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AT the ORANGE ROOM

暴かれた世界はオレンジのハートを抱きしめながらゆく
昔は音楽をたくさん聴いてたけど今は年中仕事な中年ブログです。

さくらん~どうなんだろ??

2007-02-27 01:37:08 | movie
映画「さくらん」さっき見てきたばっかですが、思うがままにつらつらと述べてみませう。
ネタバレな話をたくさんする気はないですが、そうなっちゃうこともどうしてもあるので一応断っておきます。



で、率直に言ってむずい…
原作目線で「そうきたか」「これちがうな」って見方と
椎名林檎の音楽を堪能する見方と
蜷川実花の映画としてシンプルに見るのとでは見え方が違うと思う。

自分の目線は上二つだけど、
原作通りには進んでないから切って貼ってを気にしちゃうと話がごちゃごちゃしてくるし、
そこに流れる林檎ちゃんの音楽が強すぎるから、画の方が負けちゃってるから、
ちょっと素直には飲み込めなかった。
盛り込みすぎてそんないっぺんには食べれないよみたいな。
感覚で楽しめばいいんかな?
それにしても金魚出て来過ぎだし。(金魚コンセプトは映画オリジナル)
作品のメッセージも大事だと思うから頑張って見たけど。

まぁ、原作はきよ葉編までで、日暮編は映画オリジナルだから後半は普通に楽しんだけど。
(やっぱこの名前って日暮愛葉から来てるのかな??)
林檎ちゃんの音楽もたくさん出て来過ぎじゃない?とか、ここにエレキは合わないよーって思うとこもあるにはあったけど
あれ、これこんな歌だったっけ?とハマり過ぎて震えっぱなしでした。
ぶっちゃけ百色眼鏡っぽいって思っちゃったけど、
どうせなら百色眼鏡長編版みたいに林檎ちゃんの歌から出発する映画をどーんと作った方が面白そうなのに。

やっぱり原作の方が面白いって言っちゃうと元も子もないが、
ちゃんと説明すべきところは説明があるし、端折った所も(の方が?)いいとこたくさんあるので興味がある人はぜひどうぞです。

で、ラストの話に行きますが、
その前に庵野秀明出てたよね!?
ゴリとか出てくる箇所で。
やっぱりダンナ発見ー!とニヤっとしちゃったけどエンドロールで名前見つけられなかったのだ。。
仲良し夫婦だから大体何かあるよね。
エヴァにモヨコキャラが出てきたらどうしよう(笑)

土屋アンナは馴染んでくるとモヨコマンガに出てきそうだなとハマってくるのだが、
周りは普通の人なのでやっぱり浮く(笑)
花魁はやっぱ粧ひ姉さんだねー。
菅野美穂細すぎだよー。
見ようと思えば棚の奥から写真集引っ張り出してこれるけど、
わざわざ見なくても若いときより体つきも色気も違うのが分かります。


で、それほどもったいぶる必要ないけどラストについて。

これって「ハッピーマニア」?
なんか金魚鉢から出たら終わりだけどそれでも出て行く、己の探すものの為に、
みたいな感じが。
やっぱり行き着くところは「ハッピーマニア」なのかなーとしみじみしちゃいましたが、
「さくらん」と「ハッピーマニア」は短絡的に結び付けちゃだめなんじゃない??
根底に流れる「女とは」みたいなのは一緒かもしれないけど。
そういうのを考え出すと難しくなる、書き出しに戻っちゃうけど。

まだまだ未熟者ですかね。
ハッピーマニアが女も男も必携の書だということだけは改めて感じました。


前売り券を家に忘れて当日を買っちゃった…
とにかくじっくり一人で見てみたかったんだけど。
ってことでまだ手元に2枚あるので、そのうち誰か引き連れて2回目にトライしてみます。
2回見れば頭の中で話が整理されそうな気がする…

さくらん
安野モヨコ
講談社

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ハッピー・マニア 1
安野モヨコ
祥伝社

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今年見た映画

2006-12-31 03:19:50 | movie
映画館に足を運んだのは5回です。少ないなーと思ったけど去年と同じだった…
去年はもっと見てたような気がしたんだがまぁいいか。

