DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

人類を瞬滅せよ

オウム幹部が処刑されて1ヵ月近くが過ぎた。結局、彼らがテロを起こした理由の明快な回答は得られないまま、首は斬り落とされた。個人的には、今後オウムのような集団は十分に現れる可能性があると思っているし、そもそもアレフだって解散せずに残っている。その回答を探る機会を失ったことは残念極まりない。
 要は、ホロコーストのような優性思想さえあれば、通りすがりの数名のレベルではなく、100万人単位の虐殺を行う集団テロに犯行の理由付けする余地は今でも可能である。これらに明快に反論しない限り、テロ集団は再び現れると思っている。
 以下が私個人が、人類を瞬滅すべきと言う結論に帰着しうる論拠である。私は大量虐殺するような技術は持ち合わせていないが、オウムのように高い能力を持った人たちがテロ集団を形成すれば、第二の、いやそれ以上の虐殺は起こりうる。これに対して明快な哲学的回答を用意することは現代社会の喫禁の課題である。

・人類は地球上の全ての生物種の3分の2を消滅させた
 この半世紀で地球上の全生命種の3分の2頑張った消滅したと言う。1%とかの数字であれば、自然淘汰の範疇だろうが、3分の2と言う数字は明らかに人類による開発事業が生命種を死に至らしめた、と考えるのが普通だろう。最近の殺人的な猛暑も、人類の影響は大きい。火星移住を考える前に、まず地球環境をなんとかすべし。

・競争を是とする気質
 たとえ戦争が収まっても、オリンピックだのワールドカップだの、基本的に人類には競争したがる気質がある。他の動物では雄による雌の取り合い以外で同じ種との戦いはしない。人類だけが突出して好戦的な動物であり、人類がいなくなれば、食物連鎖関係、自然災害関係以外で死の危険性を感じることはなくなる。何よりも、「私がやらなくても、きっと他の人がやっているはす」などと言う言葉が己のやっていることを正当化し、第三者の利害を考慮しない姿勢での「進化」を誰も止められず、物言わぬ層が絶滅していく一方となる。最終的にはめぐりめぐって、自身の首をも締めることになるだろう。

・人類は爆発的エネルギーを消費している
 火力発電か原発か、と言うレベルの話ではない。石油を燃やせば二酸化炭素、原発を動かせば放射性廃棄物。さらにゴミなど廃棄物は、人類だけが再生不可能なゴミを出す。割り箸はほぼ滅びた、ストローも紙資源再利用に向かっている。
 問題はそれが再生可能か不可能か、と言う問題ではない。今後も人類は新しいものを発明し、その都度こうした公害問題を起こす。今後もこういう地球への迷惑行為を続けるなら、人類には死滅してもらいたい、と考える思想は絶えず出現する。
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