器や、

機能を重視して、なおかつ今風なシンプルな加湿器。

どれもこれもカッコ良くて、現代風。

なのに、なのに、なのに、ダンナ君が……、
いいえ、いいえ、私たちが選んだものって…。

何だか、とっても、とっても………、

ステキ過ぎて言葉がありません。

でもでもでもでも、
そうよっ、加湿器として使えれば十分なのよっ。

そうっ、それで十分！！

それで十分なのよっ。
何度も何度も何度も言い聞かす。

最後の注文ボタンを押す間際に、ダンナ君が外出先から

帰って来た。

よっしゃ、もう１回確認できるっ。

最後の望み、

『これでいいねんやんなぁ？
間違ってないやんなぁ？』

って…。

お願い、お願い、お願い。

ぜひ、違うと言って。それちゃうでーって最高の笑顔で言って。

満面の笑みで、





『そう、そう、コレ』




ガクーーーーン、アゴ外れた。

『そうですか、やっぱりこれでしたか。。ハハ。。ハハ』

と、しっかり注文ボタンをクリックして、

もう既に日曜日にお家へ届き、

立派に加湿器としての役目を果たしております。

もうちょっと、あとほんの少しでも贅沢してもいいと思うのに、

贅沢知らずというか何と言うか……。

いいえ、いいえ、これで十分よっ。

ダンナ君のノド・ハナを潤おしてくれるのなら、

何も文句は言いません、バンザーイ・バンザーイ。

決して強がりではないです。強がりでは。。。