順番は見た日付順です。

東京大学物語

ソフト・オン・デマンド

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キャラって生きてるんだなーってのをしみじみ感じた一本。マンガ原作なだけに。
自分が見たのは三津谷葉子の体を借りた水野遥だった気がします。
村上くん役の田中圭と激しいカラミを演じた範田紗々、後に大変なことになって今ではその方面で大ブレイクしてかなりビックリした。
ちなみに自分は無料サンプルとかは見たけどちゃんとは見てません。あんまりレンタルで置いてないんだよね。
え?、映画のDVDじゃなくて範田紗々の話です(笑)


ラストデイズ

エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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カート・コバーンの死の直前を想像するという形でカートに捧げられた作品。
ちなみにドキュメントでも事実に基づいてるわけでもないし、主人公の名前はブレイク。
すんごいせつない。すんごい物悲しい。見終わって強烈な虚無に襲われた。
シネマライズで見たけど、渋谷駅前の交差点に一人立って周りがサーッと流れてく、よくドラマとかで見るような感覚に陥ってしまった。
ブレイク役のマイケル・ピットが自分で作って劇中で歌った「Death to Birth」がかなりしんみりする。
この歌のCDが初回特典に付いたDVDを買いました。


やわらかい生活 スペシャル・エディション

ハピネット・ピクチャーズ

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もっとゆっくり生きてもいいんじゃないってのが主題。
寺島しのぶの演技はは本当に精神的に病んでるんじゃないかと心配になるほどすげー。
蒲田が舞台で知ってるとこがたくさん出てきて面白かった。
妻夫木が雑色駅にいるんだよ!ありえねー!
トヨエツがダンスホールをほぼフルコーラスで歌ってるのも聞けます。
寺島&トヨエツ、愛ルケが楽しみです♪


タイヨウのうた スタンダード・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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めっちゃ泣いた。改めてDVDで見たらYUIの演技の未熟さとかも見えてしまったけど、映画館で見たときはYUIの存在感にやられっぱなしで夢中で見入った。
YUIが「Good-bye days」の後に出した「I remember you」のPVでは映画の舞台で”YUI”が歌ってる「その後」みたいになってます。それもまたグー。
プレミアム版の方のDVDを買いました♪


太陽
※DVDはまだ出てないというか、まだ劇場公開中(ビックリ!)

9/1のサービスデーに見たのに…
ロシア人監督が昭和天皇を描いた映画。
ドキュメントというより、戦中戦後の昭和天皇の何日かを切り抜いたみたいな。
スカッと終わる作品ではない。
けど、イッセー尾形の昭和天皇ぶりがはまりすぎてて、「陛下!」と心の中で何度呼びかけたことか。
「あ、そう」がそっくりというか醸し出す雰囲気がなんとも言えん。
私は心温まりました。


上半期は映画見てたのに、下半期は全然でしたな。
見たいのはいろいろあるんですけどね;
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タイヨウのうた

2006-07-31 23:27:13 | movie
せっかく映画のカテゴリーがあるんだから使わないと。
一応今年映画館に行くのは4度目です。

さて、今日の吉井和哉アルバムイベントにハズレたので「タイヨウのうた」をよーやく見てきました。
フェス前に見とかないとって思ってたんだけど。

陳腐な気がするのであまりごちゃごちゃ感想言わないけど、
後半ずっと泣きっ放しだった。
何がどう泣けたかって分かんないけどとにかくとめどなく流れてきて、、
いやー人が少ない映画館でよかった。

「死ぬまで生きる」って言われたらさぁ、もう…
本当「ただ生きるな、よく生きろ」って強く思う。

なんかYUIの歌、言葉、動き、すべてに心揺さぶられてしまう。
どこまですごいんだこの人は。
バス停動かすのはかわいかった☆

「Good-bye days」も4月のライブで披露してもらった時は特に強い感想は持たなかったけど、
映画の中で聴いたら「ああ、そうか」とどんどん言葉が身に入ってきてガン泣き。
日曜に生で聴いたらどうなることやら。

Good-bye days
YUI for 雨音薫
ソニーミュージックエンタテインメント

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赤目四十八瀧心中未遂

2005-12-25 09:14:13 | movie
クリスマスに「ヴァイブレータ」を見るのは痛い…
と言ったけど自分は「赤目四十八瀧心中未遂」を見ました。。。
WOWOWでやってたんだもん。

