
駅から距離はあるが、首都高の高架沿いにあるので道に迷いにくい、その意味で決して遠くはない。こないだの第二日の出湯のように道に迷えば30分、40分かかるが、ここは銭湯マップにある通り10分で到着。電光看板が良い塩梅に昭和臭。立派な宮造りだが、煙突が見えないなあ。牛乳石鹸ののれんをくぐり、中へ。週末銭湯でルンルン気分とはいえ、傘の処置(玄関正面に傘立て)は面倒くさい。
さすが羽田銭湯、リニューアルはされてますが、今でも番台。大女将に湯銭とスタンプ帳を。数字パズル、6番はちゃんと空いてますよ(笑)。
内装も素晴らしい。白塗りの折り上げ格天井。庭の池の鯉がすごい!50cmくらいはありそうな錦鯉が一体何匹いるんだ?羽田銭湯恐るべし!「湯を沸かすほどの熱い愛」のポスター、そういえば明日からロードショーだな。体重計はKeihokuの古いやつ。浴室入口横には定休日(毎週土曜)の貼り紙。BGMは80年代Jポップス、すでに演歌よりも演歌的な空気を醸し出しています。
浴室へ。湯道具は無地黄色桶とクリーム色台形座椅子。かなり大型銭湯、島カランが2列あります。カラン数は左側女湯側から6・5・5・5・3・2。
ペンキ絵にビックリ!このタッチ、中島さんでも丸山さんでもないぞ、さては田中みずきさんか?まあ先週の第二日の出湯のシンゴジラのペンキ絵はみずきさん作だけど、一般的な銭湯ペンキ絵とはずいぶん違っていたからなあ。
そのペンキ絵の特長は2点。先ず富士山の裾野が非常になだらか。そのおおらかさが素晴らしい。第二に浜に押し寄せる波しぶきがとても優しい感じ。波がないわけではない、かといって、早川さんのような力強さとも違う、見ていて穏やかな気持ちになれる波。なかなか個性がしっかりあって良いペンキ絵。
さて浴槽。右側がL字型に手前に飛び出ているのでそこから。おっ、なかなか熱い湯だ、44度くらいあるのかな。奥にジャグジー的な激しい床バブル。中央浴槽は座風呂2人分。見た目ジェットバブル装置は止まっているように見えますが、実は軽くジェットが出ています。
やはり最近はぬる湯ブームで熱い湯は人気がなく、左側のぬる湯が常に誰か入っている状態。マイクロバブルのようで少々白濁しています。手すりの右側が深湯、左側が寝風呂になっています。
おっと、忘れちゃいけない、大田区なら無料で利用できるサウナにも入らないと>入口右手。ちょうど良い温度で、3分間砂時計を利用しましたが、やっぱり砂が落ちきるまでがまんできずに出てしまうひ弱なオイラ(爆)。
湯上がりは明治コーヒー牛乳110円。やっぱり週末に1週間の疲れを取るには、銭湯が一番だなあ。あれ、冊子版の1010が復活したのかな?
帰りに栄湯(羽田4-21-15)の跡地を探索。現在は白黒2棟のマンションになっていました。先週の第二日の出湯からの帰りは午前様になってしまったが、今日は日付が変わらないうちに帰りたいなあ。と言う願いもむなしく、電車が遅れています(T_T)。
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