祈りを、うたにこめて

祈りうた(信仰くねくね  距離―おやこ)

距離―おやこ




子どもより親が大事と思いたい 悔やみながらそう書いた小説家

病んだ子どもと代わりたい 涙でそう綴った詩人

わが子をかばって焼け死んだ原爆の母

―誰だろう、私が似ているオヤは?




叩いたこと あります

夕飯抜きにしたこと あります

いまでも頬を打った掌が痛みます

ご飯が今でものどにつかえます



3 川柳

父知らで 父となりたる 怖い奴


父という 生き方うずく オヤシラズ


「オトウサン 」 自称しながら 浮いてく歯


天の父 まだまだ遠慮 甘えない


「わが父」と 呼びかけてみよ 天あおぎ



★たんぽぽの 何とかなるさ 飛んでれば 
★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。

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