感想は。。。ムズい。
2時間半の長丁場で注意力散漫になったり、眠気をこらえながらで最後の瀧のシーンを堪能できなかった。
自分はまだまだいろんな意味でそこまで行ってないってことでしょうか。
でも寺島しのぶがこの原作に惚れ込んで綾の役をやりたいって言ったのは25歳のときなんだよなぁー。

今回も寺島しのぶにメロメロデス。
近寄りがたい怖さをまとったかと思えば、ドキッとするほどかわいかったり。
エロいものを期待したけりゃ「ヴァイブレータ」の方がよろしいかと思うけど、
綾ちゃんミステリアスで気になるなー。
「ヴァイブレータ」は一つの旅が終わるのでスカッとするけど、「赤目四十八瀧心中未遂」は後でいろいろ考えます。そのうちもう一回見たいな。


そんな感じでいつのまにかいろいろ映画見るようになってきたなー。前は全く見なかったけど。きっかけは「キル・ビル」です。
今年は映画館で見たのは5本。
「ワイルドタウン 英雄伝説(WALKING TALL)」
「ヒトラー~最期の12日間~」
「Be Cool」
「空中庭園」
「イン・ハー・シューズ」
個人的にはハズレなしだな。
映画館で過ごす時間ってすごく落ち着くし好きなので、来年もたくさん見たいです。
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理由 Re-mix

2005-11-09 04:33:07 | movie
日テレの火サスの後番組でやってた「理由・日テレバージョン」を見た。
宮部みゆきの原作も、大林宣彦監督の映画も見たことないままの初見。

なんじゃ、こりゃ~!!!
さっぱり内容が分からん。というか見ててイライラムカムカしてくる。
それでいて内容自体は気になるからすっごく後味悪い。
日テレバージョンってつまり、映画のリミックスなんですよ。
いきなりメイキングシーンから始まって、どっから本編なのか分からないまま進んでいくし、過剰にテロップベタベタ貼っつけるし、それでいてチョキチョキ切って貼ってだから大事なところが説明不足に陥ってるし。

ってこんなこと言えるのはすぐさま映画のDVD借りてきて見たからデス。
正にリミックス。元の曲を聴かないでいきなりリミックスバージョンを聴いて「こりゃ、いい曲だ」って言う人なかなかいないでしょ。それでいてリミックスの中には原曲がどんなだったかさっぱり分からないくらいにブッ飛んでるのもあるじゃない。そんな感じ。いい例えだ。
っていうか個人的にはあれはテレビ番組としても無しだし、めっちゃくちゃ精魂込めて作った映画に対しても失礼でしょって思う。
これが金曜ロードショーで映画を流した後に日テレバージョン作ってみましたならまだわかるけどさ。
リミックスは原曲あってのリミックスなんじゃい!

映画はかなりよかった!
この映画に引き合わせてくれたことだけは番組に感謝します。
虚構の重なりから見える真実。
各々が紡ぐ主観という名の自分に都合のいいストーリー。
そのつながりで成り立ってる世界。
そもそも現代ではつながってるの?
つながってないから主観がますます自分に都合よくなってるのではないか。
リアルな家族と虚構の家族
殺人事件が結ぶ絆

気の利いたことは言えないけど、下町に建つ超高層マンションで自分の立ち位置はビルにあるかもしれない。だけどビルの根っこの部分、自分が何の上に立ってるかを考えてしまいました。

裕木奈江とか中江有里とか何か懐かしい。
宮崎あおいも出てたりするから時代を感じちゃいます
ってそんなこと言ったらおっさんくさいやないか!

理由 特別版

角川エンタテインメント

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「空中庭園」 4,3,2,1 どう?

