
ちょっと古いビル銭湯。2階建てですが、2階は人住んでるのかな。コインランドリー併設。入口正面は何もありませんが、花王石鹸ののれんをくぐり、下駄箱の手前に廃業告知。手書きです。正確には、年明け1月2日の朝湯(8時~13時)をもって廃業とのこと。あと、「サウナはやってません」の貼り紙。
下駄箱に靴を入れ、中へ。番台の大女将に湯銭とスタンプ帳を。ビル銭としては天井高いかな。なんと、乱れ籠が現役です、その時間は誰も使ってませんが。体重計(Kubota のデジタル)が番台の目の前、と言うポジションは珍しいな。よく見ると、番台の下には活字での廃業告知、こちらは12/31までとなってます。
浴室へ。湯道具は無地黄色桶(もちろん関西サイズ)と青緑色の丸座椅子。島カランは1列半(左側島カランは右側片面のみ)、カラン数は左側外壁側から4・5・5・5・6。
浴槽奥の装飾はチップタイル絵、4枚羽根の風車が2機ある風景。
浴槽は3槽。左側浅湯は床バブル。ガリウム石温浴泉になっています。真ん中は座風呂2人分。右側深湯はわずかな床バブル。しかしなかなか熱め、さすが浴室入口に「ここは銭湯です。湯は熱いです。無闇に水で埋めないでください。」と書いてあるだけのことはあります。サウナはやってません、と言う入口の貼り紙の通り、サウナはすでに営業終了。
湯上がり、残念ながらお風呂ドリンクはありません。正確には、お風呂ドリンク冷蔵庫が空っぽ。空き瓶入れにはラムネ瓶が。番台は大女将から若女将に交代。
帰りは予定通り大岡山方面へ。少し行けば駅まで一直線(距離はありますが)の個人商店街通りがあり、こちらの方が道に迷いにくそう。でも大岡山駅からいくつも個人商店街通りがあるので、それを間違えなければ、と言う条件付き。大岡山からは目黒線、都営三田線経由で。おとといも三田線に乗ったばかりだ(区間は違うけど)。と言うことで、近所の方はここで来年の初湯に浸かるのをオススメします。


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ステキですね。
貴重な記録でもあります。