ぬるい!砂糖も多い!

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日本でつくってください

2018年04月09日 | 日記
ちょっと前にヒットした「ゼロ・グラヴィティ」という映画を見た。宇宙空間で遭難しかけた女の宇宙飛行士が、危機また危機、苦難また苦難を乗り切って地球に帰還する話。ゆるみのない脚本と演出、精緻なセットと高い撮影技術に舌を巻く傑作だった。

主演はサンドラ・ブロックで、彼女が宇宙服を脱ぐと、ショートパンツとタンクトップという、女体の曲線があらわな姿が現れる。そこで私は「エイリアン」のシガニー・ウィーバーを思い出さずにはいられなかった。エイリアンから必死で逃げようとする彼女が宇宙服に着替えるシーンである。見た人は(男なら)みんな分かると思うが、あの尻のインパクトは強烈であった。私はあのシーンで、「死の恐怖」と「エロス」とが一緒になると強い効果が出ると知った。

「ゼロ・グラヴィティ」の方は「エロス」は前面に出ていない。出していない。そういう「男目線」の映画ではない。ヒットの要因はひとつにはそれかもしれない。しかし、同じシチュエーション、同じストーリーで、永井豪のエッチなマンガみたいなテイストの映画も見てみたい。見てみたいです。はい。

ウルトラマンエースとも戦った

2018年04月07日 | 日記
イエスが磔にされるとき、だれか一人罪人を放免してもらえるというので、民衆がバラバを選んだと伝わっている。総督ピラトはイエスを処刑することに納得がいかなかったが、民衆は「バラバを許せ」と迫り、ついにそうさせたといいうことだ。

私はこの話、イエスに反発する勢力が、イエス憎さのあまり悪党を赦免させたというように理解していた。

しかし、このバラバはなるほど「殺人犯」だが、「暴動」がらみで逮捕されたようにも書いてある。このころエルサレムはローマ帝国による直接間接の支配で、情勢は不安定だったはずだ(じっさいこの数十年後、ユダヤ人とローマ軍とは戦争になりエルサレムは「落城」の憂き目にあう)。バラバが捕まった「暴動」も、反ローマ闘争だったのかしらん。してみると、ユダヤ人にとって彼は「悪人」どころではないことになる。彼らは本当にバラバを許してほしかったのかもしれない。

歴史の本をちょっと調べれば、そのあたりのことが何か分かるのかもしれないけれど、今は長年の思い込みに自力で風穴を開けた快感にひたるだけにしておく。

ブログ再開

2018年04月06日 | 日記
小学生のころ、バッカンという人の『まほうのつえ』という物語を読んだ。主人公の少年が、好きなところに瞬間移動できる不思議なつえを偶然手に入れ、某国の王子を助けて活躍するという話。伝説によると、魔法のつえには「めぐみ」と「むすび」の二種類あってそれぞれの使い道があり、まちがった使い方をするとそのつえは失われるという。しかし主人公には自分がどちらを持っているのかが分からない。彼は冒険を続けることができるのか?王子の運命は?・・・なかなかおもしろい話だった。

さて、そんな本を読んでからかなりの年月が経ち、このごろつれづれなるままに?旧約聖書を読んでいると、『ゼカリヤ書』に、「わたしは二本のつえを取り、その一本を恵みと名づけ、一本を結びと名づけて、その羊を牧した。(11-7)」とあるではないか!

こんなところにネタ元が。