2005-11-01 23:59:19 | movie
家族なんて所詮ハリボテです。
計画都市もハリボテです。
形だけ維持したって意味ねーよ。

でも、形が残ってるのはそれなりの心があるから。
うーん、家族って何なんだろうね。
少なくとも今の私にはあまり心地よいものではないかな。

そんなあれこれを考えながら面白く見させていただきました。
不謹慎かもしれないけど監督の犯罪も映画のストーリーの延長線上かもな、なんて。
キョンキョンやっぱりいいっすね
板尾がお見事にまとめ上げる。
ソニンのエロ家庭教師はなかなかです♪

話の展開で重要な場になるのがホテル野猿。
八王子にあるご存知とんねるずのユニット名のあれですが、劇中では「のざる」。
つーか、ラブホシーンばっかりじゃん。
主要登場人物ほぼ全員入ってるし。
素朴な疑問なんですが野猿は回転ベッドなんですか?
→ここ←を見て、「へぇ~、回転ベッドって禁止なんだ~」って思ったばかりだったのでちょいと驚きでした。
演出上ってことなのかな。本当にあるのかな。ちなみにオイラは回転ベッドにはお目にかかったことがありません(笑)

それにしても、最近は清純派女優でも映画なら何してもいいって流れなんですかね。
それともそういう人たちを引っ張り込んで何かさせるのが邦画の流行りなのかぃ?
まーぁ、「鈴木杏もラブホ行く歳だよなー」って思うと妙にリアルな感じが出てきたからキャスティング的にはよかったのかもしれんが。
それで、鈴木杏が連れ込んだ男がカラオケ歌うんだけどそこでかかるのが
「4,3,2,1 どう?」
ですよ!中村一義「犬と猫」だよ。
なにゆえラブホで「犬と猫」!?
この選曲にやられちゃったよ。しかも男はうまく歌えないし。
変なところで内心大興奮な自分でした。
でも、ラブホのカラオケって隣に聞こえそうだからあまり歌えないよね。
一回だけやってみたことあるけど。
はっ!ラブホの話で終わってしまった…余計な話もしちゃったし。。

パンフ買ったからよく読もうっと。
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「Be Cool」をようやく見た

2005-09-29 22:28:51 | movie
やばい!楽しすぎる!

あれこれ言い始めるその前に、この映画みてかなり元気になってきた!やる気になってきた☆
こういう時間は大事だね~。

まずは、ジョン・トラボルタとユマ・サーマン。
「パルプ・フィクション」を彷彿とするシーンが随所に出てきてニンマリしっ放しでしたよ。二人で踊りだした時は、おぉ~(>▽<)でした。

エアロスミスはスティーブンの台詞だけでなく、ライブシーンもあり、ジョー・ペリーにも台詞があってちょと感激。
ってかMTV AWARDSのシーンで主役の面々の後ろの席にひょっこりフレッド・ダーストが座ってるんだよ!それだけの為に出たのか!?なんだかやけに豪華なキャスト陣。

そしてそしてロック様!!!
出ずっぱりですよー!オイシイとこ持ってき過ぎですよー!
ここで片眉上げるのが見られるなんて☆しかも3回くらいやってた。
トラボルタとユマ・サーマンとの3人のシーンはジーンときたね。WWFのロッキーがビッグになっちゃって。
ロック様ご自身は暇さえあればプロレスに戻りたいようですが、一本撮り終わったらまた次の映画とスケジュールがびっしりのご様子。
確かに今のWWEは面白くないし、HBKがロックは戻ってくるべきだと言うのも頷ける。
けど、自分はロック様が出る映画をもっと見たい。ロック様のおかげでいい映画に巡り合ってるし、ロック様の演技は自分を震えさせる何かがある。
THE ROCKがハリウッドスターになる夢を自分も追いたいのだ。

ロック様の映画を観終わって席を立つ時って、いつもあのセリフを叫びたくなるんだよねー。

If you sme~~~ll
what THE ROCK
is
cooking!!

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ヒトラー~最後の12日間~

2005-09-15 23:49:43 | movie
昨日(今朝?)のブログを書いた余波で観にいってきた。調べたら家の近くは今週限りだったので。
「Be Cool」も見たいんだけど「パルプフィクション」を見てから見たい。けどまだ見れてない…

ヒトラーは本人そのものかと見まがう程。ドイツ人俳優を揃えてドイツ語が飛び交う様はかなりいいです。
しかし。断片的に寝てしまったので登場人物が誰が誰だか分からない…ヒトラーが狂乱しだしても付いてく人がいるのはこんな小男のなにがいいんだと不思議。ヒトラーに限らず誰でもこうなり得るのだろうな。
あの日々をドイツ人自身が描くって物凄いことだ。もう一度見ます。
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